羽田空港のロビーで出会った紳士は、後ろのから見た時、40歳代と思いましたが近くで見たら70歳代も後半のようでした。
服装も姿勢も持ち物も身のこなしも実に颯爽とした清々しさを感じました。
普通のオジサンを紳士とは表現出来ないものです。
一定の年齢のオジサン、オバサンを紳士、淑女と言わしめる理由がありそうです。
人の何倍も知識、情報などを持っていても紳士、淑女と言えない方々もいます。
紳士、淑女の共通点は、身体全身とその周囲からオーラを感じる事なのでしょう。
オーラはその人の潜在した才知と、風采によるものではないでしょうか。
知識や情報を多く持っている学識者の全員からオーラが出ている訳でないようです。
空港で出会った紳士の着ていたスーツは、決してブランド品でないようです。
背広のポケットは膨らんでおらず、ズボンの折り目が決まり、靴がピカピカです。
顎を引き、背筋が張った姿勢、髪が整い、真っ直ぐ前を見て歩く姿がとても印象的でした。
人によってはあえて紳士、淑女を意識させないような生き方をする方々もおられます。
気楽に肩を張らない生き方も尊重されるべきと思います。
しかし、は紳士、淑女と言われる方々は意識しているのでなく極めて自然の姿なのです。
紳士、淑女を装っても雰囲気やオーラは微妙な姿を写すのだと思われます。
足の親指に意識して体重を載せ、腰の付け根の背筋に力を入れて歩きます。
自然と顎が引け、背筋がピンと張ってきます。
中身の無いオジサン、オバサンでも見た目だけの紳士、淑女は、装う事が出来そうです。
さて、今日は北海道を離れて海外研修の出張に出ております。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新