工務店やハウスメーカーの営業費用とは、受注契約するまでにかかる費用の事です。
この営業段階での経費は、建築する家に反映はありません。
ユーザーによっての営業費は、限りなくゼロに近い方が良いわけです。
しかし実際には誰が営業活動しなければ家づくりに達する事もありません。
そのためには膨大な費用が掛かります。
大量に家を売ると、住んでいる施主からその快適性を評価され、新しい施主を紹介される事は極めて難しいのです。
言葉では幾らでも云えるのですが、「快適性」とは住んでからでなければ分かりません。
外観が美しく快適そうに観える家でも、断熱性能等がなければ、お施主からの口コミ紹介は難しく、キャッチコピーの限りを尽くし、次の受注営業に邁進しなければなりません。
私達地域工務店でも契約金額の平均5%近くの営業費がかかっています。
地域工務店でも2,000万円の契約を行なうまでに100万円もの費用が掛かっています。
見学会のチラシや打ち合わせに通う交通費、人件費がその営業費となります。
ハウスメーカーの住宅営業では、住宅展示場、テレビCM、新聞広告、チラシなど、いずれを取っても高額で、契約金額の30%以上にも及ぶのです。
公表される住宅会社の商圏で建てられる家の数と、広告宣伝の手法、住宅展示場、営業マンの人数などで試算しますと、その営業費がおよそ計算できます。
2,000万円の契約では、その時点で既に600万円ものお金を費やしている事になります。
家を建てると施主様が工務店の営業マンになってくれるような工務店経営を行うべきです。
良い家づくりとは、快適性能が担保され、メンテナンスフォローで成立します。
さて、私は晴れ男、今朝は快晴の東京でした。
私が東京を後にした午後には雨となったようで、写真は北斗市本社屋で快晴です。
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