住まいの中で何気に吸っている空気は、大人一日24時間でドラム缶50本にもなります。
意識せず吸っている空気ですが、その空気のクオリティーを思考しなければなりません。
温かさ、涼しさ、蒸し暑さもその総ては、空気クオリティーが根源となっています。
家の空気クオリティーを向上させるには相応のイニシャルコストが掛かります。
家づくりの施工業者は、眼に見えない空気にお金を投資されるより「快適そうに観える家」を売る事で競争してきました。単なる高気密・高断熱では室内空気が汚染されます。
空気のクオリティーとは、気温、湿度、輻射熱、空気の動き方などが大きく関わります。
外気を多く取り込むと気温、湿気、乾燥、花粉、埃、煤煙、PM2.5の影響があります。
私達は、最小限換気量で、家屋内を森林並みの空気クオリティーにする研究が必須でした。
賢い人は、外観、内観より先に先ずは空気のクオリティーを重視します。
大きな要素は「調湿」つまり湿度を一定化させる家の機能を備える事です。
湿度コントロールが出来るようになると、必然的に家の寿命も長くなります。
ファースの家は、普通の家より、空気クオリティーを向上させるため10%ほどのイニシャルコストが掛かります。それでも金銭的には省エネ分で完全に元が取れるのです。
更に快適で、病院に通う確率が低くなり、医療費削減も含めると大きなメリットがあります。
今日は信州飯田市のFAS加盟工務店、株式会社U建築様(三村勇二社長)が主催された住宅フェアで、「賢い人の家づくりは空気の質に投資する」のテーマで講話させて頂きました。
「住んで後悔しない家づくり」は、空気のクオリティーに拘ることなのでしょう。
写真は、人口約10万人、南洲地域の盆地に位置する飯田市の画像です。
さて今日は日本各地で30℃を超えた真夏日となりました。
明日は東京事務所で仕事をしてから涼しい北海道北斗市本社に帰社します。

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