今朝の北海道新聞の紙面に大きく弊社福地建装が開発した「雪の積もらない屋根」に、公立はこだ未来大学との共同開発した「降雪予測センサー」の稼働成功を見届け、販売を開始したとの報道がなされました。
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福地建装ファース本部開発の「雪の積もらない屋根」は、元々天井裏に冷暖房に使用するエアコンが設置されており、降雪地域では、もう一台の融雪用エアコンを取り付けます。
天井裏断熱としてネット下地にエアクララを発泡断熱しておりますが、これを屋根面断熱に変える事で、断熱施工の費用は大きく変わりません。
屋根のトタン下地の合板の下には、6㎜スレートを張り、その下に高さ15㎝の空洞をコイル状になるよう、厚さ30㎜、高さ150㎜の板を立てます。その突端にエアコンから送られた温風を流し込む口を開け、シロッコファンで天井裏の片方から引き込みます。
したがってエアコン一台に、シロッコファン1台と集熱ホッパー程度で済みます。
それに「はこだて未来大学」と共同開発した降雪センサー(数万円を想定)を設置する事で、雪の降る3時間前に温風ファンがオンになり、降雪が止むとオフになります。
これは温度、湿度と気象データを複合して予測しますが、天気予報が晴れとなっていても突如として雪が降る場合があり、そのような降雪にも反応する事が確認されました。
降雪地域のファースの家には、50万円程度のコストアップで設置が可能と思われます。
他の家の屋根に雪が積もっているに、ファースの家には雪が積もっていないと云う事になり、高齢化が進む社会です。降雪地域での家づくりには潜在需要があると思います。
まだ実績数が極小なので、FAS加盟工務店様とユーザー様とのしっかりとしたヒアリングを行う必要があります。当面は個別対応となります。

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