豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

開口部の性能を精査する…北斗市・本社

2023-01-14 16:00:27 | Weblog
開口部の性能を精査する…北斗市・本社
窓がなければ住宅そのものは成立しません。
建築基準法でも窓の大きさを規定しています。
そもそも窓のない住居には、住む人などもいないと思われます。

ところがこの窓は、もっとも多く熱を逃がすので断熱性能を保つため色々な工夫が。
熱を逃がすだけでなく、太陽熱を透過させるため夏場の冷房対策も必須となります。
画像は樹脂専用のサッシメーカー「エクセルシャノン」の断熱サッシです。

開口部(窓)の大半をガラスで占めています。
そのガラスの断熱性能は向上させることが極めて難しいのです。
ファース本部では、グラスウール断熱材250㎜に相当する超高断熱ガラスを発明しました。

このガラスを受けるサッシ枠は存在しないので、枠を付けずに開口部を壁とみなして外壁材として取り付けました。
そこまでは4シーズンの耐侯試験を経ています。
現在は、数棟の実際に人の住む家に取り付け、経年変化を調査研究中です。

住宅建材は、寒さ、厚さ、暴風雨、暴風雪、乾いた空っ風、太陽の紫外線などの影響を考慮しなければならず、それも数十年以上の耐侯性が求められます。
実験装置で結果が出て歓喜しても一過性しかありません。

実際にお金を戴いて住める家に採用するには、何年もその性能保持を確認します。
画像のサッシ枠はエクセルシャノンの渾身の断熱サッシであり、枠の結露を軽減させた唯一のサッシ枠です。
ファース工法は、そのような経緯を踏んだFAS工法専用部材で構成しているのです。

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道南家づくり

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