豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エアコンの仕組み…北斗市・本社

2025-01-20 16:48:14 | Weblog
エアコンの仕組み…北斗市・本社
今日は、季節外れの高い気温で推移した道南の北斗市でした。
それでも最低気温は-4度ですから、暖房を欠かすことは出来ません。
エアコン暖房は、吸い込んだ外気に室内空気の気温10度を加温します。

外気温0度の時は、エアコン室外機(画像)の中を循環している冷媒ガスが自動的に10度低い-10度となり、外気に晒してその10度を室内機に運び込みます。
室内温度が5度の時は、10度加温され、吹き出し温度が15度となります。
室内気温が15度になると、それに10度加熱され、25度の空気が室内機から出てきます。

家の断熱性能が悪ければ、室内気温上昇に相当の時間を要して電力量を消費します。
特に住宅の断熱材や窓ガラスの断熱性能と省エネ効果は、完全に比例するものです。
北海道のような寒冷地では、南面に熱吸収タイプのガラスを取り付け、北側には断熱性の極めて高いトリプルガラスに、室内側に熱を跳ね返すLow-E機能を付けるべきです。

昨今では温暖地でもトリプルガラスで冷暖房の省エネを行う家づくりが多くなりました。
家の断熱性能とAPF(エネルギー消費効率)は比例するものです。
エアコンには、1kwの電力消費で何倍のエネルギーを汲み取ったかを示す成績係数をCOP(JIS規格)やAPF(通年エネルギー消費効率)を必ず表記されています。

エアコン購入時は、このAPFの高い数値でおおよその電力消費量を計算できます。
「APF5」と表記された仕様のエアコンは、1kwの消費電力で5kwの暖房が出来ます。
当然APFの高いエアコンは価格も高くなりますが、直接電力料金に関わります。

またエアコンは、稼働時に多くの電力を消費します。
こまめにエアコン電源の入り切りすることは、必ずしも節約になる訳ではありません。
特に断熱性能の高い家は、連続稼働の方が省エネになる事は確実なのです。



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