スプレー発泡断熱工法の公的認定まで…北斗市・本社
日本の住宅の断熱は、グラスウールを基軸にして基準等を整備してきました。
私も40年前は、グラスウール断熱をいかに上手に施工するかに苦悩していました。
グラスウールの外部に、スチレンボードを外張り採用したのが40年前です。
そのうちにグラスウールを省略、スチレンボードだけで外断熱工法を行うようになります。
出来た家のお施主さまには、とても喜んで貰いました。
私自身が足場の上で作業するのですが、施工手間が掛かるため採算性に問題が。
平らな壁面は良いのですが、壁と屋根や床との取り合い部分に多大な手間が掛かります。
これを解決すため、継ぎ目を、簡易スプレー発泡ウレタン樹脂断熱材を使いました。
そのうちに床面、壁面、天井面(屋根面)の総てを難燃性ウレタンスプレー発泡断熱材に。
このファース工法は、公的認定をされるまで5年間の歳月が掛かりました。
前例がなり、可燃性で危険、環境ホルモンのリスク、施工時の安全性などと、日本で初めての公的認定に交付には、山のようなダメ出し課題が突き付けられました。
壁の内側通気層を空気が上昇して空気循環を行い、天井裏に設置したエアコンで全館完全輻射熱冷暖房方式を行う事が前提です。
※画像はファース工法断熱施工中です。
ところがその通気層に火が入ったら、一気に丸焼けの火事になるのは誰もが予測つきます。
そもそもウレタンスプレー発泡断熱材は可燃物ですから、当然の指摘事項です。
ウレタンを何処までの難燃化が要点です。
構成する原液に「イソシアネート」と「ポリオール」の成分対比を何度も繰り返しました。
毒性の強い「イソシアネート」成分を多くすると難燃性の出るのは分かっていました。
しかし断熱性能や密着強度などが弱くなるため、絶妙な成分比を求めたのです。
また触媒もフロンは温暖化効果ガスでしたが、温暖化係数ゼロのガスの封じ込めに成功。
平成元年の認定申請から5年の歳月を経て平成5年4月、日本で初めてファース工法は、公的認定書が交付されました。
その後には他類似工法が次々と認定されています。
毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり
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私も40年前は、グラスウール断熱をいかに上手に施工するかに苦悩していました。
グラスウールの外部に、スチレンボードを外張り採用したのが40年前です。
そのうちにグラスウールを省略、スチレンボードだけで外断熱工法を行うようになります。
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私自身が足場の上で作業するのですが、施工手間が掛かるため採算性に問題が。
平らな壁面は良いのですが、壁と屋根や床との取り合い部分に多大な手間が掛かります。
これを解決すため、継ぎ目を、簡易スプレー発泡ウレタン樹脂断熱材を使いました。
そのうちに床面、壁面、天井面(屋根面)の総てを難燃性ウレタンスプレー発泡断熱材に。
このファース工法は、公的認定をされるまで5年間の歳月が掛かりました。
前例がなり、可燃性で危険、環境ホルモンのリスク、施工時の安全性などと、日本で初めての公的認定に交付には、山のようなダメ出し課題が突き付けられました。
壁の内側通気層を空気が上昇して空気循環を行い、天井裏に設置したエアコンで全館完全輻射熱冷暖房方式を行う事が前提です。
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ところがその通気層に火が入ったら、一気に丸焼けの火事になるのは誰もが予測つきます。
そもそもウレタンスプレー発泡断熱材は可燃物ですから、当然の指摘事項です。
ウレタンを何処までの難燃化が要点です。
構成する原液に「イソシアネート」と「ポリオール」の成分対比を何度も繰り返しました。
毒性の強い「イソシアネート」成分を多くすると難燃性の出るのは分かっていました。
しかし断熱性能や密着強度などが弱くなるため、絶妙な成分比を求めたのです。
また触媒もフロンは温暖化効果ガスでしたが、温暖化係数ゼロのガスの封じ込めに成功。
平成元年の認定申請から5年の歳月を経て平成5年4月、日本で初めてファース工法は、公的認定書が交付されました。
その後には他類似工法が次々と認定されています。
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