住宅の北側は、何処も開口部(窓)を小さくとります。
窓ガラスは、太陽の照っている時は大量の日射熱を取得します。
一方で熱を逃がし易いので、必然的に日の入らない北側の窓は小さくなるのです。
私は住宅北側に極めて断熱性能の高いガラスを取り付けようと多くの研究を行いました。
ガラスを扱う那須塩原市の星野アルミ建材様には、ガラスアッセンブリ設備があり、積極的に研究開発に協力してくれました。
更に法政大学准教授で工学博士の川久保俊先生にも研究に参加して頂きました。
出来上がったガラスは、トリプルガラスの着用法に行き着いたのです。
機能付きトリプルガラスを適度に使用すると極めて高い断熱性能を発揮します。
サンプル試験では、グラスウール断熱材200ミリに相当する断熱力がありました。
600ミリ×600ミリの小さなサンプル試験は、数十種類の実験を行いました。
その結果では、機能付きトリプルガラスの装着方法がキーワードのようです。
人さまの家で実験などは出来ないので、新築中の我家のファースの家に装着します。
写真は断熱ガラスの装着枠で、幅1m×高さ2mのガラスが11月上旬に入る予定です。
開け閉めが出来ないので断熱ガラス壁(グラスウール200ミリ相当のUA値約0.22)となりますが、北側をデッドスペースにしない始めての試みとなります。
特許出願を行い、あくまでもファース工法専用部材として使用するつもりです。
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