2020年から住宅の断熱性能が基準から規制となります。
つまり基準に満たない住宅は、建築そのものが出来なくなります。
つまり断熱性能には、気密基準が示されておりませんが、どんなに断熱材を厚くしても隙間があれば熱など直ぐに入れ替わってしまいます。
基準があろうとなかろうと気密性能が担保されていなければ、住んで満足する家づくりなどはできません。
その気密性能をあげると家屋内部が人の生活で汚れるため、換気が必要です。
換気と云うのは外の空気と入れ替えすることで、外と同じにすること。
とても矛盾するのです。
矛盾しないようにするには熱交換式換気扇を用いることです。
熱交換というのは、ヒトの生活で汚れて暖かい空気と、綺麗で冷たい外の空気をエレメントと云われる「素子」で交差させ、熱回収(湿気も含む)する換気扇です。
一般住宅用の熱交換式換気扇の有効換気量は、せいぜい200㎥程度です。
一般住宅では、隙間から出入りする自然換気量が1000㎥を軽く超えます。
高額な熱交換式換気扇を取り付けるには、極めて高い気密性能を持った家に限るのです。
「熱交換式換気扇」完備のキャッチコピーの場合は、気密性能を確認すべきです。
写真は私達が供給しているファースの家に採用している熱交換式換気扇です。
新潟県の一般ユーザーさまからのご質問にお答えしました。
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