豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

孔のあいたファイヤーストッパー…北斗市・本社

2022-09-24 16:32:44 | Weblog
孔のあいたファイヤーストッパー…北斗市・本社
樹脂のスプレー発泡断熱材は可燃物です。
ウレタンフォームは、ポリオールとイソシアネートの成分反応で難燃性を構築します。
それでも燃えなくなる訳ではなく、炎をあてれば燃え上がります。

それを壁面にスプレー発泡断熱材と使用するには、それ相応の対策が必須となります。
画像は、「ファースの家」の壁の中ですが何ヵ所かに孔のあいたプレートが入っています。
この孔の大きさと数に秘訣があり、それが特許にもなりました。

可燃性のウレタンフォーム(エアクララ)をスプレー発泡施工する前には、この「孔のあいたファイヤーストッパー」を取り付けます。
この孔の大きさと数を特定するまでには、繰り返した実験用の壁を何個も丸焼けにしました。

「ファースの家」は、換気され冷暖房された空気を、天井裏から強制的に床下に送り込み、床下の気圧を高くします。
行き場を失った床下の空気は、外皮(外壁)の内側にある通気層から天井裏に押し戻され、絶えず空気循環しています。

この壁の中の通気層に「孔のあいたファイヤーストッパー」を取り付けするのです。
見事に炎は消えます。
過去に2件の火災事故がありましたが外壁は燃えませんでした。
ファース工法は見えないところにも色々な気配りや工夫を施しています。



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