今日はマニラから50キロ、マロロス市まで足を伸ばし、栄住産業フィリピン法人が試験を行って実験ハウスの施工現場を見学させて戴きました。
フィリピンは燃料不足で極端に電力料金が高額なのだそうです。
栄住産業さんは、現地法人を設立して太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、電力会社の電気を一切使用せずに快適な生活が営める事を目的で色々な実験を行っておりました。
今日の訪問先はまさにその実験住宅の施工中の現場です。
フィリピンは、スコール以外の時の陽射しが強く、一年中の日射量が多いと言います。
その地域的な気候特性を考慮すると太陽光発電は最適なのでしょう。
課題は太陽の沈んだ時間帯の電力を溜めておく事が重要となります。
栄住産業さんは、独自の技術を駆使して太陽光発電した電気を効率良く溜め込み、夜や曇り、雨の時などに不足なく電力供給を行う仕組みづくりを試験しておりました。
まさに国情や地域性などを考慮すると実に的を射た仕組みづくりだと思われます。
写真は工事に携わる現場作業員が歓迎してくれました。作業員の全員がフィリピン人です。
後ろが施工現場ですが、日本から持ち込んだしっかりと足場を使い、日本式の現場管理が為されておりました。今日は気温36度もありましたが、灼熱も気にした様子もなく、人懐こい応対をしてくれる彼たちが栄住産業さんの日本人スタッフに好かれる理由が解ります。
他には既に試験住宅が完成して立証実験を行っている家も見学してきました。
陽の照らない時間帯に安定供給出来る蓄電池キャパシティーの兼ね合いが大切になります。
フィリピンでの実験が上手く行くと我国日本でも汎用できそうです。
瓢箪から駒が出ると言いますが、発展途上のフィリピン用が我国日本にも向く技術かも。
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