クッションなどに使用しているスポンジもウレタンです。
スポンジは、ウレタン連通気泡ウレタンと云います。
私達が断熱材として使用しているウレタン断熱材は、気泡率で断熱力が大きく異なります。
ウレタン断熱材は、いわゆる膨らし粉のような添加物で倍率を高めることが可能です。
気泡倍率を高くするとウレタン原液は少なくて済みますが断熱力と引張力が下がります。
独立気泡率は、高くすると断熱力と引張力等のフォーム強度が高くなります。
私達のファース工法のウレタン断熱材は、倉敷紡績が専用に処方して製造しました。
独立気泡率96%の断熱材ですが、殆ど湿気を通しません。
残りの4%は木材の呼吸を促すため、意識的に設えた割合です。
ファース工法専用ウレタン断熱材「エアクララ」は、商標登録しました。
このエアクララをクラボウさんは、特別にIBEC認定を取得しています。
可燃性のウレタン断熱材ですがファース工法は、火炎が通気層に入った際に孔の空いたファイヤーストッパーが火炎を止める効果を発揮します。(画像参照)
また独立気泡率を高くしなければ密着強度が出ません。
ファース工法の家は、完全に構造体を密着力でグリップしており、大きな耐震(吸振)力を発揮して転がしても壊れないような強さを発揮しています。
過去の阪神大震災、中越沖地震、秋田沖地震などにも遭遇しましたが、大きな被害はありませんでした。特に中越沖地震の際は、震源地の真上に多くのファースの家が建っていました。
一般住宅は大きな被災を受けましたがファースの家は、極めて小さな被害で済みました。
ウレタンの独立気泡率は、それを高くしなければフォーム強度の確保が出来ません。
湿気管理の出来るような気密性を持つには、家を丸ごとシームレス状に包み、専用熱交換式換気扇で新鮮空気を導入、更にファースシリカで空気を洗浄します。
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