ファース本部のある北海道北斗市の今朝10月10日の気温は7度でした。
しだいに暖房機の稼働が必要と思われるような季節となってきました。
北海道などの寒冷地は、11月から3月までの5か月間は暖房が必要です。
外気温が仮に0度だとすると室温20度の場合は、20度の温度差が出来ます。
この時の室内湿度が50%だった場合は、9.2度が露点温度となります。
窓ガラスなどは9.2度以下になる可能性は高く、また壁の中も9.2度以下になる場合も。
壁の中が露点温度になると内部結露が始まり、見えない壁の中に腐朽菌が湧き出すことも少なくありません。
この気温20度、湿度50%の時、湿度50%には18.5度の潜熱が含まれています。
湿度50%とは、20度気温が抱えられる水分量の50%を既に抱えている事になります。
それが9.2度で溢れ出てしまい、目に見えない水蒸気から見える水滴になるのが結露です。
家の真の断熱とは、気温だけでなく湿気に対する配慮が必須となります。
せまい部屋に洗濯物を多く干すと、室内の湿度は80%を直ぐに超える場合があります。
気温20度、湿度50%の露点温度が9.2度ですが、湿度80%では露点温度が16.4度です。
僅か室温より3.6度低い部分には結露を生じさせることになります。
家づくりにおける断熱とは、このように気温と湿度の在り方を踏まえて対応策を行わなければなりません。
然るに結露の起きない家はありません。
どんな対応策を講じた住宅でも生活発生水分を多く出すと、家の性能では防げないのです。
私達の「#ファースの家」は、出来るだけ実生活での結露を起き難い対応策をしております。
写真は、その対応策のため講じた「ファースシリカ」(床下に200リッターの水を溜め、乾燥時に放出させる)と潜熱蓄熱材「タイトプレート」(砕石10トン分の蓄熱効果)で、結露の発生などを防いでいます。
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