信頼できる湿度計を…北斗市・ファース本部
気温はほぼ正確に寒暖計などで計測できます。
ファース工法の家についているコントロールユニットには、天井裏、居室、床下、そして外気温の四ヶ所の温度を表記していますが、ほぼ正確な数値です。
ファースの家は、調湿の出来る仕組みを構築しながら湿度計の設置がありません。
ファース本部東京事務所の所長、藤原智仁君はあらゆる湿度計を取り揃えて試しています。
それでも、これと云った確信の持てる湿度計は、見つけ出していないようです。
現在の湿度計のデジタルタイプは、感湿剤の中に弱い電極を挟み、湿気が多ければ電流が流れ易くなるのを活用して数値化しています。
一般的なバイメタル方式(画像)は、収縮度の高い薄い金属板と、収縮率の低い感湿剤を張り合わせ、その相互の違いを針で表記しています。
デジタル式もバイメタル方式も正確で確実な湿度は、表記できると云い切れません。
ファース本部の研究開発室で、湿度計を創る事が出来ないかどうか思案しています。
湿度計は、デジタル式が湿気の量での電流活用、バイメタル方式は収縮剤活用しています。
デジタル式でも、バイメタル式でもないところにヒントがありそうです。
信頼できる湿度計は、発想の転換で出来そうな気もします。
早速、関連部材の入手の手配を行ったところです。
ともあれ今日3月11日は、東日本大震災の発生日であり、14時46分に黙祷しました。
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