大振りの地蔵堂の木の祠。この三叉路が平沢集落の入り口なのだろうか
柿崎区平沢にあるという双体道祖神。米山の山裾を縫うように走る山道。ナビに示される平沢集落への道は茅原の中に消えた。舗装された山道を辿り、萱原に消えた辺りに向かう林道を走ると、三叉路。三叉路には小屋掛の地蔵堂があった。左への道は下り坂でその先に集落はないと判断し、右に行くが1kmは入っただろうか、家屋はない。この道を戻り、左折してしばらくいくと集落があっった。ナビでは出てこない集落であるが、なんとバス停があり、平沢とあった。
バス停があるということは住人がいるということだが、立ち並ぶ2軒の家はどう見ても無住のようだ。ロープが貼られた先は侵入禁止とあるが、進入してみる。ただ平沢とあるだけでは皆目見当がつかないから、ここの住人を見つけ、教えてもらう以外ないのである。
奥にある家に声をかけてみるが、人の気配はない。
資料には平沢集落の山道の入り口にある。とだけあるから、この集落の道を全て歩いてみる。運転中には気がつかなかったが土手上に十王石仏が見える。このような場合、道祖神が併設してある場合が多いので土手上に上がってみたが。
集落の中を徘徊すること2時間。集落の奥、眩い緑の底にひっそりとたたずむ堂を見つける。
比較的新しい祠の中におられました。
平沢双体道祖神、ありました。長い間風雨にさらされていたようで、大分、風化していましたが、苦労の甲斐がありました。
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