上越に町屋を購入し、10年。60を過ぎたらのんびりと登山、渓流釣り、山菜採り、そして海なし県の栃木では味わえない浜遊び、ということだったのだが、この10年写真に没頭することになってしまった。
昨年70の齢を過ぎ、体力に陰りが出てきた今遊ばなければ後がないと、今年はあそぶぞ、ということなのである。
谷に入っていくと支沢には残雪が残り、奥の谷にはまだまだ雪の気配が。積雪が4、5mにもなるこの地では、2000mを超えるピークを要する谷では、8月に入っても雪が残る。
広河原を抜けると谷は一気に高度を上げる。ゴーロ帯では老化の進んだ脚は悲鳴をあげる。
谷はまだまだ雪代を含み、開けた地形と相まって魚信は遠い。
私はドライフライのテンカラ釣り(毛針を浮かせるだけ)しかやらないので余計に当たりが遠いのだが。やっときたイワナ26センチ。魚体はサビもなく綺麗だ。
やがてゴルジュの入り口に5mほどの滝。左側を高巻き、狭まった間にはスノーブリッジが。
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