上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

緑成す双体道祖神・新潟県十日町市

2024-08-18 21:37:10 | 石仏

     上杉謙信道と呼ばれた、戦国時代の道。その路傍に建立されている双体道祖神。(十日町孟地)

 季節ごとに訪れては撮影している双体道祖神がいくつかある。特に苔に覆われた道祖神には興味をそそられる。

苔がつくと、きれいに剥ぎ取って掃除をしてから撮影する方もいるようだが、私は自然の営みの中で培われた造型は

そのままが良いと思っているから、あえて苔で纏われた石仏を撮る。

内には今回載せるような彩色された双体道祖神があるから面白い。

 謙信道は草に覆われ、その奥に孟地の双体道祖神はひっそりと佇む。草丈があったなら、気が付かないだろう。

 

十日町芋島(おのしま)の双体道祖神は裏山の棚田へ向かう薄暗い掘割の上段にある。

 

 唇に薄紅をさしたこの双体道祖神は、艶かしく美しい。



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2 コメント

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双体道祖神詣 ()
2024-09-17 20:42:37
>ナビゲーター ワタナベ さんへ
そうですね、上越には残念ながら厳密な意味で双体道祖神はないともいえます。唯一安塚区の須川にあるものがあります。私が知る限り合併した現在の上越市には、須川を含め六体の総体道祖神があります。秋の1日のんびりと石仏を訪ねるのは楽しいです。
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Unknown (ナビゲーター ワタナベ)
2024-09-17 18:59:55
双子道祖神。野にあり、飾らない素朴な佇まいに心ひかれます。昔、穂高を訪ねた時に初めて目にして愛らしさがいつまでも心に残っています。写真の双体道祖は苔蒸していい感じですね。
上越市にはその姿あまりなく、残念に思っています。
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