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読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ぐれる!

2008年05月06日 20時38分58秒 | ■読む
中島義道 著、新潮新書です。最初に読んだ中島さんの著書は、「うるさい日本の私」でした。Wikipedia によれば、『川端康成の『美しい日本の私――その序説』と、大江健三郎の『あいまいな日本の私』の、2人のノーベル文学賞受賞記念講演のパロディである。』そうですが、大変おもしろい本でした。なにしろ、言われてみれば、なるほど・・・、だけど、そこまで言うかねぇとびっくりしました。そのほかにも、「人生を< . . . 本文を読む
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星々の船

2008年05月06日 08時27分16秒 | ■読む
村山由佳 著、文春文庫 刊の直木賞受賞作品です。家族の一人ひとりを丁寧に取り上げた6編の短編集です。私は恋愛小説を好みませんが、人を好きになる切なさが胸に迫りました。そして、ごく近しい家族であっても、互いに本当に理解することはできず、思いやることができるだけと・・・。作者は「あとがきにかえて」の中で、『人間、「自由であること」を突きつめれば、「孤独であること」にも耐えなくてはならない。』と語ってい . . . 本文を読む
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