読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

笑うハーレキン

2013年03月10日 09時58分52秒 | ■読む
道尾秀介著、読売新聞朝刊に連載 新しい才能を感じる作品でした。何しろ、冒頭のつかみが凄い。「???」という感じでした。実は大したことではなかったが、俄然、作品へ引きづり込まれた感じです。 その後の展開は、緩いテンポで、主人公の周囲の状況や主人公の過去が描かれて行きます。そして、主人公だけに見える老人が現れます。常に主人公を哀れみ蔑み見下す老人の振る舞いが、読者に示された主人公の視点に疑問を抱かせま . . . 本文を読む
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