読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

雨の狩人

2015年07月08日 18時11分37秒 | ■読む
大沢在昌著、幻冬舎刊 狩人シリーズの四作目です。大沢さんの作品らしい、息詰まるような展開で、今まで以上に複雑な筋書きです。大沢さんの作品は、その時々の時代状況を織り込んでいるので説得力があります。今回も暴力団対策の結果が招いた状況を、大沢さんの観点から鋭く描いています。その舞台の上で主人公の佐江刑事達が、暗く静かな闘いを繰り広げます。読み応えのある長編作品でした。 ---------------- . . . 本文を読む
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