読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

絵金、闇を塗る

2018年04月09日 18時50分33秒 | ■読む
木下昌輝著、小説すばる連載 小説すばるに連載された作品で、江戸末期に土佐藩で生まれた天才絵描き、通称絵金を描いた作品です。幼少期から天分を示し、やがて江戸で狩野派に弟子入りした主人公は、異例の短期間で修行を終了し土佐に帰藩して家老のお抱え絵師となった。しかし、何年後かに贋作騒動で野に下り、その後は町絵師として一生を送ります。やがて市井の人びとの求めに応じて数々の作品を生み出し、独自の画風が地元の人 . . . 本文を読む
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