読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

トクヴィル平等と不平等の理論家

2025年03月04日 05時19分59秒 | ■読む
宇野重規著、講談社選書メチエ刊大分前に、フランスの貴族出身の法律家が、アメリカを訪問し様々な見聞を得て、「アメリカのデモクラシー」という著作でアメリカの民主主義を分析し論じていることを知りました。永らく頭の片隅に引っかかっていたので、本書を手に取りました。 著者はトクヴィルの研究家で、本書は、トクヴィルの生い立ちと思想遍歴を簡単に振り返り、その代表作である「アメリカのデモクラシー」の主要な論点を . . . 本文を読む
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