
玉真(たまま)俊彦著、ぎょうせい刊
戦後の一時期、アメリカは財政難故に、道路や橋などの社会インフラのメンテナンスを怠り、その結果、多くの事故が発生したため、以後、インフラの維持管理の予算を手厚くしたのだそうです。また、古代ローマ帝国の衰亡の原因に、インフラの衰えがあるとの説があります。
著者は上下水道のコンサルタントを業としており、日本の上下水道の現状を示し、その老朽化の状況とメンテナンスの在り方、技術的解説、今後の経営方法について丁寧に解説しています。
現実にサービスが提供されていて不自由がなければ、本当に危機的な状況にない限り、設備の更新にお金を使い気にはならないものです。もう少し持つんじゃないの、という感じでしょうか。しかし、上下水道が止まると、その影響は甚大です。このことは今回の災害でも明白です。待ったなしのインフラ(管政権ではありません)の維持をしっかり行うことが、社会の維持に不可欠であることを納得させる内容でした。
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URL => http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032461161&Action_id=121&Sza_id=B0&Rec_id=1008&Rec_lg=100813
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評価は4です。
戦後の一時期、アメリカは財政難故に、道路や橋などの社会インフラのメンテナンスを怠り、その結果、多くの事故が発生したため、以後、インフラの維持管理の予算を手厚くしたのだそうです。また、古代ローマ帝国の衰亡の原因に、インフラの衰えがあるとの説があります。
著者は上下水道のコンサルタントを業としており、日本の上下水道の現状を示し、その老朽化の状況とメンテナンスの在り方、技術的解説、今後の経営方法について丁寧に解説しています。
現実にサービスが提供されていて不自由がなければ、本当に危機的な状況にない限り、設備の更新にお金を使い気にはならないものです。もう少し持つんじゃないの、という感じでしょうか。しかし、上下水道が止まると、その影響は甚大です。このことは今回の災害でも明白です。待ったなしのインフラ(管政権ではありません)の維持をしっかり行うことが、社会の維持に不可欠であることを納得させる内容でした。
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URL => http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032461161&Action_id=121&Sza_id=B0&Rec_id=1008&Rec_lg=100813
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