森詠著、(株)徳間書店刊(1989第1版)。このシリーズは中々見つかりません。第4部はまだ読んでいません。いわゆる国際謀略小説、とでもいうのでしょうか。非常にスケールの大きな小説です。でも・・・、おもしろくありませんでした。それなりの評価を得ていたので読み始めました。そのうち面白くなるのかな?とおもいつつ・・・。登場人物が多く、込み入った事情があって、大河ドラマのような味わいです。何となく、西村健さんの劫火シリーズと同じように、やや冗長な感じを受けました。(こちらの方が、ずっとテンポが早いのだけれど)しかし、発表当時(ほぼ20年前)は、斬新だったのだと思います。だとしたら、歴史の試練をくぐり抜けることは、本当に大変なのだと思います。川端康成や三島由紀夫がほとんど読まれなくなったように。生き抜くのは本当に難しいのだと思います。
評価は3です。
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