読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ザ・マジックアワー

2008年06月08日 17時55分30秒 | ■見る
夕べのテレビで、三谷幸喜監督が、「たくさんの俳優さんが出ている」といっていましたが、本当にたくさんの俳優が登場しました。びっくり。豪華。
三谷幸喜さんの映画は、「ラヂオの時間」を始めてみました。10代に筒井康隆さんの本をたくさん読みましたが、その作品のように、あり得ない状況に、いつの間にか引きづり込まれて、気が付くとすっかり作品世界に入り込んでしまっている。そんな感じです。
最初は普通なんだけれど、少しずつずれて行く。確か、普通のサラリーマンが、たまたま出会った相撲取りにおそわれて殺されてしまう作品などは、40年近く経った今も記憶に残っています。
三谷さんの映画に、同じようなノリを感じました。少しずつずれて行って・・・。今回は、佐藤浩市さん、妻夫木さん、深津さんが出ずっぱりだったけれど、やはり佐藤浩市さんが、まじめでずれた俳優の役を熱演していたのが印象って気でした。ナイフを猟奇的に舐めるシーンが何回も続いたけれど、やっぱり最初のシーンが良かった。繰り返すのもおもしろいし。有頂天ホテルとは、ちょっと違ったテイストだけれど、暖かい人間観は共通でした。
評価は5でした。

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