
東門冬二著、集英社文庫刊
韓国の歴史物のドラマを見ていると、賄賂が頻繁に登場して驚きます。
賄賂はどの時代、どの地域でも存在することは疑いを得ませんが、余りにあっけらかんとした描き方に違和感を覚えます。
では、日本はどうであったのかという興味から本書を手に取りました。
タイトルの通り、江戸時代の賄賂について解説していますが、むしろ、江戸期の経済の活性化に関する優れた思想家とその説に大きな比重が置かれています。
その為、些か肩透かしの感がありますが、河村瑞賢のような興味深い人々のことを知ることが出来ました。(中学校の歴史で聞いたような・・・)
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○東門冬二
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