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左翼学者・林関東院大学教授が教科書審議会の意見聴取に参加する動きがあるという。
林教授の「軍命すり替え論」は素人でも論破できる幼稚なものだが、「11万人」集会以降、「県民感情」という魔物に後押しされて文科省も意見聴取に動いたようだ。
更に、「沖縄条項」が設定されて要るとしたら、今までのように安閑としてはおれない。
当日記は「林教授の幼稚な理論は専門家の議論に晒して木っ端微塵に粉砕し、後顧の憂いの無いようにしたほうがよい」と述べたが、これは撤回しなければならない。
何しろ「理」で議論するのではなく「県民感情」という「情」で議論するらしいのだ。
その根拠が「沖縄条項」(近隣諸国条項」内規)ではまともな議論は期待できない。
林教授は学者というより政治プロパガンダーといったほうが相応しい。
これまでも敵であった米軍側の文書のみを何度も持ち出して「軍の強制」を主張してきた「軍悪者説」の首謀者である。
その首謀者に意見を聴くことは、犯人に裁判の判決を書かせるようなものです。(藤岡信勝拓大教授)
断固、林教授の意見聴取に反対すべきだ。
教科書が危ない!
◇
以下のメールをいただきました。抜粋、整理してお送りします。
しっかり抗議をして勝ちましょう!
要するに、次の2点を含んだ意見をぜひ送って下さい!!
沖縄集団自決に関する教科書検定について、
①検定審議会による専門家の意見聴取の中に、
「軍の強制」説の首謀者である、
林博史・関東学院大学教授が入ることに反対!!
②秦郁彦、中村あきら、曾野綾子の各氏のような、見識のある学者・研究者・作家から意見を聴取すべきである。
■初等中等教育局の教科書課
直通電話は、03-6734-2409
FAXは、 03-6734-3739
◇
以下、転送します
沖縄集団自決に関する教科書検定が今決定的な局面を迎えています。
ご尽力くださっている日本中のすべての皆様のご努力が無駄になるかどうか、すべてここしばらくの文科省への局地的な力関係で決まります。
この件に関わる文科省のほとんどの方々は皆さん単なる役人であり、決して愛国者でも何でもないのですから,すべては局地戦的な、その場の小さな力関係で決します。
そして保守はそう言うところでいつも一致団結した行動がとれず、左翼の組織的運動に負けてきたのです。
日本中の心あるすべての方が文科省に1本電話を入れてくださるだけで、この戦いは必ず勝てると私は確信できます。もし誰も電話を入れなれば、必ず負けるでしょう。
いつもそういう風にして事は決して行きます。
大阪地裁の前に集まってくださった皆様。1本、文科省へお電話ください。
このメールを受信されるすべての方が1本文科省へ電話を入れてくだされば、この戦い、必ず勝てます。
案外電話を入れる方は少ないのです。私も必ず電話を入れます。
文科省の担当官は
文科省(03-5253-4111)
「教科書課」
・教科書課長 伯井(はくい)美徳
・教科書企画官 串田俊巳
です。
以下、藤岡 信勝 先生からのメール転送です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆検定審議会の意見聴取の人選につき文科省に抗議の電話を!
沖縄集団自決の教科書検定問題につき、各位へ、緊急のお願い。
藤岡信勝です。
本日(22日)、自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」沖縄問題小委員会(萩生田光一委員長)の第3回会合が開かれました。第1回は私が話をし、第2回は沖縄の恵忠久氏が証言し、そして本日の第3回は全日本学生文化会議のグループが沖縄で行った世論調査の報告をしました。
今回も教科書課長など文科省の役人が同席しました。萩生田委員長は、「訂正申請に基づき、教科書を再度書き換えるならば、必ずその根拠を明らかにしてもらう」と文科省側に問いつめたところ、教科書課長の表情がこわばりました。「軍の命令・強制」記述の根拠がないことを、課長は知っているからです。
また、萩生田氏が「検定審議会による専門家の意見聴取は、中立的に人選をしているか」と問うたところ、課長は、「はい。中立でやっています」と返答しました。
しかし、教科書課長はあきらかに嘘をついています。なぜなら、沖縄タイムスと琉球新報(20日付け)は、文科省が今月末までに、林博史・明治学院大学教授と沖縄在住の琉球史の専門家の二人に、訂正申請についての意見を文書で出してもらうことにした、と報道しているからです。こんな人選は「中立」どころではありません。林氏は「軍の強制」説の首謀者です。これは、さしずめ、犯人に裁判の判決を書かせるようなものです。
こういう、論外ともいうべき偏った人選について、月曜日から文科省に抗議の電話をしてほしいのです。金沢の諸橋茂一さんが今朝(22日付け)の産経新聞「正論」欄の私の文章を読んで、早速文科省に電話をしたところ、応対した事務官は「藤岡先生の意見は、自分もそうだと思う」という反応をしたそうです。教科書課の次の二人が中心ですから、
文科省(03-5253-4111)から「教科書課」を呼び出し、この二
人のうちのどちらかを呼び出して、がんがん意見を言って下さい。
・教科書課長 伯井(はくい)美徳
・教科書企画官 串田俊巳
夕方、沖縄タイムスの社会部の記者から電話がかかってきました。「文科省は、幅広い範囲の人から意見を聞くことになったとの情報がある。先生の所には何か話はあったか」という質問でした。もちろん、私の所にはそんな話は来ていませんが、ひょっとしたら、
(1)産経朝刊の私の論説、
(2)議連小委員会での萩生田委員長の発言、
(3)諸橋さんの電話、などの効果があるのかもしれません。
左翼は熱心に電話をかけ、集会・デモをやり、マスコミに働きかけ、政治家を動かし、官僚に圧力をかけます。こちら側がおとなしくしていれば、当然敗北します。
「もうダメだ」というあきらめムードに入っている人や、こういう運動をす
るのは左翼の裏返しの「右翼原理主義」だなどと、自ら行動しない「理論付け」をしている愚劣な教科書団体の「指導者」もいますが、そんな俗論に惑わされず、ぜひ、行動して下さい。今一歩で、逆転させる可能性があります。
今の焦点は、検定審議会が意見聴取する専門家の人選です。「正論」欄に書いたように、秦先生、中村先生、曾野綾子さんを入れさせることができれば、こちらの勝ちです。なぜなら、結論が両論併記になり、検定前の記述に戻す理由が消失するからです。もともと、福田内閣と渡海文相の指示で動いている文科省の官僚は、訂正申請を認めるという検定制度否定の方針に一片の理もないことを知り抜いていながら、保身と出世のために付き従っているのです。
なお、20日付け沖縄タイムスの記事に接しましたので、急遽、林博史批判の以下の文章を草しました。参考にしていただければ幸いです。
◆林博史氏は教科書検定審議会の意見聴取の対象として適格か
拓殖大学教授 藤岡 信勝
●林博史氏による論点のすりかえ
林博史明治学院大学教授は、「自虐史観」を推進する研究者の代表的な人物である。集団自決問題ではあらゆるところに顔を出し、丁度「従軍慰安婦」問題の時の吉見義明中央大学教授と同じ位置にあるといえばわかりやすいであろう。
カタログ雑誌『通販生活』の11月号は、集団自決についての文科省による記述の修正について、「修正肯定派」として私が、「修正否定派」として林氏が登場した。編集者がインタビューした内容をまとめた記事である。その中で、林氏は、教科書検定で「軍の関与を否定する根拠として私の本を唯一の具体例として挙げたそうです」と言い、「驚くとともに、恣意的に参考資料を使っていることに怒りを覚えました」と語っている。
では林氏はどのような根拠で文科省による教科書の「修正」を否定するのか。林氏は次のように語る。
〈確かに私の本には「赤松隊長から自決せよという形の自決命令は出されていないと考えられる」(同書161頁)というような一文はあります。しかし、これは「集団自決」当日に「自決せよ」という軍命令が出ていなかったとみられるということを書いただけで、軍による強制がなかったということではありません〉
だが、これはひどいすりかえである。従来集団自決に軍命令があったと教科書に書かれてきたのは、『鉄の暴風』とそれを引き写した多数の出版物が、梅澤・赤松両隊長の「命令」を記述してきたからだ。それが、林氏の研究でも隊長命令がなかったとすれば、従来の教科書記述が修正されなければならないのは当然なのだ。だから、要するにこのあとは、「隊長命令説」を引っ込めて、いろいろな理屈をつけて、日本軍が集団自決を「強制」したと言いつくろうのである。林氏の発言を拾ってみよう。
〈当日の部隊長命令の有無は、実はそれほど大事な問題ではありません〉
〈いざとなったら死ぬことを日本軍によって住民が強制・誘導されていたことが「集団自決」問題の本質なのです〉
〈本質的な問題は、軍命の有無ではなくて、軍による強制・誘導だったのです〉
いいわけのオン・パレードである。では、その「軍による強制・誘導」と
は何か。
林氏は、次の四つの内容を挙げている。
(1)捕虜になるのは恥だから自決せよと教育されていた。
(2)米軍につかまれば、男は戦車で轢き殺され、女は辱めを受けたうえでひどい殺され方をすると、米軍に対する恐怖を日本軍が煽っていた。
(3)捕虜になるのは裏切り者で、殺されて当然だという考え方を植え付けられていた。
(4)軍が玉砕する時は住民も一緒に死ぬという「軍官民共生共死」の意識がたたき込まれていた。
だが、これらは沖縄に限ったことではない。戦争末期には、多かれ少なかれ日本中がこういう意識を共有していた。だから、米軍が侵攻してくるという、沖縄と同じ条件が現出すれば、似たようなことが本土でも起こった可能性がある。また、これらの意識を植え付けたのは、何も日本軍だけではなく、学校や社会全体がそういう意識の醸成にあずかっている。新聞ならば朝日新聞あたりが最も「誘導」の責任があるだろう。要するに、当時の時代風潮を日本軍にだけ責任を帰していこうとするのが、林氏の「軍の強制・誘導」説であるが、これは成り立たない。
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