今日はエイプリルフールということで、ウソをついてもよいとのこと。 で、今日の沖縄タイムスもこれについてコラムを書いている。 でも、今日のエントリーはこれには関係ない。
阿久根市の竹原市長が「ブログ市長」として全国紙でその“勇名”を馳せている。
その一方、南の島の「元祖ブログ市長」は「事件」の重大さにおいて阿久根市長をはるかに凌駕するが、落選して以来、とんとその“勇名”を聞かない。
落選すれば権力者も「唯の人」。 噂を聞かなくて当然ともいえるが、ブログ市長というより「婦女暴行疑惑」で告発された市長となると、落選してもその動向が気になるもの。
ましてや、「ブログ発信者」を刑事告訴しているとなると、「唯の人」になってもなおさら気になる。
ところがその刑事告訴が真っ赤なウソだったと聞くと、ついエイプリルフールかと疑いたくもなる。
だが、冒頭で断ったようにこれはウソではない。
ウソをついたのは下記記事の大浜前石垣市長と三人の弁護士である。
去るものは日々に疎し。
薄れ行く記憶の確認のため、昨年12月の八重山毎日と沖縄タイムスを再度引用する。
『ブログ書き込み「名誉毀損」で那覇地検に告訴』
大浜長照市長は19日、官公労職員会館で記者会見し、石垣市の元女性職員が市長から暴行(未遂)を受けたと書き込んだブログ問題について「弁護士が18日午後3時すぎ、那覇地検に告訴状を提出した」と述べ、名誉棄損事件として刑事告訴したことを明らかにした。
大浜市長は「時間的都合から来週早々に受理するということで検事が預かっている」と報告、「法廷の場で事実でないこと、身の潔白を示していきたい」と述べた。
ただ、告訴状の内容や告訴する相手など基本的な事項に関して質問が及ぶと「告訴状は今日の夕方届くことになっている」「今日は申し上げられない」「この場では差し控えたい」と言及を避けるなど、今週中に告訴、受理されると議会で答弁した約束を履行した、という事実を示すだけの会見内容となった。
会見には仲山忠亨後援会長、与党6人が同席した。
ネット上告発で 大浜市長告訴へ
「一方的な中傷」
【石垣】大浜長照石垣市長は3日、記者会見を開き、元市職員の女性が7年前に大浜市長から市内居酒屋で暴行を受けたとインターネット上のブログ」で告発していることについて、「事実と合わない一方的な誹謗中傷」と述べた。 弁護士はプロバイダー(接続業者)を特定し、早ければ年内に名誉毀損で刑事告訴すると明らかにした。 3人の弁護士のうち、宮城和博、笠原静夫の両弁護士が同席、ブログでの告発は10月中旬から始まったが、大浜市長は「準備にいろいろかかり、(市民への説明が)が今日に至った」と話した。 「裁判や捜査への影響」を理由に質問を受け付けず、会見は約7分で終わった。 同ブログの内容のどの部分が事実と異なるかなど、細かい説明はなかった。
野党系市議10名でつくる政策グループは2二日、「市民が動揺している」と訴え、市長に報道機関を通じた説明を求めていた。
相手は何の権力も持たない市井の一主婦ではないか。
ところが、事実は小説より奇なりの例え通り、弁護士三人を立て後援会など多数の応援団に囲まれた「記者会見」の内容が真っ赤なウソだったのだ。
筆者が調査した限りでは3月29日現在、那覇地検に大浜市長(当時)の刑事告訴が受理された事実はない。
刑事訴訟法上は、警察署は受理を拒否する権限はないが、一方の検察は告訴状を提出しても、立件の目処がたたない限り、「受理」して貰えないのが実情とのことである。
そもそも今回の那覇地検への「刑事告訴」は大浜氏自らが積極的に動いたというより、石垣市会議員の「事実無根なら何故告訴しないのか」との追及の結果の「アリバイ作りの告訴」の疑いもあった。⇒刑事告訴はアリバイ作り?婦女暴行疑惑
【お知らせ】
沖縄県民緊急フォーラム:
「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~
日時:4月4日(日)
開場:11:30~ 開演:12:30~
場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)
アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分
主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
:沖縄の自由を守る会有志
【プログラム】
<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏
◎特別講演1
日本ウィグル協会代表 イリハム・マハムティー
◎ミニライブ
英霊来世
◎ 緊急レポート
JSN代表 仲村覚
「尖閣諸島の危機」と「普天間基地移設問題」
※プログラムは変更になる可能性があります。
<平和行進>
16:30~18:00
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当初大浜市長が刑事告訴すると聞いた時、それが事実なら大浜市長は「二度と立ち上がれなくなる」と書いた。