狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

地方紙に巣食うゾンビ集団

2011-12-01 18:34:15 | 八重山教科書採択問題

 

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 27日のエントリー「洗脳される人々、オウムと八重山教科書問題 」で八重山毎日への読者の投稿文を紹介したが、この読者は一般の善意の読者ではないことが判明した。

投稿者の黒島精耕氏のことを、八重山毎日の偏向記事で洗脳された善意の市民と考え、投稿内容の酷さにはあえて触れず、紹介のみに止めたが、その後の情報により黒島氏は「ゾンビの会」のメンバーであることが判明したので、改めて引用する。

読者の安仁屋正昭さんのコメントにこんなものがあった。

≪八重山日報が7月20日付の朝刊で報じた市民の会(何やら市民の党と似ている)のメンバーことペンギン市長の腰巾着(元教育長)を紹介することに致します。
仲山忠亨・村田栄庄・内原英忠・波平長吉・江川三津惠・登野原武・大仲康文・黒島精耕・島袋憲一・慶田城久 以上の10人
8月23日午後3時から教科書採択の委員会会場を沖教組等が大挙して包囲する予定とのこと。≫

大浜前市長時代の悪行が露見するのを恐れ、「玉津教育改革」を阻止するため必死のゾンビの会の面々。

ちなみに江川三津恵氏は玉津教育長の前任の教育長である。

じっくり鑑賞してください。

■八重山毎日新聞 11月27日 【投稿】

教科書問題の結末を迎えるに当たって
~9・8協議決議を起点に着地点を目指して~ 黒島精耕

 一、もはや議論は尽くされた
 6月末、教科書採択協議会の規約改正を機に始まった教科書問題もおよそ5カ月の長きにわたる議論を経て、いよいよ結末を迎えるに至った。その間、わたしも3度にわたり、本紙のお世話になった。「八重山地区教科書採択の仕組みの問題点~子どもの手によりよい教科書を~」(8月18日)、「無理が通れば道理引っ込む~再協議による打開への道を~」(8月30日)、「八重山地区教科書採択の行方~県教育庁の方針を受けて~」(9月21日)の通りである。またマスコミにおいて、それぞれの社説で、わたしの手もとにあるだけでも本紙が6回、琉球新報が6回にわたって本問題について論じている。それだけではない。県内の各民主団体や平和団体がそれぞれの立場から本問題を取り上げ、問題の本質がどこにあるかを論じている。これらの論調の中でもとりわけ、いまわたしの心に印象深く残っているのが本紙不連続線における八重洋一郎氏の4度にわたる本問題の本質に迫るするどい指摘である。八重山住民はもとより、全県民の意思を代弁しているような内容で、とても感銘を受け、早速本人へ敬意の電話をし、感謝を申し上げたところである。そしてさらに、これまでの論議を整理し、分かりやすくまとめていただいたのが、琉球新報に掲載された仲山忠克弁護士の「憲法の文科省見解~八重山教科書問題~」である。この論文の提起によってこれまで議論されてきた教科書問題の論点がよくまとめられ、同問題についての議論は尽くされたものと思われる。あとは関
係当局がどう決着をつけるかにかかっている。
 二、ホップ・ステップ・ジャンプを踏まえた決着
 わたしはこれまでの論議を通して、本問題の流れを次のようにとらえている。すなわち、6月末に提起された規約改正問題の時点をホップとして位置づけるとすればこれに基づいての手法によって協議された8月23日の採択時点はステップとして位置づけられよう。これがいわゆる8・23の協議における答申で、石垣・与那国両教委がこの答申を拘束力のあるものとして重視しているのに対し竹教委がこれに異を唱えたことにより協議はまとまらず、その決着は再協議の場に持ち込まれた。これが全教育委員による協議であり、いわゆる9・8協議決議である。これがジャンプの位置づけでこの時点で、同問題は決着したものだと考えている。これで教科書問題は終わりだと思っていたところに、例の中川文科大臣の発言である。これについては先に述べた仲山論文で明快な答えが出ているすなわち、本問題の終点ー着地は、育鵬社ではなく、東京書籍だという結論である。
 三、着地点への3つの対応
 
マスコミをはじめ、県内の多くの世論が、教科書問題は9月8日の協議決議を持って決着したものとみていた。本問題は流れとして
は、ホップ・ステップの段階を経て、さらにジャンプをもって一応決着したものだとしてとらえ、あとはその着地点を待つのみであった。
ところが、着地寸前になって文科大臣により、何ら根拠のない石垣・与那国教育長の県を飛び越えた例の公文書により「協議は整っていない」発言となり、さらにひどいことにはこれがさらに発展して、「竹富町への教科書は有償」との文科省の決定によって、結末寸前において流れは止まっている。
ジャンプした後、東京書籍に降りよう賭したまさにその寸前において、文科大臣の待ったがかかり、東京書籍上空において宙に浮いた流れは止まったままであるその事態にどう対応していくのか。それには3つの対応が考えられる。1つは、県教委の示すもっとも現実的な対応で、9・8を踏まえた市町教委の再協議による着地である。2つは、住民の父母会の提起した署名運動による文科大臣発言の撤回である。そして3つ目は、教科書をえらぶ会の2人の母親によって提起された裁判による着地である。この3つはいずれも9・8協議による決議を有効としてとらえ、これを起点に、東京書籍版公民教科書を子どもたちの手に渡すという目的は一つであるが、終点に至る対応において、その着地点を求め、取り組みを展開しているところである
 終わりに、ここでわたしが特に強調しておきたいことがある。それは第1に教育行政当局に対してである。まず地元3市町教委はこれまでの論議を踏まえ、八重山教育の新しい夜明けを迎えるためにいま一度しっかりした協議をしていただきたいということである。もしそれができないのであれば県教委の示す指導・助言および援助(規定では、援助をしなければならない)を真摯(しんし)に受け止めていただきたい。また、県教委に対してはこれまで文科省に対してぶれることなく、一貫して対応してこられた姿勢に対しては敬意を表すと同時に事態が事ここに至っては、文科省の指導・助言および援助(規定ではすることができる)にこだわらず、リーダーシップを発揮し、ここで断を下していただきたいということである。まさにいまがタイミングである。
 第2に、住民の会としては、文科大臣の発言の撤回を求め、署名運動をさらに強化拡大し、断固初志貫徹まで戦い抜く決意である。それにしても玉津教育長は何を勘違いしてのことか、憲法で保障されている署名活動に対し、圧力をかけるようなことだけは直ちに止めていただきたい。何よりも玉津教育長には8・23協議会における議事録の説明責任を果たしていただきたい。このことを強く求めるものである。
 第3に石垣・与那国両教委と文科省当局の不条理の判断に対し、やむにやまれず立ち上がった2人の母親の、裁判に訴えてでも終点の着地を見いだそうとする姿勢には、本当に頭が下がる思いでありぜひ志を共有し、目的貫徹まで共に頑張っていきたいものである。
 私の教科書問題への投稿もこれをもって終わりにしたい。そのためにも最後に一言。文科大臣はこれまでのメンツにこだわることなく、直ちに発言を撤回し、東京書籍版公民教科書を認めていただきたい。これが正当な手続きであり、八重山はもとより県民の大多数が求めている民意だからである。また、文科省の撤回発言の前に県教委にお願いしたい。本県教育の最高責任を担う立場において、いま求められている地方分権化の時代にふさわしく、21世紀ビジョンに示された時代を切り開く意味において県教委には、ぜひ長期にわたる教科書問題の終末、結末に際し、主体性をもって英断を発していただきたい、ということを強く求めて、私の本稿結びのことばとしたい。(新栄町16の25)

                ☆

突っ込みどころ満載でとても1人の手に負えるシロモノではないので、とりあえず、いつも誤記を正して頂いている石垣市在住の匿名氏からのメール引用して突っ込みの助太刀を願った。

ご本人は、個人攻撃になるので公開を憚るとの但し書きがあるが、軽妙洒脱な指摘が的を射て興味深いので、筆者の責任であえて紹介する。

■以下引用

おはようごさいます。欠かさず拝読しています。
今朝のブログメインタイトル「国喧に嘩売る・・・」の誤記、
一大事の慌てぶりに、ンンッ、と読者を引きつける。
賢明な読者ですから、笑って読み進むことでしょう。(引用者注:すぐ訂正しますー汗)

昨夜、県教委員会との協議「物別れ」との貴ブログ速報の配信、
TVドラマ「水戸黄門」を見終えて拝見しました。

今回の「水戸黄門」劇場、ある藩の勘定奉行選任を巡って
二つの「算学塾」の「算学藩主御前勝負」の巻き。

そういえば思い出しました。八重山毎日「不連続線」筆者八重洋一郎先生、
大学は哲学科卒業のようですが、東京時代から今も数学塾の先生だそうです。

ご自身の子らは生後から東京で育てて、56歳になられて単身石垣島に戻り、
島の生活やよしとする田舎住まいの詩人(?)が評価されたのか、
「(アナーキスト)詩人賞」をいくつか受賞され、そして八重山郡域の教育問題を論ずる。
その論調に、なぜか、いつも違和感を覚えていました。

ところで、27日(日)の地元八重山毎日新聞の投稿者「黒島精耕」氏、
姓は「黒島」ですが、「小浜(こはま)島」出身、元竹富町教育長です。

投稿文タイトル「教科書問題の結末を迎えるに当って」と意味深なのです。

投稿文前段、八重山毎日コラム「不連続線」筆者「八重洋一郎」氏について、
「・・・本問題の本質に迫るするどい指摘である。八重山住民はもとより、
全県民を代弁しているような内容で、とても感銘を受け、早速本人へ敬意の電話をし、
感謝を申し上げた・・・云々」と勝手に激賞する自己陶酔ぶりは、
いつぞやの気色悪い「○山○堂」氏の私書開示投稿と似て
お互いを褒めまくる同じ調子を感じますね。

お互い褒めまくるのはそちらの勝手ですが、でも、
勝手に「八重山住民、全県民を代弁する」などと書くな!(怒)

「類を以って集まる。」、[類は友を呼ぶ。」の類(たぐい)であり、
「肝胆愛照らす」、(訂正)「肝胆相照らす。」友情には、
「教科書問題の結末を迎えるに当って」ご両人、実に涙ぐましい限りです。
しかし、「肝胆寒し」とも言います。
ご両名のご関係に「ぞっとする寒気」を感じますね。

おそらく、この方々は、若かりし頃の「大学紛争当時」のまま思考停止して、
今に生きる「八重山化石人」ではないでしょうか。

「ぷれずに」、「ぶれずに」とオウムのように連発する者らが、
「ぷれまくって」論理が破綻する様は、滑稽ものです。
自陣の攻撃するボールばかり見て、追っかけばかりだから、
自らの「ぶれ」や「論理破綻」に、まったく気づかぬばかりか、
「関係法」や「法に則った手続き事実」を見ていないばかりか、
見ようともしないのです。
自ら正義だ、と信じきっている思い上がりを感じます。

前にも、八重氏「カントが・・・」なんだらかんだらと知識をひけらかし、
自意識過剰な言葉遊び(失礼)が本業の「詩人(?)」が、
いつのまにか、時事評論家気分で八重山毎日新聞に物書きする「自由を獲得」し、
「読者の思考の自由を侵害」しています。

八重氏曰く、政治に関心をもった原点は、沖縄復帰当時、
「本土の沖縄化」という仲間
(中核、核マル、社青同、赤軍派、その他いろいろあったが所属仲間派は不明)
のスローガンに疑問を持ったことだそうです。(WEB検索より)
根っからの(化石思考の)今もサヨク活動家なのでしょうね。
若かりし頃のあの「高揚した気分」を思い起こし、またぞろ活動しだした。
さしづめ「ゾンビ活動家」と命名します。

さらに、「八重氏」11/3の「不連続線」中、数学の「帰謬法(きびゅうほう)」
なる知識をひけらかし、簡単な例をあげて、うんちくをたれています。
「数学には帰謬法(きびゅうほう)という証明方法がある。・・・略・・・」
ほう、そうですか。「帰謬法」聴きなれないので調べたら、昔の数学論理用語、
今の高校生らは「背理法」の用語で学ぶようです。
「八重氏」70歳になろうかの年齢が知れますね。(笑)

「黒島元先生」の投稿にあるように、近々「教科書問題の結末を迎える。」
つまり、結末の「事実」が明らかになる。(もう少し先になるのか・・・)
いずれにしても、一定の結末(結論)は近いのです。

八重氏が数学知識で披瀝する「帰謬法」、
(いわゆる氏が主張する)「仮定」(教科書選定経緯)が間違っていたことを
証明したいようですが、果たして、「結論、結果」は、八重氏の思惑どおりの
結果、結論となるでしょうか。八重氏の「仮定は誤り」(教科書選定経緯)を
証明する努力は報われるだろうか、それとも水泡に帰するか、であります。

ともかく、何も数学の論理学を持ち出して当てはめずとも(無理がある)
今般の「教科書問題」凡人が普通に考えても理解できそうなことですがね。
単なる知識のひけらかし、「算学」いや「数学」を持ち出すまでもない、
と言いたいのです。つまり、「数学論理学」思考で読者を煙に巻いて
自説を主張する独りよがりの手法は、
「どうだ、分かるかね。」と言わんばかりで鼻につく、
読者に分かりやすい言葉を使わないのは、まやかしのアンフェアー。

そして、八重氏は10月6日不連続線「例えばの話しだが、・・・略」の文中、
わが石垣市教育長を「彼」呼ばわりしたうえ「うそつき」と貶めた。
限度を超えた「言論の自由」は必ず破綻する。
つまり、一連の八重氏記名になる「不連続線」により、
八重氏が論ずる「帰謬法」で自身が「うそつき」であることを
自ら証明することになるでしょう。

そのときは原稿料を新聞社に返還してくださいね。
そして毎日新聞は、その分購読料から差引いてくださいね!

それから、そのような事態になったとき、八重氏の「数学知識」を信じた
「八重山住民はもとより、全県民」を裏切ったことになりますから、
それなりに「結果、結論」から「帰謬法の仮定」は間違いではなくて、
「正しかった」ことをきちんと説明し、謝ってください。

「数学論理学」は確かでないこともある、「数学論理学」は間違いだ、
「仮定の立て方を間違えた。」などと、決して「数学」に責任を転嫁し、
「言い訳」しないでください。「数学塾」の先生ですから。

おわりに、「物言わぬは腹ふくるる業」といいます。
お忙しいところ、長い「独り言」で失礼しました。
ご面倒なお付き合い、お詫びいたします。すみません。

「狼魔人日記」ブログ発信ある限り、
不条理な者らに決して負けることはない、と確信します。
ご自愛のほど祈り、お礼といたします。

以上、一読者のお礼と勝手な「読者の独り言」まで
(個人攻撃になりますので非公開に願います。)

-- 石垣島、匿名

■引用終了

蛇足を一つ。

>マスコミをはじめ、県内の多くの世論が、教科書問題は9月8日の協議決議を持って決着したものとみていた。本問題は流れとしては、ホップ・ステップの段階を経て、さらにジャンプをもって一応決着したものだとしてとらえ、あとはその着地点を待つのみであった。

黒島氏はジャンプをもって一応決着したものと言っているが、ジャンプの踏み切り場所は固いグラウンドであることが正確なジャンプの条件である。

だが、黒島氏の指摘するジャンプの踏み切り場所は一見固いグラウンドのように見えるがその下は穴だらけ隙間だらけの液状化現象を起こしており、到底ジャンプの踏み切りに耐えうる代物ではなかった。 当然着地がうまくいくはずはない。 

間違った着地の寸前に文科省の待ったがかかり、着地点(育鵬社版の採択)を指導したことは遅まきながら適正な処置である。

黒島氏がジャンプの踏み切り点と信じる「9・8全教委協」の「協議」が法的瑕疵に満ち溢れていることは何度も指摘されており、その違法性は八重山日報の連載特集「逆転採択の現場」(1~6)シリーズで、既に白日の下に晒されている。

黒島氏には、いまからでも遅くないから「不都合な真実」に目を閉ざすことなく、是非八重山日報の特集を読んでから、再度ご高説を聞きたいものである。

 少なくとも、次のリンクを読んでから・・・。

ペテン会議の内幕!八重山日報特集

狩俣悪代官の悪行!八重山日報の暴露シリーズ

続・マスコミを恐れて不当介入!狩俣課長が証言

 

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コメント (5)

自殺未遂!名護市辺野古区長が、琉球新報の実名糾弾で

2011-12-01 07:46:33 | 県知事選

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掲題の「自殺未遂!名護市辺野古区長が」については後半に述べます。

               *

■琉球新報の逆鱗に触れた田中氏の本音とは

「やる」という曖昧な動詞も、セックス妄想に耽っている人が聞くと極めて淫らなに聞こえ、「犯す」や「強姦」を連想するらしい。 絶えず差別意識を持つ人が無意味な文言に過剰反応し、差別を意識をした言葉狩りに走るのと同じ構図である。

これでは村田英雄さんも草葉の陰でオチオチ寝ておれない。

≪ ♪やると思えばどこでもやるさ それが男の魂じゃないか♪≫(「人生劇場」より)

筆者は田中防衛局長の「問題発言」の現場に居たわけではないので、言った言わないには言及しないが、現場に居ながら、これを29日の第一報では報じなかった沖縄タイムスは、その理由を昨日の記事で次のように釈明している。

「沖縄防衛局が28日に居酒屋で主催した懇談会には、本紙を含む県内外の記者約10人が出席し、完全オフレコで行われた。 中氏は酒を飲んでいた。 発言時、本紙記者は離れたところにいて発言内容を確認できなかった。 」(沖縄タイムス 11月30日)

だが琉球新報の記者の逆鱗に触れたのは、「やる」或いは「犯す」という発言より、むしろ田中局長の次のひと言だったのではないか。

記者の「沖縄における軍隊の意義について」という質問に対し、田中氏は次のように本音で答えている。

「薩摩に侵攻されたときは(琉球に)軍隊がなかったから攻められた。 基地のない平和はありえない」

田中氏は「完全オフレコ」の機会を利用して、ばか正直にも記者たちと胸襟を開いて本音で語るとつもりだったのだろうか、あまりにもストレートに本音を語ってしまった。

■「反戦平和」は免罪符」

沖縄の言論界には、誰が言い出したか、「反戦平和は免罪符」という言葉がある。

沖縄で言論を戦わそうとする者は、とりあえず「反戦平和」を念仏のように唱えておいて、それからおもむろに「しかしながら現実を鑑みると・・・」などと持論を展開すべきである。 

これを上手く使い分け、地元紙の顔色を窺いながら、地元紙の宣撫にほぼ成功しているのが仲井真県知事である。

田中氏は面倒でも重要なこの「免罪符儀式」を省略してストレートに「基地のない平和はありえない」と真っ向から「反戦平和」に冷や水をぶっ掛けてしまった。 

田中氏の論は防衛局長としては当然すぎるほどの正論であるが、これに神経を逆撫でされた傲慢不遜な沖縄2紙がまともに議論することなく田中氏を叩きのめすのに、手段などを選ぶはずはない。

琉球新報にとって田中防衛局長は「やる」或いは「犯す」の文言の当否にかからず、叩き潰し葬り去るべき当面の敵であった。

それが琉球新報の一面を飾った「犯す前に犯すと言う」の大見出しである。

ケビンメア氏が米総領事に在任中絶えず本音で地元紙に対応し、議論では言い負かされていた沖縄紙が「メア発言」を裏取りもせず集団リンチのようなバッシング記事で辞任に追いやった事件と全く同じ構図と断言する所以である。

「反戦平和」を叫んでおれば、地元紙の免罪符で記事にならなかった例は枚挙に暇がない。

「侮辱発言」どころか実際に婦女暴行を犯しても記事にならなかった極左市長の例や、学生にセクハラを行い訴えられていながら最後まで本名を伏せてもらった琉球大学教授、さらにホテルの宴会場で地元記者の目前で酒乱の挙句、暴力行為に及んだ県知事を地元紙は「反戦平和」の免罪符に免じて徹頭徹尾「報道しない自由」で守り通している。

破廉恥教授を庇う琉球新報

続・琉球新報が庇う破廉恥教授

反戦平和の免罪符を剥がす!

 

一部報道によると更迭された田中氏は憔悴しきって健康上の問題も出てきているという。

当日記のコメント欄にも田中氏の健康を気遣う次のようなコメントが寄せられている。

 こんな事は正直、考えたくも無いのですが…衆愚代表 さん」

 これは、他のブログの書き込みにも同じ事を書いたのですが…。

 万が一に、今回の事態を田中聡沖縄防衛局長が死をもって償ったとき、彼を死に追いやった琉球新報社はどのような落とし前をつけるのでしょうか?

 「公共性」などと正当化し、被害者を死に追いやる危険性を無視した、などと遺族から訴訟を起こされ、被告人の席に着く羽目になるリスクを、琉球新報社は考えているのでしょうか?

 柳の下の土壌を狙って、アメリカ人のケビン・メア氏とは違い、田中氏が日本人であるという事に無頓着すぎる気がします。

 そのような事態になった時、「自分達には非は無い。自殺は自己責任だ」という趣旨の弁明をしたとき、良識を問われ、会社そのものが致命的な立場に追い込まれるのは琉球新報社の方でしょう。

 イギリスでは盗聴で廃刊になった例もありますし…。
 

琉球新報の実名を挙げた糾弾報道は、最近の八重山教科書問題で「8・23八重山採択協議会」の協議は教科書選定は無記名」と決めていたにもかかわらず、琉球新報は育鵬社に投票した委員の実名を公表している。 その実名公表のため当該委員の自宅等には反対派の嫌がらせが続出し迷惑を被っているという。

協議が開かれる前、玉津教育長は記者団の質問に答え「無記名投票」の理由について「狭い地域社会であらぬ混乱を避けたい」と言う主旨の発言をしていた。

琉球新報は育鵬社に投票した委員の実名を公表すれば結果的に当該委員が追い詰められ精神的打撃を受けることを承知のうえで実名公表に踏み切っており、実際琉球新報の予想通りの結果になっている。

琉球新報の実名を挙げた糾弾報道で、「反戦平和」とは逆の基地容認の立場の辺野古区長が、自殺未遂をした例もある。

名護市辺野古区長が自殺未遂

琉球新報 2000年1月31日       
  普天間代替問題に揺れる名護市辺野古の嘉陽宗健区長が自宅で服毒自殺を図り、県立北部病院に入院していることが31日までに分かった。病院の措置で一命をとりとめたが、同区長は「ヘリポート問題で悩み、死のうと思った」と病院側に話しており、同市辺野古に移設先が決まった普天間基地移設問題が背景にあるものとみられる。
  関係者の話を総合すると、嘉陽区長の家族から29日午後4時半ごろ、「毒薬を飲んだ」と名護市消防本部に通報があり、救急車で県立北部病院搬送された。病院側が事情を聴いたところ、「ヘリポート問題で悩んでいた。自殺しようと思った」と話したという。

 

辺野古区長が自殺未遂

琉球新報 2000年2月1日       
  政府が普天間飛行場の移設先に決定している名護市辺野古の嘉陽宗健区長(46)が自宅で服毒自殺を図り、県立北部病院に入院していたことが31日、分かった。病院の措置で一命を取り留めたが、同区長は「ヘリポート問題で悩み死のうと思った」と話しており、同移設問題が背景にあるものとみられる。名護署は、自殺未遂として処理する方針。
 
  関係者によると、嘉陽区長は29日午後2時ごろ、自宅で薬物を服用、苦しんでいるところを家族が見つけ、名護市消防本部に通報、救急車で県立北部病院へ搬送された。容体回復後、病院側が事情を聴いたところ、「ヘリポート問題で悩んでいた。
周囲の圧力に耐えられず、自殺しようと思った」などと答えたという。
  名護署は31日午前、嘉陽区長の容体について病院側に確認。その結果、自殺未遂と断定して捜査を打ち切った。薬物は特定されておらず、動機についても「プライバシーの問題」として明らかにしていない。
  嘉陽区長は、昨年4月に就任。同区の行政委員会は昨年9月、ヘリポート移設問題について協議、埋め立て、陸上両案について賛成多数で反対決議を行った。しかし、同年暮れの
岸本建男市長の受け入れ表明を受けて開かれた1月25日の同委員会では、移設に向けた「条件整備を行う必要がある」と決議、事実上、受け入れ容認に転換していた。
 
 稲嶺知事「心痛む思い」
 
  名護市辺野古区の嘉陽宗健区長が自殺を図ったことを受け、県首脳、幹部は31日夕、一様に重苦しい表情を浮かべた。幹部を介して報告を受けた稲嶺恵一知事は「プライバシーの関係もあるので、コメントは差し控えたい」とした上で、「心痛む思いがする。いずれにしても早い回復を願っています」と硬い表情で語った。
  県は、区長に関する地元の事情について情報収集することは現段階では差し控える考えだが、今後の移設作業への影響を計りあぐねている。
 
 地域に重苦しい空気/「気の毒に」と気遣い/反対集会は延期
 
  【名護】名護市辺野古区の嘉陽宗健区長の自殺未遂が明らかになった31日午後、地元辺野古区は重苦しい空気に包まれていたが、区民の中では反応の違いも見られた。嘉陽区長の家族や移設推進派の住民らは「病院に運ばれたが、ただの風邪。本人は元気にしている」などと言葉少な。反対派の区民らで組織する命を守る会や名護市のヘリ基地反対協議会のメンバーは「あまりの重圧に耐え切れなくなったのでは」と同情を寄せる一方、「なぜ、県や国の問題が辺野古区に押し付けられ、区長が苦しまなければならないのか」と怒りの声を上げた。同反対協は事態の重大さを考慮して、1日に予定していた集会の延期を決めた。
 
  区長の身内は最近の嘉陽区長の様子について「気苦労が多いから、疲れがたまっていた」と気遣ったが、病院に運ばれた件については「風邪」と説明した。
  命を守る会のメンバーは「本当に人間らしい人柄で、まじめで責任感の強い人だ。気の毒だ」と沈痛な表情。「なぜ区長にこんな重荷を背負わせることになったのか。住民にけんかさせないでほしい」と訴えた。
  一方、推進派の住民は「風邪をひいたという話を聞いているが詳しくは何も聞いていない。彼は豪胆な性格なので報道自体が間違っているのでは」と驚いていた。
  ヘリ基地反対協は31日夜、緊急役員会を開き、集まったメンバーは終始硬い表情で今後の対応を検討。「事態を重く受け止め、精神的に追いつめられた区長の心身を配慮したい」として、1日に予定されていた集会「新春の集い-リコール運動を成功させよう」の延期を決めた。
  集まったメンバーは戸惑いを隠せない様子で「水面下での区長に対する圧力がひどかったのでは」「弱い者に基地を押し付けるいじめの構造が根底にある」など県、市当局に対する批判が相次いだ。同反対協の仲村善幸事務局長は「あってはならない悲しいことが起きてしまった。1日も早く元気になってほしい」と沈痛な表情でコメントした。
 

              ☆

■琉球新報の言論封殺との戦

歪曲・捏造報道だけではあき足らず、「言論封殺」を公然と行っても恥と考えない傲慢不遜の琉球新報に対して、ドキュメンタリー作家上原正稔さんが、言論封殺への戦いを挑んでいます。

琉球新報の言論封殺と捏造報道に敢然と戦いを挑んでいる上原正稔さんをご支援下さい。

■カンパ協力のお願い■

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第5回公判は年が明けて1月24日(火)の予定です。

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費等の出費を無視できません。

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

三善会は、平成23年1月31日に上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

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ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

              ★

【追記】

かでな文化センターで行われた「左翼集会」に参加された読者のメールを紹介します。」

              ☆

  

 

田中防衛局長の更迭の裏には、教科書問題で攻勢をかけられた左翼の焦 りを感じます。

事件を利用して「沖縄を理解しない政府・本土」VS「被害者・沖 縄」の構図を強化して、教科書と基地移設問題で押し切ってしまおうという魂胆があると思います。

実は先日、かでな文化センターでの「9月8日八重山全教育委員協議の決定を認めさせる県民集会」というサヨク集会に参加して参りました。
県民集会というわりに空席が目立ち、盛り上がりに欠ける大会でした。
それでも、国会議員の糸数慶子、瑞慶覧長敏、そして県議会議員が15名も出席していました。

一言目が「モンスター玉津!ヒットラー玉津」で、それに対する反応は爆笑と拍手でした。
いきなり気分が悪くなりましたが、なんとか二時間耐えました。
私は三列目くらいに座っていたのですが、周りは最後までガラガラでした。
かでな文化センターは最大収容こそ1100名ですが固定席は1010名です。空席の状態からして、700~800名といったところでしょうか。

登壇者から「『日本国民会議』という保守団体が県民に嫌がらせをしている」という発表がありましたが、日本会議のことでしょうか。

発表を聞いていると、サヨクも中川大臣の竹富町は有償にせよ、との発言にショックを受けたようです。
しかし、中川大臣の地元は日教組の本場・三重であり、板挟みになっていることにサヨクは期待を持っているようでした。
そのため、糸数慶子議員に動いてもらい首相と官房長官に直訴させようと考えているようです。
また裁判をもう一度行う必要があることも指摘していました。

ただ、集会内ではサヨクが非常に焦っていることがよくわかりました。
写真をご覧いただければお分かりのようにガラガラですが、翌日の新聞は1000名の県民の怒りとして、大見出し。完全に1000名集会として扱っていました。

 
ご参考までにお写真お送りさせて頂きます。ご査収のほどよろしくお願いいたします。
突然のお便り失礼致しました。

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