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本日午後7時よりチャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」に出演します。よろしくお願いします。
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沖縄県議会の与党5会派(日本共産党、うまんちゅの会、社民党、沖縄社会大衆党、県民ネット)は9日、記者会見を開き、2月以降の早い時期に県内で、名護市辺野古への「新基地建設「(野古移設)の断念を求めて1万人規模の県民大会を開くことを明らかにした。
新年早々、支持母体の活発な動きに対する翁長知事のコメントが目に付かないのが気がかりだ。
安倍政権は正月を挟んで2度上京した翁長県知事に対し、重要閣僚の面会拒否や振興予算の削減という「冷遇」をした。
県知事選挙の前、「誰が知事になっても辺野古移設は粛々と進める」と公言していた政府側と「あらゆる手段で阻止する」と公言している翁長県知事。
このように意見が真っ向から対決する案件で責任者同士がいきなり面談することは不毛な論議に終わる可能性が大きい。
最高責任者が面談するときは事前にある程度の調整案が検討され、トップ同士の政治判断が必要なときに面談するのが合意点を見つけやすい。
普天間移設の事実上の責任者である菅官房長官は、その点百も承知でこれまでマスコミを通じて2度観測アドバルーンを揚げている。
先ず1回目は9日夜のBSフジ番組で、翁長雄志知事との面会については「政治判断が必要な時は会わないとまずいが、今はその段階ではない」と当面見送る意向を示して翁長知事の反応を打診した。
この発言を10日の沖縄タイムスが「翁長知事と『会う段階でない』 菅官房長官が認識」と報道した。
当然沖縄2紙は、菅官房長官の取り様によっては「無礼」ともいえる発言に対し、翁長知事のコメントを求め県庁知事室に押しかけたはずだ。
強気一辺倒の共産党や社民党を支持母体にする翁長知事なら「オール沖縄で示した民意を踏みにじり、工事を強行しておきながら知事との面談を拒否するなど、容認できない」などのコメントガ紙面を飾ると思ったのだが。
ところが不思議なことに新聞報道を見る限り、翁長知事は全くコメントを発していない。
そこで菅官房長官は今度はNHK番組を通じて二番目のアドバルーンを揚げた。
それを報じる沖縄タイムスと琉球新報の記事がこれ。
沖縄タイムス2015年1月12日 06:47
【東京】菅義偉官房長官は11日のNHK番組で、米軍普天間飛行場の運用を2019年2月までに運用停止する政府方針について「翁長雄志知事に協力いただければそこは当然(5年以内の運用停止を)行っていきたい」と述べ、辺野古移設への協力を前提に運用停止を進めるとの考えを示した。
菅氏は、協力が得られればとした上で、運用停止について「私どもは基地負担軽減に全力で取り組んでいるから、そこは変わりはないというふうに思っている」と説明した。
普天間の辺野古移設については「19年前に日米で合意し、16年前に県知事、名護市長も合意を頂いた。地元も一回了解をした。ようやく(埋め立ての)認可を頂いたから、粛々と進めていきたい」と移設を推進する方針をあらためて示した。
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琉球新報 2015年1月12日
【東京】菅義偉官房長官は11日、NHKのテレビ番組に出演し、米軍普天間飛行場の2019年2月までの運用停止について「翁長雄志知事に協力いただければ、当然(普天間の5年以内の運用停止を)行っていきたい」と述べ、普天間の辺野古移設に反対する翁長知事をけん制した。
県や宜野湾市は普天間の5年以内運用停止の要求について、辺野古移設の進捗(しんちょく)にかかわらず実現するよう求めているが、菅氏の発言は運用停止と辺野古移設問題を関連付け、移設計画の推進が運用停止実現に向けた取り組みの前提になるとの考えを示した形だ。
菅氏は番組で辺野古移設について「19年前の(日米合意の)原点は世界で一番危険な普天間の日本への返還だ。そのために辺野古移設案が出てきた」などと述べた上で、移設作業を「粛々と進めていく」との考えを重ねて示した。
菅氏は昨年9月に沖縄基地負担軽減担当相を兼務したことを受けて来県した際、19年2月までの運用停止を目指す方針を表明。政府はこの方針を踏まえた答弁書を昨年10月に閣議決定している。
一方、中谷元防衛相も11日、記者団に対し「前の仲井真弘多知事に約束したのは5年以内に移設ができるようにということで、その計画をしている。計画に基づいて5年以内で(辺野古移設を)進めている」などと述べた。
知事選前の公開討論会で翁長氏は仲井真知事(当時)が一昨年12月25日に安倍首相から取り付けた約束を「信用できない」と批判した。
だが、仲井真前知事が言うとおり一国の首相が約束したことを信用しないでは何事も始まらない。
信用できない人物と会う意味もないはずだ。
>米軍普天間飛行場の運用を2019年2月までに運用停止する政府方針について「翁長雄志知事に協力いただければそこは当然(5年以内の運用停止を)行っていきたい」と述べ、辺野古移設への協力を前提に運用停止を進めるとの考えを示した。
仮に政府側が最善の努力をしたが、5年をオバーしたとしても、普天間移設の合意以来約19年も経過している事実を見れば、2~3年遅れたとしても早急な問題解決に繋がるのではないか。
協力の余地が有るのかそれとも全面対決か、いずれにせよ翁長知事は菅官房長官の発言に応える義務がある。
連休を挟んだせいもあるが、菅官房長官の2度目の問いかけに翁長知事は、本日現在何のコメントも発していない。
翁長知事の沈黙に対し、支持母体の共産党ぼ機関紙「しんぶん赤旗」が強気の発言を連発している。
新基地断念求め大会へ 来月以降開催 沖縄県議会与党5会派
しんぶん赤旗 2015年1月11日(日)
沖縄県議会の与党5会派(日本共産党、うまんちゅの会、社民党、沖縄社会大衆党、県民ネット)は9日、記者会見を開き、2月以降の早い時期に県内で、名護市辺野古への新基地建設の断念を求めて1万人規模の県民大会を開くことを明らかにしました。
新基地強行に固執する安倍政権はこの間、2度上京した翁長(おなが)雄志県知事に対し、多くの閣僚が面会を拒否するなど、民意無視の圧力を強めています。日本共産党県議団の渡久地(とぐち)修幹事長は「知事選、衆院選で新基地ノーの民意が明確に示されながら、それでもごり押ししようとする中、改めてわれわれは屈しないと、県民が一緒に翁長知事を支えていくため、大会を開く必要がある」と語りました。大会の日時・場所は関係団体と調整の上、今月中にも決定する予定です。
15、16日には、公明党・県民会議無所属を含む与党・中立県議12人が上京し、昨年12月に県議会で可決した新基地断念を迫る意見書を携え、日米両政府へ沖縄の民意を尊重するよう要請。15日夕には、都内で「止めよう辺野古新基地建設報告集会」を開き、16日は超党派野党国会議員でつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」と意見交換を行います。
東京行動後の22~24日には与党県議を中心に、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ第1ゲート前での座り込み行動に参加し、市町村議や首長、知事などへも広く参加を呼びかけるとしています。
15日、東京で報告集会開催
15日の東京での報告集会は、連合会館2階大会議室(千代田区神田駿河台3の2の11、JR御茶ノ水駅と地下鉄千代田線・新御茶ノ水駅下車)で午後6時から。
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沖縄タイムスが静観の様子なのとは対照的に「赤旗」の鼻息は荒い。
>15、16日には、公明党・県民会議無所属を含む与党・中立県議12人が上京し、昨年12月に県議会で可決した新基地断念を迫る意見書を携え、日米両政府へ沖縄の民意を尊重するよう要請。
>15日夕には、都内で「止めよう辺野古新基地建設報告集会」を開き、16日は超党派野党国会議員でつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」と意見交換を行います。
第2回の東京行動だけでは飽き足りず、県民大会を開いて安倍政権とは全面対決の様相である。
これまでの流れから言えば、東京行動や県民大会の先頭に立つのは当然翁長知事をおいて他には考えられないはずだ。
さて、翁長知事よ、
前門の虎校門の狼にどう対処するつもりか。
菅官房長官から投げられたボールはいま翁長知事の手にある。
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(代表者:金城テル)よりのお願い。
現在、那覇市障害者福祉センター訴訟(翁長雄志後援会々長がこのセンターを管理し事業を行っている福祉団体の会長をしていた件)と久米至聖廟訴訟(翁長前市長が龍の柱をシンボルとする中国との交流拠点づくりを進めていた件)ではそれぞれの訴訟内容が複雑なため、担当弁護士をそれぞれ置いて那覇市住民訴訟を行っています。被告は那覇市と翁長雄志氏です。知事になったからといって責任が逃れられることはありません。
本件は徳永、照屋両弁護士が手弁当で代理人を務めていただいておりますが、訴訟実費を含む活動資金が枯渇しております。
何とぞ訴訟活動を継続するために広く皆様のご支援をお願いします。
支援金の口座
ゆうちょ銀行口座
住みよい那覇市をつくる会
名 称 | スミヨイナハシヲツクルカイ |
記 号 | 17090 |
口座番号 | 10598191 |