昨日のエントリーで熊本地震の被災地へ救援物資の搬送にオスプレイ出動の可能性を述べたら、なんと政府がオスプレイ導入の決断をした。
オスプレイは米軍用機といっても戦闘機ではない。
大量物資などの輸送機である。
地震などで道路が寸断され孤立化した被災地への物資の搬送に最適の機種である。
沖縄のキチ外新聞が宣撫工作などと大発狂するだろうが、災害時こそ「命どぅ宝」と言ってやればよい。
これで多くの人命が救われる。
安倍政権のGJである。
日本経済新聞 2016/4/17 23:18
政府は熊本地震の被害拡大を受け、18日から米軍航空機による輸送支援を受け入れる。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイも使う。米側の申し出を受け入れ、日米同盟の強化を確認する狙いもある。
米海兵隊オスプレイ4機が17日、沖縄県宜野湾市の普天間基地を出発し、海上自衛隊岩国基地(山口県)に到着。18日以降、被災地に入り救援物資を輸送する。米軍の輸送機C130やUC35も自衛隊員や車両を運ぶ。米軍による災害対処支援は2011年の東日本大震災で展開した「トモダチ作戦」以来だ。
日米関係を考慮した側面も強い。安倍晋三首相は17日朝に「直ちに必要な状況ではない」と記者団に発言。その後、一転して「米国から輸送支援が可能との連絡があった。大変ありがたい申し出だ」と語った。中谷元・防衛相は記者団に「オスプレイの高い機動力、空輸力は早く物資を送るのに必要だ」と強調した。
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そこで、けさの沖縄タイムスを開いてみたら、一面トップはオスプレイ反対ではない。
■一面トップ
余震続き非難11万人
熊本・大分地震478回
不明11人 死者42人
オスプレイ受け入れ
輸送支援で政府 普天間から4機
■二面トップ
流通まひ 物資不足
交通網寸断で深刻化
■社会面トップ
食糧や水足りない
避難所 果物一つに行列
商店空っぽ
オスプレイ関連記事が大人しいのも当然だ。
見出しを見ると「流通まひ 物資不足」「交通網寸断で深刻化」などと地震の影響で生命維持の最低条件である「食糧や水足りない」というのが現状だ。
そんな時こそ大量輸送が得意のオスプレイが出動したら多くの被災者が救われると安堵するのがほとんどの国民の気持ちだ。
もっとも地元のキチ外新聞はどのように報じているだろう。
政府、米軍の輸送受け入れ 被災者支援にオスプレイ
沖縄タイムス 2016年4月18日 00:26
政府は17日、熊本地震の被害が拡大していることを踏まえ、米海兵隊の輸送機オスプレイによる輸送支援を受け入れる方針を決めた。中谷元・防衛相が発表した。日本の災害支援にオスプレイが参加するのは初めて。18日以降に作業を開始する見通しだ。安倍晋三首相は非常災害対策本部会議などで、復旧事業への国の補助率を引き上げる激甚災害指定の早期実施や、2016年度予算の普通交付税の繰り上げ交付、予備費投入に言及し「あらゆる手段を尽くす構えだ」と強調した。
政府は17日、住民生活の手助けを担う「被災者生活支援チーム」を設置。首相は熊本県内のスーパーやコンビニでの食品の品切れ解消に向けて「店頭に17日中に70万食を届ける」と記者団に語った。菅義偉官房長官は記者会見で、16年度補正予算案編成の可能性に言及した。
米軍が支援に使うのは、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されているオスプレイ4機で、熊本県内の救援物資集積所から被災地に物資を輸送する計画だ。4機は既に普天間飛行場を飛び立ち、輸送作業の拠点となる米軍岩国基地(山口県岩国市)に到着した。
18日には米空軍のC130輸送機2機が航空自衛隊千歳基地(北海道)から熊本空港に自衛隊員や車両を輸送。米海軍のUC35輸送機も厚木基地(神奈川県)から自衛隊員を熊本空港に輸送する予定だ。
中谷氏は防衛省で記者団に「オスプレイは大規模災害に対し、高い機動力と空輸力を併せ持っている。早く物資を送るためにはオスプレイの能力は必要だ」と強調した。
これに先立ち首相は17日朝、記者団に、避難所での滞在を長期化させないため、宿泊施設の確保に取り組むよう関係省庁に指示したことを明らかにした。「食料、医療、水などの提供態勢をしっかりしていくよう強く指示した」と説明した。
首相は当初、米軍による支援に関し「支援の申し出があるが、直ちに必要な状況ではないと考えている」としていたが、米側から航空機による輸送支援が可能との連絡が入ったことから「輸送ニーズを調整し、整い次第、直ちに実施したい」と受け入れる考えを示した。(共同通信)
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>政府は17日、住民生活の手助けを担う「被災者生活支援チーム」を設置。首相は熊本県内のスーパーやコンビニでの食品の品切れ解消に向けて「店頭に17日中に70万食を届ける」と記者団に語った
>中谷氏は防衛省で記者団に「オスプレイは大規模災害に対し、高い機動力と空輸力を併せ持っている。早く物資を送るためにはオスプレイの能力は必要だ」と強調した。
オスプレイの物資搭載能力や移動の敏速性を考えたら、オスプレイこそ大規模災害時に最適の機種であり、これに批判するものは被災者に「座して死ね!」というに等しい。
東日本大震災時に米軍の「トモダチ作戦」をパフォーマンスなどと罵倒した琉球新報は、今回のオスプレイ出動にどのような狂態を見せているかと、ウェブ記事を検索して驚いた。
卑怯にも自分の意見は隠して、共同記事にマル投げではないか。
その結果、上記引用の沖縄タイムスと一字一句違わない同じ文になっている。
政府、米軍の輸送受け入れ 被災者支援にオスプレイ
琉球新報 2016年4月18日 00:26
政府は17日、熊本地震の被害が拡大していることを踏まえ、米海兵隊の輸送機オスプレイによる輸送支援を受け入れる方針を決めた。中谷元・防衛相が発表した。日本の災害支援にオスプレイが参加するのは初めて。18日以降に作業を開始する見通しだ。安倍晋三首相は非常災害対策本部会議などで、復旧事業への国の補助率を引き上げる激甚災害指定の早期実施や、2016年度予算の普通交付税の繰り上げ交付、予備費投入に言及し「あらゆる手段を尽くす構えだ」と強調した。
政府は17日、住民生活の手助けを担う「被災者生活支援チーム」を設置。首相は熊本県内のスーパーやコンビニでの食品の品切れ解消に向けて「店頭に17日中に70万食を届ける」と記者団に語った。菅義偉官房長官は記者会見で、16年度補正予算案編成の可能性に言及した。
米軍が支援に使うのは、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されているオスプレイ4機で、熊本県内の救援物資集積所から被災地に物資を輸送する計画だ。4機は既に普天間飛行場を飛び立ち、輸送作業の拠点となる米軍岩国基地(山口県岩国市)に到着した。
18日には米空軍のC130輸送機2機が航空自衛隊千歳基地(北海道)から熊本空港に自衛隊員や車両を輸送。米海軍のUC35輸送機も厚木基地(神奈川県)から自衛隊員を熊本空港に輸送する予定だ。
中谷氏は防衛省で記者団に「オスプレイは大規模災害に対し、高い機動力と空輸力を併せ持っている。早く物資を送るためにはオスプレイの能力は必要だ」と強調した。
これに先立ち首相は17日朝、記者団に、避難所での滞在を長期化させないため、宿泊施設の確保に取り組むよう関係省庁に指示したことを明らかにした。「食料、医療、水などの提供態勢をしっかりしていくよう強く指示した」と説明した。
首相は当初、米軍による支援に関し「支援の申し出があるが、直ちに必要な状況ではないと考えている」としていたが、米側から航空機による輸送支援が可能との連絡が入ったことから「輸送ニーズを調整し、整い次第、直ちに実施したい」と受け入れる考えを示した。
(共同通信)
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オスプレイ導入の政府を批判する社説を読者は待っているよ、琉球新報さん。
そう、翁長知事もオスプレイ反対だったはず。
そもそも翁長知事が知事選に当選した原点は、13年に当時の翁長那覇市長が扇動した東京行動にあり、東京行動の主目的は「オスプレイ反対」に端を発していた。
現在翁長知事は、辺野古移設反対で国と対立関係にある。
辺野古移設反対の原点は普天間移設反対にあり、普天間飛行場反対の原点はオスプレイの普天間配備反対である。
だとしたら、普天間飛行場に配備されたオスプレイが熊本地震の被害地救援に出動するのも反対しなければ整合性が取れない。
翁長知事は、2013年1月の「東京抗議行動」では「売国奴」と罵声を浴びたらしいが、今回も「東京行動」に習って「熊本抗議行動」でも決行し、「売国奴」の謗りを受けてほしいものだ。
米軍が被災地支援に使うのは、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されているオスプレイ4機だけではない。
18日には米空軍のC130輸送機2機が航空自衛隊千歳基地(北海道)から熊本空港に自衛隊員や車両を輸送。米海軍のUC35輸送機も厚木基地(神奈川県)から自衛隊員を熊本空港に輸送する予定だ。
物資の搬送のみならず自衛隊員の輸送にも米軍輸送機が出動するというのだ。
琉球新報さん、今度はどのような罵詈雑言を社説で述べるか、国民は注目しているよ。