昨日の午後5時半ごろ、その放送事故は突然起きた。
ヘルメットを被ったTBSの男性レポーターが、熊本の被災地で、ボランティアの責任者と見られる女性に、ボランティアの心構えのようなものを取材しようとマイクを向けた瞬間、被災者と見られる男性の罵声が画面に響き渡った。
「見世物じゃねーて、どっかいけ!車邪魔!どかせよ!」
丁度TBSの番組を見ていた筆者は、ボランティアの心構えを説明しようとする女性のクレジットに「ピースボート 辛嶋由香里」と、紹介されているのを見て、心穏やかではなかった。
被災現場では自衛隊の皆様が昼夜を分かたず被災者救援のため頑張って下さっている。
だが、この辛島という女性が属しているピースボートは、自衛隊反対に急先鋒のサヨク組織だ。
そのピースボートのメンバーが、自衛隊が活躍する被災地で、ボランティアを取り仕切るようなTBSの報道に違和感を感じていたのだ。
まるで筆者の違和感を察知したかのようなタイミングで、被災者の男性が生放送の現場に割って入った。
放送クルーに罵声を浴びせたのだ。
筆者の憤懣は被災者の男性の一喝で、消し飛んだ。
したり顔でしゃべるTBSレポーターやピースボートの女性に被災者たちもブチ切れていたのだろう。
自衛隊が活躍する被災地で、ボランティアの代表者面(面)で、御託を並べる自衛隊反対の女性も女性だが、こんな女に大きな顔をさせるTBSもTBSだ。
TBSよ、恥を知れ!
被災者の男性のGJである。
今日中に削除とのことですから、早めに確認下さい。
【政治】辻元氏の乗ったピースボートは自衛隊に護衛を頼んで海賊から守っ ...
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【放送事故】TBS生放送中に被災者がブチ切れて正論を吐きまくる「見世物じゃねーて、どっかいけ!車邪魔!どかせよ!」
腹BLACK 2016年4月21日TBSのNスタが避難所の前で現地の様子を報じようとしたところ、一人の男性が食って掛かり、中継が中止になるというハプニングが起きた。
スタジオから「現地ではどんなボランティアが必要ですか?」と質問しているときに後ろで男性が何やら話しかけてくる。
少し離れた場所にいるため全てを聞き取るのは難しいが、ただ部分的に「おい」「どかせ」「だからどかせって」と言っているのが分かる。
男性は奥を指差して「おいどかせ!」と大声でブチ切れ。
中継を続けようとしたピースボートの女性は少し躊躇しながらも男性を無視して「えっとですね…ボランティアとなると…あの…」と説明を続けようとする。しかし男性はどんどん近づいてきて怒りを加速させる。
近くまで来たことでマイクが音を鮮明に拾い始めた。
「俺なって言いよった?見世物じゃなーて!どっかいけ!車邪魔!どかせよ!」。どうやらテレビ局が被災者を勝手に映し、利用していることが気に入らない様子。また、入り口に停めた中継車も邪魔になっていると主張する。
それにしてもこの男性、やけに大柄だ。
身長2mは超えているだろうか。見た目は恐く口調も荒いが、決して間違ったことは言っておらず、また、「さっきからずっと言っている」という趣旨の発言をしていることからTBSが注意を聞かずに無理に中継を続行した可能性が高い。おそらく男性もはじめは軽く注意していたのに、一向に言うことを聞いてもらえないから怒鳴り始め、ついに生放送中に顔が映るのも気にせずに横から入り込んで中継をやめさせたのではないか。
中継は急遽中止。
スタジオは「ちょっとご迷惑になっているようで、すいませんでした」と謝罪した。なお放送後、「この避難所は入り口にマスコミの取材禁止と張り紙を張っているところではないか」という声がいくつか寄せられた。視聴率稼ぎのために図々しい取材をして被災者の邪魔をするマスコミは害悪でしかない。
こちらは日テレのnews every.が流した映像。
右側に「施設内でのカメラ、TV禁止(対策本部)」と書かれた張り紙が掲載されている。要するに邪魔だから入ってくるなということで、これが被災地で起きているマスコミに対する反応だ。それでも外から映すのはルール違反ではないと離れた場所からこっそりズームで撮る日テレには呆れた。
ここで改めて現地の人たちのマスコミに対する怒りの投稿を紹介しておきたい。
参考:熊本に現地入りしたマスコミがマスゴミ化している6つの証拠
不安な気持ちで避難所で肩を寄せあっている人たちからすれば何のダメージも負っていない報道陣が次から次へとやってきて自らの金儲けのために図々しくカメラを向けてきたり、インタビューを求めてくるのは煩わしいに違いない。誤解を恐れずに言えば、マスコミは現地では何の役にも立っていないのだ。
熊本地震では当初からマスコミが現地を荒らすハイエナになっており、政府の規制が必要だと叫ばれてきた。被災者が拒絶反応を起こすのももっともだ。
今回の生放送中の被災者ブチ切れ騒動は起こるべくして起きた事件。マスコミは身の振り方を考えなければならない。
【おまけ】
地震などの被災地で傲慢不遜に振舞うメディアの態度が批判されるが、それを報じるべきメディアが「不都合な真実」として批判の声を編集・隠蔽するので国民が知る機会は少ない。
今回のTBSの【放送事故】も生放送中だったため、編集されることなく視聴者の目にそのまま伝わったのはラッキーであった。
メディアの不遜な態度といえば、雲仙・普賢岳の火砕流を思い出す。
警察の立ち入り禁止指令を踏みにじって、メディアは危険地帯に侵入し、火砕流に襲われた彼らを救出するため多くの警察官や消防団員が犠牲になった。
長崎雲仙・普賢岳火砕流による犠牲者は傲慢不遜なメディアによってもたらされたと断言してよい。