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読者の皆様へ
■出版社の都合で約1月発売が遅れる見込みです。 9月21日ごろ
8月15日発売を目途に皆様に献金をお願いした『沖縄「集団自決」の大ウソ』の編集作業が現在進行中です。ただ販促物のチラシ作成など、さらに最低限の出版数400冊で調整中ですが、出来れば市場に出回る出版数も800冊~1000冊と一冊でも多い方が目立ちますし、本の体裁もより目立つ体裁にしたいと考えています。
そこで再度皆様の献金ご協力お願いいたします。
■出版費用の献金のご協力願い
最低限での出版には何とか漕ぎつけましたが、増刷等で皆様の献金ご協力を伏してお願い申し上げます。
献金額の多寡は問いませんが、一口3000円以上にして頂けると幸いです。
まことに勝手なお願いですが、宜しくお願いいたします。
狼魔人日記
江崎 孝
お振込先
- 金融機関:ゆうちょ銀行
- 名義:江崎 孝
- 記号:17050
- 番号:05557981
ゆうちょ銀行以外からお振り込む場合の振込先
- 金融機関:ゆうちょ銀行
- 金融機関コード:9900
- 預金種目:普通預金
- 名義:江崎 孝
- 店名:708(読み ナナゼロハチ)
- 店番:708
- 口座番号:0555798
★すでに御献金賜った方には、出版本を贈呈したいと思いますので、下記メルアドに贈呈本の送り先、住所氏名をご一報いただければ幸いです。
管理人への連絡⇒ezaki0222@ybb.ne.jp
★
【日本史】GHQの民主化政策と東西冷戦下における日本独立回復~占領下の日本が独立回復を果たすまでの軌跡~
知人のブログの紹介です。
テーマ:ブログ
神田明神へお詣りした帰路の電車の中で、ふと思った。嘗て、ゼロ戦の名パイロットであった坂井三郎氏が、電車に乗ってゐると、前に座ってゐた高校生が話してゐた。「お前、日本がアメリカと戦争したの、知ってるか」「え、マジかよ。」坂井氏はその一言で本当に驚いたが、次の一言はもっと衝撃的だった。「で、どっちが勝ったんだ?」
この会話からして、これらの高校生は、先生からちゃんとした戦後史を習ってゐなかったのだらう。ちゃんとした戦後史と言ふのは、「日本は一所懸命に戦ったが、武運拙くして負けた。このくやしさを、何時か必ず晴らして見せよう。それまでは、臥薪嘗胆して、君たちも国防訓練に精励しなければならない」といふやうなものである。だが、実際は180度違った。つまり、米軍も、ABCD包囲陣で日本を追ひ詰めて、日本に対して窮鼠猫を咬む態の暴発を仕向けておきながら、一旦真珠湾攻撃をされ、また大東亜戦争の緒戦で日本が華々しく勝利を続け、最後は死に物狂ひの特攻機攻撃まで敢行したとなると、もうこれは、今後は戦争と言ふものは、本来あり得ないものであるといふ思想に日本を追ひ込んでおかないと、夜もおちおち安心して眠れない」といふ、その場しのぎの弥縫策に米国をして走らしめた。それだから、嘘で固めたやうな憲法前文に引き続き、神学論争に発展しかねないやうな9条2項を無理やり日本に呑ませたのであった。これに対して永井荷風などの文学者は、「嗤ふしかなし」とあきれたが、日本の為政者は、水戸黄門の印籠を見た悪代官の如く、「ハハー」と這ひつくばって、(野坂参三以外は)誰もその偽善に対して、異を唱へる者はゐなかったのである。これは教育者も全くだらしがなかった。そして彼らは、「敗戦利得者」として、ぬるま湯の中に身の安全を得たのである。
しかし、日本の精神構造は重大な片肺飛行を続けた。つまり、「戦争とは、あってはならないものである。憲法に『台風は来てはならない』と書いておけば、台風は来ないのであるといふ、極めて幼稚でナンセンスな思想が、現実論を駆逐した。そして、横田めぐみさんと言ふ13歳の少女が或る夜新潟でゐなくなったときには、警察は「これは北朝鮮に拉致されたのに違ひない」と薄々わかってはゐたが、「でもまさか、拉致なんて言ふものは、戦争と同じで、あってはならないものだから、なかったことにしておかう」と、それ以上の捜査を握り潰して、迷宮入りにさせてしまったのである。
それで、先ほどの高校生の話に戻るが、「日米戦争なんていふものは、あってはならないものだから、なかったのだ」と、勝手気ままに短絡して、放置したのである。
私は今日、少し時間があったので、お茶の水駅の入り口の前で、北朝鮮に拉致された惧れのある、埼玉県の特定失踪者の写真の載ったポスターを持ちながら、拉致被害の現状を訴へたが、その駅に出入りする男女の反応は、(この辺はサヨクの学生が多いと聞くが)極めて冷淡かつ不審感を表したものだった。全く、「日米戦争は、どっちが勝ったのか」と無知をさらけ出す態の物であった。しかしながら、識者が警鐘を鳴らすやうに、今は大東亜戦争の戦後ではなく、第三次世界大戦の戦前なのである。歴史に無知な人でも、好むと好まざるとに拘はらず、国際環境の激動に翻弄されるであらう。しかし、その混乱を通じての真の平和を保てるやうに、此処に老爺が老婆心を披歴したのである。
北村これやす
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