狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

独裁への「最終戦争」、外国人参政権法案 政府提出法案で

2010-04-05 07:50:13 | 県知事選

昨日のテレ朝「サンデースクランブル」で民主党の海江田万里選対委員長代理が出演し、薹(とうが立った小沢チルドレンぶりを曝した。

海江田氏は、夏の参院選で二人区に「二人候補者を立てる」という小沢幹事長と、「辞任がセットだ」という連合静岡の吉岡秀規会長とのバトルのVTRを見せられ、次のように小沢氏を援護した。

「政権交代をしたが参院選で単独過半数を取るまでは真の政権交代とはいえない。それで小沢さんは候補者を二人立てて真の政権交代を狙っている(要旨)」と。

ここでテリー伊藤がツッコミを入れた。 日頃のこの人物の意見にはあまり賛同できないが、この日のコメントはGJであった。

「民主党は現在でも小沢さんの独裁体制で物が言えないのに、参議院で単独過半数を取ったらますます小沢さんに物言える人がいなくなる。 国民は皆これを恐れている」(要旨)

その通りである。

これにまともに反論できなかった海江田氏がよい見本である。

参議院で単独過半数を取れば、小沢氏の独裁体制は磐石になり、これまで不可能だったものが全て可能になる。

現政権の間は消費税を上げないも「法律で決めたわけではない」の一言で容易に反故に出来る。

ナチ政権がやったように全権委任法を成立させれば50%の消費税だって不可能ではない。

テレビには馴れているはずの海江田氏が、自分の言葉はまるでなく、小沢氏のテープレコーダーのような発言しか出来ないと思っていたら、夕方のニュースでこんなのが。

「最終戦」だって。 一瞬、石原莞爾が脳裏を過ぎった。

“参院選 政権交代の最終戦”

NHkニュース 4月4日 20時57分 
民主党の小沢幹事長は、神戸市内で開かれた党の会合であいさつし、夏の参議院選挙について、「政権交代の最終戦だ」と述べたうえで、党単独で過半数の議席を確保し、さらに大胆な改革を進めていきたいという考えを重ねて示しました。

この中で、小沢幹事長は「民主党は、さきの衆議院選挙で史上最高の議席を獲得したが、参議院では、まだ党として過半数の議席を確保していない。夏の参議院選挙は、政権交代の最終戦と位置づけている」と述べました。そのうえで、小沢氏は「なんとしても、党単独で過半数の議席を確保して、政権の基盤を盤石なものとし、さらにいっそう大胆な改革を進めていきたい」と述べました。また、小沢氏は「政権交代して半年だが、国民から『もうちょっと頑張れ』と指摘されていることは存じている。『国民の生活が第一』の考えのもと、一生懸命それぞれの部署で頑張りたい」と述べました。

                    ◇

>「・・・国民から『もうちょっと頑張れ』と指摘されていることは存じている。『国民の生活が第一』の考えのもと、一生懸命それぞれの部署で頑張りたい」

驚いた!

支持率急落と国民の「小沢やめろ!」の大合唱も、独裁者の耳には「もうちょっと頑張れ」と聞こえるらしい。

内閣不支持53%に上昇 共同通信世論調査  04/04 20:07  

「国民の生活が第一」とは目先の利益で誘導するのが独裁者の手法、「子供手当て」「高校授業料の無料化」「農家の個別補償」等、

カネをばら撒いておけば国民なんてチョロイものと考えるのが「最終戦」の作戦要務令のようだ。

しかし、これでも騙される愚かな国民がいるのも事実。

独裁者の「最終戦」への露骨な布石は着々と打たれている。

こんな風に。

鳩山首相:戸別補償、コメ以外でも リアル鳩カフェで

                    ◇

■ヒトラーを真似た「最終戦争」■

ヒトラーの独裁政権は選挙という民主主義的手法で成立したと何度も書いた。

民主政治は常に権力の集中という独裁政治の危険を内包する。 

これを防ぐために、我が国では三権分立という権力の拡散を図っている。

三権とは何か。

権力とその根拠となる法との関係で言うと、次のように説明される。

立法権:法を定立する権力 ⇒国会
行政権:法を執行する権力 ⇒内閣
司法権:法を適用する権力⇒裁判所

■議員立法を認めぬ独裁者■

現在でも小沢独裁体制を敷く民主党は、国会議員の責務とも言うべき「国会で法律を立法する」(議員立法)を小沢氏の一存で認めぬという。

小沢独裁の典型が次の記事である。

外国人参政権法案 小沢氏、議員立法での今国会提出も認めず
2010.4.3 00:33
 
 民主党の小沢一郎幹事長は2日、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案を議員立法の形で今国会へ提出することを認めない考えを示した。連立与党の国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相の強い反対により、すでに政府提出は困難な情勢となっており、これで今国会での法案提出の道はほぼ絶たれた。

 外国人参政権付与推進派の川上義博参院議員が2日、国会内で小沢氏に議員立法での法案提出を求めたが、小沢氏は「無理だ」と断ったという。小沢氏はもともと、外国人参政権法案を政府提出法案として提出するのが望ましいとの考えを示してきた。
                                              ◇

■「外国人参政権付与法」は政府提出法案で■

小沢氏が韓国で「公約」した「外国人地方参政権付与法」は、亀井氏らの反対により、今国会で提出が見送られる公算が大きいという。

だが、亀井氏の反対は措いても、小沢氏は元々から議員立法には反対の意見である。

憲法を踏みにじる狂気の小沢!

したがって、臨時国会以降に「政府提出法案」として提出するというのは小沢氏の想定内とも考えられる。

つまり、小沢氏は「外国人参政権付与法」の立法を決して諦めてはいないということである。

■三権分立の否定■

民主政権が「議員立法」という国会の機能をを否定し、代わりに「政府提出法案」で立法化するということである。

ということは、三権分立の立法の権限と行政という二つの権力が行政府に集中することを意味し、残る司法の権力も最高裁判所長官は内閣が任命することから判断して、事実上行政府が三つの権力を手中に収めることになる。

かくて小沢氏が目論む「最終戦争」は着々と「小沢独裁体制」へと進んでいく。

これが悪夢である。

夢魔は幻想で人を誑(たぶら)かすという。

実現不可能な「夢」で国民を誑かす民主党政権に、

退陣を要求する方、

クリックで応援を。

関連:

緊急!外国人参政権!独裁者小沢が動き出す!

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嗚呼!「当て逃げ?」狂騒曲

2010-04-04 09:29:01 | 未分類

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今朝の沖縄タイムスは一面は勿論合計八面を使って、興南高校の快挙の記事の満艦飾。

このような記事なら各面のトップを独占しても誰も文句を言う人はいないだろう。

ところで、話題に水を差すようだが、興南優勝の直後の琉球放送テレビで、交通事故のニュースがあり、「当て逃げ」「酒気」「重症者」という言葉が耳に飛び込んだ。

連日のように起きる交通事故をテレビが報じるのは、よっぽど悪質な重大事故に限るので調べてみた。

沖縄紙は夕刊はないので、QABテレビと沖縄テレビのサイトを検索したら、こんなのがあった。

 

◆QABテレビ

2010年4月3日 11時54分

酒気帯びで 正面衝突

News Photo 

3日朝早く、宜野湾市の国道で当て逃げの疑いでパトカーに追跡されていた普通乗用車がタクシーに正面衝突し、タクシーの運転手と乗客など3人がケガをしました。事故があったのは宜野湾市我如古の国道330号です。

3日午前5時すぎ、当て逃げ事件の逃走車両を探していた警察が、目撃された車両ナンバーの車を発見。パトカーで追跡したところ、対向車線に進入し、タクシーと衝突しました。

この事故で、タクシーの運転手が顔面骨折などの重傷となっているほか、乗客男性が顔やひざを打撲しました。警察では追跡されていた車を運転していた男を酒気帯び運転の疑いで逮捕し調べています。

 

◆沖縄テレビ

飲酒運転の車両対向車と衝突

どうやら、酒気で「当て逃げ」をし、逃走中再度事故を起し、今度は「ひき逃げ」をしようとしたところ、現行犯で逮捕されたのが実情のようだ。

で、今朝の沖縄タイムスでの扱いは興南優勝に追いやられて、目立たぬ第三社会面?の中段に次のような見出し。

◆沖縄タイムス31面 中段見出し

パトカーが追跡中 車衝突

酒気帯び容疑 運転者を逮捕

対向のタクシー、2人重傷

先日の米兵による「ひき逃げ」とは運転手が沖縄人というだけで、他の条件が酷似しているのでタイムスの記事が「当て逃げ」にするか「ひき逃げ」にするかには興味があったのだが、記事には「(容疑者を)道路交通法違反(酒気帯び)の疑いで逮捕」そして「正面衝突」とあり、問題の「当て逃げ」や「ひき逃げ」の記述は一言もない。

この事故は、「当て逃げ」と「ひき逃げ」と二つ事故の容疑もあるので、事故というより事件というべき悪質な案件だし、被害者に重傷者が二人もいるという点で、先の米兵による類似事件より悪質ともいえる。

だが、興南の優勝に救われたのか、先日の「米兵、ひき逃げ」のように一面や社会面のトップを飾ることだけは免れたようだ。

興南の優勝で助かったの容疑者だけではない。

いや、一番助かったのは沖縄二紙かもしれない。

酒気による「当て逃げ」で逃走中、「正面衝突」を起し、重軽症者を残し「ひき逃げ」寸前を現行犯逮捕。 ちなみに本件は「ひき逃げ」寸前に逮捕されているので「ひき逃げ」には相当せず、「轢傷事故」である》とか。(笑)

こんな謎々のような文面で一面を飾らずに済んで、タイムスの記者もホッとしたであろう。

 

ところで、連日お伝えしている「沖縄県民緊急フォーラム」は本日開催です。

「ひき逃げ」や「当て逃げ」には気をつけて、奮って参加くださいますようお願いします。

保守系の集会は報道しないのが沖縄紙の慣例のようなので、多数の参加で盛り上げてください。

 【追記】13:25

沖縄タイムスの記事がアップされたので参考資料として保存しておきます。

パトカーが追跡中 車衝突 酒気帯び容疑 運転者を逮捕対向のタクシー、2人重軽傷

沖縄タイムス 社会  2010年4月4日 09時43分      

 3日午前5時15分ごろ、宜野湾市我如古の国道330号で、パトカーに追跡されていた普通乗用車が縁石に衝突した反動で対向車線に侵入、タクシーに正面衝突した。タクシーを運転していた男性(66)=同市我如古=が頭部と肋骨(ろっこつ)を折る重傷、乗客の男性(25)=同市大山=が顔面と両足を打撲する軽傷を負った。

 宜野湾署は、普通乗用車を運転していた那覇市若狭の職業不詳、饒平名健一郎容疑者(41)を道交法違反(酒気帯び)の疑いで現行犯逮捕した。同署の調べでは、同容疑者の呼気からは基準値の約3倍のアルコールが検出されたという。

 同署によると、同日午前5時ごろ、浦添市伊祖の国道330号で物損事故が起きたと110番通報があった。パトカー1台が駆けつけたところ、同容疑者は北向けに逃走。パトカーが追跡中、事故現場から約3・3キロ離れた同国道でタクシーに正面衝突したという。

 県警地域課は「追跡は適法、適正だったと認識しているが、結果として事故が発生したことは残念」とコメントを発表した。

お知らせ】


沖縄県民緊急フォーラム:

「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~

日時:4月4日(日) 

開場:11:30~   開演:12:30~

場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)

アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分

主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
:沖縄の自由を守る会有志

【プログラム】
<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏

◎特別講演1
日本ウィグル協会代表 イリハム・マハムティー

◎ミニライブ
英霊来世

◎ 緊急レポート
JSN代表 仲村覚

「尖閣諸島の危機」と「普天間基地移設問題」
※プログラムは変更になる可能性があります。

<平和行進>
16:30~18:00

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興南、全国制覇おめでとう!

2010-04-03 16:28:04 | 金武町流弾事件

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興南高校のセンバツ優勝おめでとう!

智弁和歌山、帝京と強豪高を連破したとき、

優勝の予感がした

だが、実際に沖縄の若者が全国制覇した

その瞬間を目の当たりにし、

不覚にも落涙してしまった。

お恥ずかしい。

今夜は、ビールに泡盛、いや何も飲んでも

勝利の美酒は美味い!

 

沖縄のセンバツ優勝はこれで3度目だが、沖縄尚学の二度目の優勝の時には、甲子園の沖縄応援団席であのトルシエが応援していたことを想いだした。

1999年以来、沖縄勢は3度センバツ優勝しているわけだから、ほぼ3年に1度の割りで全国制覇していることになる。

お見事というより、

沖縄球児、恐るべし!

トルシエも応援!沖縄尚学が優勝

 

高校野球関連では、過去にこんなバカバカしいエントリーもしていたようだ。

今夜の祝杯の肴に読んでやってください。

新説・沖縄語入門

お祝いにプチッもお忘れなく。

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速報PDF>>>>

[画像を拡大]

2010年4月3日 15時50分 28分前に更新

 第82回選抜高校野球大会最終日は3日、兵庫県の甲子園球場で決勝を行い、興南は日大三(東京)に延長十二回、10―5で勝ち、春夏を通じて初優勝を飾った。県勢の選抜大会優勝は1999年、2008年の沖縄尚学以来、3度目。

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「亡国法」の立法を急ぐ「亡国政権」、外国人参政権付与法案

2010-04-03 06:46:13 | 県知事選

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昨日(2日)の沖縄タイムスオピニオン面の読者の「声」はタイムスには珍しく保守系の読者の「声」を掲載している。 連日左翼偏向の記事で埋まる同紙にしては、糸満在住のAさんの投稿記事が新鮮に映る。

左翼思想に固まった閣僚の中で唯一人、その保守的言動で内閣の安全装置の役割りを果たしている男、亀井金融郵政担当相にエールを送るAさんの「声」を紹介する。

4月2日 沖縄タイムス オピニオン面

政権の歯止め 亀井氏に期待

А・M=65歳

国民の怒りをあおる「政治とカネ」の疑惑が渦まく鳩山由紀夫3党連立政権内で、ただ一人国民のために気を吐いているのが亀井静香大臣である。 「亡国案」である外国参政権付与法や夫婦別姓法案に対しても毅然として反対論を展開して、連立政権崩壊を恐れる民主党に民主党に今国会での法案提出を見送らせた。
亀井大臣は、夫婦別姓や外国人参政権付与案は、日本の国柄の根本を破壊するものだから国民新党が与党にいる限り絶対成立しない、と明言している。 誠に頼もしい発言である。 鳩山首相、小沢一郎幹事長をはじめ石川知裕、小林千代美議員の政治とカネにまつわる事件に関しても、誰も責任を取ろうともせず、国民を愚弄しているその政治姿勢は、厳しく追及されねばならない。
こんな事態は自民党政権の時にもあり得なかった。 これ以上、倫理の欠落した政治を続けるならば日本を国際的にも同義的にもおとしめるばかりである。 そんな中で、民主党の亡国的な暴走を食い止めている亀井大臣に大きなエールを送りたい。(糸満市、自営業)

                    ◇

亀は歩みが遅いというのが定評だが、ここぞと思うときは亀は意外と速く走るようだ。

「聞いてないよォ」を連発する今回の鳩山、菅、仙石の「ダチョウ倶楽部三人組」とのバトルも「鈍亀」と見せかけながら、それこそ脱兎の如く自案で押し切ったあたりは亀井氏の一方的KО勝ちである。

郵貯限度額2千万円に引き上げ 首相、亀井氏らの案了承(3/30朝日)

鳩山由紀夫首相は30日、郵政改革案についての閣僚懇談会で、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額(1人あたり1千万円)を2千万円まで、かんぽ生命の保障限度額(原則1千万円)を2500万円まで引き上げることを決めた。限度額引き上げには、閣内に異論が出ていたが、首相は亀井静香郵政改革相と原口一博総務相がまとめた郵政改革案を了承した。
 首相は閣僚懇談会の後、記者団に「意見交換の後、最終的に私に一任を受けました。これはやはり迅速に結論を出さなければならない。そのように判断をし、いわゆる亀井・原口案を軸にして、早く法案をつくるように指示した」と述べた。

何の定見も持たない「3人組」が、確信犯の亀井氏に押し切られグーの音も出なかったのはその後の各人の表情で伺われる。(亀井氏はニコニコ、菅、仙石両氏は仏頂面、鳩山首相はガラス玉の目)

三人組:「そーいえば聞いたような気もしてきた。 だったら首相に一任しょう」。

首相:「うーん、よくわからんが、亀井案でいいじゃないの」。

素人集団の3人組は、百戦錬磨の亀井氏にかかるとこの体たらくである。

筆者もカッコつきながら「暴走亀」みたいなことを書いたが、暴走どころか、首相の思考・行動を全て織り込み済みの素早い動きは、さすがである。 

鳩山退陣の後は、菅直人首相なんて悪夢をみるより、亀井首相の方がまんざら考えられないわけではない、ホント。

                   ◇

■与那国、石垣と外国人参政権■

亀井氏が「国民新党が与党にいる限り絶対成立しない」と大見得を切る外国人参政権付与案と沖縄について考えてみる。

日本の最先端に位置する与那国は、台湾まで111キロ、尖閣諸島まで150キロに位置し、中国の調査船も頻繁に目撃される国境の島である。

この与那国で昨年8月、町長選が行われ、自衛隊誘致派候補と自衛隊反対派候補が一騎打ちでぶつかり合った。

結果は自衛隊誘致派の外間氏が当選したが、対立候補との差はわずか103票であった。

外国人参政権付与法が成立したら、中国政府の意向を受けた永住中国人が100人余いれば当選を覆すことが出来るわけである。

ついでに極左ペンギン市長で有名になった石垣島の選挙状況はどうなっているか。

石垣市

有権者数⇒34987人(平成18年9月議員選挙)

議員定数⇒22人

最低当選者獲得票数⇒721票

ちなみに同時に行われた与那国町の議員選挙では、6人の定数に対し、有権者1230人、最低当選者獲得票数は139であった。

中国が国策によって与那国町に1000人程度の中国人を移住させればいとも簡単に町制を牛耳ることが出来るのである。

国政ではなく地方参政権だから問題はないという論がマヤカシである事は与那国、石垣市の例を見れば自明である。

地方といえども日本に批判的な中国政府や韓国政府の意向によってわが国の政治が左右されるからである。

鳩山首相は「日本列島は日本人だけのものではない」と言っているが、まさに与那国、石垣では容易にそうなってしまうのである。

■外国人への参政権付与は憲法違反■

最高裁、平成7年2月28日「公務員を選定罷免する権利保障した憲法15条1項は、権利の性質上日本国民のみをその対象とし、右規定による権利の保障は、わが国に在留する外国人には及ばないと解するのが相当である」との判決を下した。

つまり、参政権は国民固有の権利であり、在留外国人に付与するのは憲法違反の疑いがあるのだ。

ちなみに最高裁判決では真逆の意味にもとれる「傍論」が付いており、これを根拠に憲法に違反しないという「外国人参政権付与案」に賛成する少数意見についてはここでは深入りしない。

しかし、仮に百歩譲ったとしても国政に関わる重要法案を国民的議論を待たずに立法化しようとする鳩山政権にまともな国家間は微塵もないので、ここは小さいながらも与党である国民新党、特に亀井氏に頑張ってもらうということになる。

■「付与案は世界の流れ」というマヤカシ■

賛成論者の中には、外国人への地方参政権付与は世界の潮流であると主張もあるが、外国人に地方参政権を付与している国は、EU諸国などの同じ文化圏に属している地域に限定しているのが実情である。

EU諸国の中でも参政権付与の条件のハードルを低くしたドイツ、オランダの悲惨な現状を西尾幹二氏が『WILL』4月号で詳しくレポートしているので是非読んでいただきたい。

だが、何よりも移民先進国といわれるアメリカ、オーストラリア、カナダが外国人に参政権を付与していないという事実がこの問題の深刻さを物語っている。

沖縄タイムスが時折行うアリバイ工作の読者の「声」
が、外国人参政権付与法案の恐ろしさを改めて考える契機となった。

この亡国法案の立法化を与党の幹事長が韓国に「公約」し、首相ががこれを後押しするというのだから、これだけを見ても民主党政権が「亡国政権」であることがよくわかる。

「外国人参政権付与法案」と、

鳩山政権が立法化を急ぐもう一つの家族崩壊を促す「夫婦別姓法案」に、反対の方

クリック応援お願いします。

 

【付記】8:25

原口総務相が、「強制連行の神話」を信じているという。 外の閣僚も推して知るべし出、今さらながら左翼勢力の「歴史ねつ造」の恐ろしさを感じ入る。

この記事は必読です。

 ⇒【在日 外国人参政権を考える】(1)強制連行の「神話」根強く 潜在意識にある負い目

 

【お知らせ】


沖縄県民緊急フォーラム:

「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~

日時:4月4日(日) 

開場:11:30~   開演:12:30~

場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)

アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分

主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
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<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏

◎特別講演1
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◎ミニライブ
英霊来世

◎ 緊急レポート
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16:30~18:00

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祝!興南、決勝進出!

2010-04-02 16:27:20 | 県知事選

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興南高校、決勝進出おめでとう!

 

ここまで来たら優勝だ!

 

今夜もビールがうまいが、ビールで止まらず、

泡盛までいきそうだ。

 

お祝いにプチッとお願いします。

 

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2010年4月2日

 センバツ 興南、初の決勝進出 大垣日大に10―0

 【甲子園取材班】第82回選抜高校野球大会第11日の2日、興南は準決勝で大垣日大(岐阜)と対戦し、10―0で勝った。興南としては春・夏を通じて初の決勝進出を果たした。

         

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
興南 0 3 3 2 0 0 0 1 1 10
大垣日大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【速報】センバツ 準決勝 興南×大垣日大(岐阜)2010年4月2日  このエントリーを含むはてなブックマーク

【興】島袋、砂川-山川
【大】葛西、阿知羅-時本

9回裏 長打を許すが砂川がおさえ無得点。試合終了
9回表 7番・伊礼の適時打で1点追加
8回裏 代わった投手・砂川が3人で打ち取り無得点
8回表 3番・我如古の適時打で1点追加
7回裏 走者を出すが後続を打ち取り無得点
7回表 三者凡退に打ち取り無得点
6回裏 初めての安打を許すが後続を断ち切り無得点
6回表 三者凡退で無得点
5回裏 攻撃を3人で打ち取り無得点
5回表 走者を出すも攻めきれず無得点
4回裏 島袋、三者凡退に抑え無得点
4回表 6番・山川、7番・伊礼の適時打で2点追加
3回裏 島袋が三者凡退におさえ無得点
3回表 6番・山川、7番・伊礼の適時打で3点追加
2回裏 四球で走者でるが無難に抑え無得点
2回表 6番・山川の本塁打、9番・大城、2番・慶田城の適時打で3点先制
1回裏 島袋、三者凡退におさえ無得点
1回表 四球などで一死一、二塁のチャンス生かせず無得点

 

                           


 

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「反戦平和」は免罪符!「市長の犯罪」を隠蔽する地元紙

2010-04-02 07:17:24 | 資料保管庫

沖縄の新聞は「反戦平和」を声高に叫んで左翼的言動をする沖縄の首長を、徹頭徹尾応援する。

自衛隊や同盟国米軍に向かって憎悪に満ちた反対運動をする極左市長に対しても、沖縄紙はあらゆる支援の手を差し伸べる。 たとえその首長に「犯罪疑惑」があっても・・・「報道しない自由」という奥の手を使って。

「反戦平和」の合言葉は、沖縄の首長にとって、

犯した罪を覆い隠す「免罪符」である。

 

当日記は川に落ちた犬を棒で叩く趣味はない。

16年にも及ぶ権力の座から引きずり下ろされた大浜前市長は、ある意味川に落ちた犬である。

独裁権力を謳歌した大浜市長も、刑事告訴の結果を待つまでもなく、石垣市民の良識によって「諸悪の根源」である独裁の座を追われたわけだから。

筆者は市長選の終了をもって「婦女暴行疑惑」という極めて不愉快なエントリーに、終止符を打つつもりでいた。

ご本人のサラさんがブログを閉鎖した以上、市長の落選で一応当日記の目的は果たした、と考えたからである。

ちなみに筆者は今回当選した中山新市長には全く面識はなく、勿論電話やメール等で連絡をしたことも一切ないない。 独裁市長の5選を阻止するため、消去法で中山候補を応援したのが事実である。

ところが、である。

地元二紙は、あれほど世間を騒がした「事件」の告訴状が那覇地検では受理されていないことを知りながら、一切これを報じようとしなかったのである。

検察が告訴を不受理にしたことは、不起訴どころか門前払いにしたことになる。

筆者のような個人の限られた情報網でも容易に調べられる「告訴不受理」の事実を、組織的情報網と機動力を持っ沖縄二紙が知らぬはずはない。

「不受理」の事実を知っていながら、何故沖縄紙は報道しないのか。

告訴不受理ということは、つまるところ大浜市長の「事件」が「一方的中傷」ではなく、事実であった、ということを意味する。

つまり沖縄紙はいやでも、この「不都合な事実」を報道せねばならぬからである。 

「事件」が事実だとして暴露されたら、これまで徹底して「報道しない自由」で大浜前市長を守ってきた沖縄紙は、報道機関としての面目が潰れてしまう。

その面目を保つため、事件をウヤムヤにして読者の忘却を期待したのである。

ネットが普及する以前だったら沖縄紙のこのような卑劣な手法も通用した。

だが、情報を個人が容易に入手できる昨今、沖縄紙の情報操作はもはや通用しない。

読者はそれほどバカではないのだ。

琉球新報は二人の記者を派遣し、サラさんに長時間の取材をしていながら、これを全てボツにした。 

沖縄タイムスにいたっては、サラさんが自社の主催する「新沖縄文学」の受賞者であり、タイムス主催の受賞祝賀会まで開いていたにもかかわらず、相手が沖縄でも有数の極左市長と知るや、電話による取材さえすることなくこれを黙殺した。

去年の11月、大浜石垣市長(当時)が「ブログ告発」に関する記者会見をした時、当日記は地元紙の腰の引けた報道姿勢を批判して次のように書いた。

<当局による事件化はされていないとはいえ、公人である市長を同じく公人の議員団が「市長の犯罪疑惑」として追及した。 それだけでも選挙民としては看過できない重大事件である。 その場面にメディアが同席していながら、いかなる形にせよ、これを報道せず、黙殺するようであったら、地元メディアはもはや存在していないのも同然である。(明日、石垣市議が市長を追及!チャンネル桜がサラさん支援を宣言)>

12月に入ってから二度目の記者会見を開いた後も、地元二紙はこの「事件」には、終始及び腰で通した。

年が明け石垣市長選が迫ってきたので、選挙に差し障りがあるという理由で、選挙が終わるまではあえてこの「事件」の報道を避けたのかとも考えた。

だが、選挙が終わってからも沖縄二紙が「刑事告訴」の進捗状況を伝えることは唯の一度もなかった。

何事もなかったかのように。

選挙の結果は周知の通り大浜市長の惨敗に終わった。

石垣市民の良識が、「刑事告発」の結果を待たずして、大浜独裁市長に対し、「権力剥奪」という究極の断を下したのだ。

沖縄二紙は、米兵が犯した「事件」となると、不良外人と不良女子中学生との唯の「ナンパトラブル」を「米兵女子中学生暴行事件」と誇大に報道し、

あるいは米兵がフィリピン売春婦を買春した際のトラブルを「米兵比女性強姦事件」と事実を捏造して大々的に報道する。

その一方で「反戦平和」をお題目にする極左市長の「事件」というだけで、終始見てみぬふりをし、黙殺でこれを援護する。

もはや沖縄タイムスと琉球新報は、報道機関としての誇りも、そして恥じも外聞も捨て去ってしまっている。

以下は過去ブログ沖縄タイムスが「石垣市長暴行疑惑」を報道!より抜粋し編集加筆したものである。

                 ◆

■韓国人の「性被害者」には優しい沖縄タイムス■

サラさんの「ブログ告発」の記事が小さなベタ記事だったのに対し、同じ日の沖縄タイムスは文化面7段を使った写真入の囲み記事で、

人権派ライターの次のような大見出し記事を掲載している。

これを皮肉といわずに何と言おう。

性暴力を許さない決意

真実記録し伝える責務

《・・・・レイプなどの性被害に対しても、被害を受けた側の落ち度を問う社会の態度の前に、(被害者は)思慮や用心が足りなかったのではないかと女性自身も思い込まされてきたものである。 しかし、今は違う。 性暴力を許さない、という女性たちの決意と覚悟はじわじわ広がりつつある。・・・》(山城紀子 フリーライター)沖縄タイムス 11月3日 16面

記事は韓国の慰安婦が日本軍にレイプされたといった記事が延々と続くが、この手の問題では大活躍の人権派の高里鈴代氏の名前も出てくる。

サラさんが孤立無援の戦いを継続している一方で、外国の女性の「性被害」には敏感に反応し、このようなフォーラムを開く沖縄。

60数年前の慰安婦の意見を聞く前に、地元の主婦が権力者の「性暴力」で悩み、孤立無援の戦いをしていることに救いの手を差し伸べる気はないのか。

全く違う世界が沖縄には二つ存在するような皮肉に満ちた二つの記事である。

繰り返し紹介する。

米兵の犯罪には敏感で、革新市長の暴行疑惑には鈍感な人権派の面々。


 
写真は右から、糸数慶子参議議員(サラさんの兄の冤罪事件で労働組合を扇動した)、高里鈴代那覇市議(大浜市長夫人の親友)、他は省略。
 
彼女達を駆り立てたのは勿論、沖縄タイムス、琉球新報のウソの報道である。
 
ちなみに、容疑者の二人の米兵は沖縄署で身柄確保し、長期間に渡る取調べの結果、不起訴釈放になったが、「別件」で身柄を米軍に引き渡している。
 
仮に百歩譲って「事件」が実際にあったとしても、「婦女暴行事件」が連日新聞の一面を飾り、号外を出すような報道は狂気の沙汰としか言いようがない。


 

サラの日記 によると、沖縄タイムスは大浜市長の主張のみを聞いてサラさんには電話取材さえせずに記事にした。

一方、八重山毎日新聞は、電話でサラさんに取材し、サラさんの意見も聞いたうえでこれを記事にした。

新聞社としてこの違いの差は限りなく大きい。

                 ◆

 

大浜前市長は、石垣市民の厳しい判断により16年にも及ぶ独裁者の座を追われ、同時に那覇地検の告訴不受理により「ブログ告発」が事実無根ではなかったことが判明した。

大浜市長は、一主婦の告発によって、ネット上の批判に曝された結果、「諸悪の根源」の独裁の座から引きずり落とされた。

独裁者は石もて追われるように唯の人になってしまった。 もうこれ以上川に落ちた犬を叩く意味はない。

だが、左翼首長を庇う沖縄二紙の卑劣な行為は看過できるものではない。

「不都合な事実」を徹頭徹尾黙殺した沖縄二紙の報道姿勢は今後も叩かねばならぬ。

大浜前市長が、あれだけ仰々しく二度も記者会見を開いて「刑事告訴」を公言したにもかかわらず、告訴が不受理である事実を報道しない沖縄二紙は、報道機関としては既に死んでいる、

と思う方、

また沖縄の論壇は全体主義であると思う方、

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【おまけ】

八重山毎日のコメント欄に石垣市民の良識が垣間見れるて興味深い。

 

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【お知らせ】


沖縄県民緊急フォーラム:

「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~


日時:4月4日(日) 

開場:11:30~   開演:12:30~

場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)

アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分

主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
:沖縄の自由を守る会有志

【プログラム】
<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏

◎特別講演1
日本ウィグル協会代表 イリハム・マハムティー

◎ミニライブ
英霊来世

◎ 緊急レポート
JSN代表 仲村覚

「尖閣諸島の危機」と「普天間基地移設問題」
※プログラムは変更になる可能性があります。

<平和行進>
16:30~18:00

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コメント (4)

石垣市長婦女暴行疑惑、刑事告訴は幻だった!

2010-04-01 08:15:23 | 資料保管庫

今日はエイプリルフールということで、ウソをついてもよいとのこと。 で、今日の沖縄タイムスもこれについてコラムを書いている。 でも、今日のエントリーはこれには関係ない。

阿久根市の竹原市長が「ブログ市長」として全国紙でその“勇名”を馳せている。

その一方、南の島の「元祖ブログ市長」は「事件」の重大さにおいて阿久根市長をはるかに凌駕するが、落選して以来、とんとその“勇名”を聞かない。

落選すれば権力者も「唯の人」。 噂を聞かなくて当然ともいえるが、ブログ市長というより「婦女暴行疑惑」で告発された市長となると、落選してもその動向が気になるもの。

ましてや、「ブログ発信者」を刑事告訴しているとなると、「唯の人」になってもなおさら気になる。

ところがその刑事告訴が真っ赤なウソだったと聞くと、ついエイプリルフールかと疑いたくもなる。

だが、冒頭で断ったようにこれはウソではない。

 

ウソをついたのは下記記事の大浜前石垣市長と三人の弁護士である。

去るものは日々に疎し。

薄れ行く記憶の確認のため、昨年12月の八重山毎日と沖縄タイムスを再度引用する。


大浜長照市長は19日、官公労職員会館で記者会見し、石垣市の元女性職員が市長から暴行(未遂)を受けたと書き込んだブログ問題について「弁護士が18日午後3時すぎ、那覇地検に告訴状を提出した」と述べ、名誉棄損事件として刑事告訴したことを明らかにした。

大浜市長は「時間的都合から来週早々に受理するということで検事が預かっている」と報告、「法廷の場で事実でないこと、身の潔白を示していきたい」と述べた。


ただ、告訴状の内容や告訴する相手など基本的な事項に関して質問が及ぶと「告訴状は今日の夕方届くことになっている」「今日は申し上げられない」「この場では差し控えたい」と言及を避けるなど、今週中に告訴、受理されると議会で答弁した約束を履行した、という事実を示すだけの会見内容となった。

会見には仲山忠亨後援会長、与党6人が同席した。那覇地検に告訴状を提出したと発表する大浜長照市長
 
                    ◇
沖縄タイムス 2009年11月4日
 
ネット上告発で 大浜市長告訴へ

「一方的な中傷」

【石垣】大浜長照石垣市長は3日、記者会見を開き、元市職員の女性が7年前に大浜市長から市内居酒屋で暴行を受けたとインターネット上のブログ」で告発していることについて、「事実と合わない一方的な誹謗中傷」と述べた。 弁護士はプロバイダー(接続業者)を特定し、早ければ年内に名誉毀損で刑事告訴すると明らかにした。 3人の弁護士のうち、宮城和博、笠原静夫の両弁護士が同席、ブログでの告発は10月中旬から始まったが、大浜市長は「準備にいろいろかかり、(市民への説明が)が今日に至った」と話した。 「裁判や捜査への影響」を理由に質問を受け付けず、会見は約7分で終わった。 同ブログの内容のどの部分が事実と異なるかなど、細かい説明はなかった。 
野党系市議10名でつくる政策グループは2二日、「市民が動揺している」と訴え、市長に報道機関を通じた説明を求めていた。
 
                   ◇
改めて二つの記事を眺めてみると、大浜市長(当時)は刑事告訴をするため仰々しく弁護士を3人も立て、11月12月と続けて二度も大軍団による記者会見をしたことになる。
 
タイムス記事によると、告訴が遅れた理由として「準備にいろいろかかった」と説明しているが、
 
「ブログ告発」が「事実と合わない一方的な誹謗中傷」なら極めて単純な事件であり、それにしては大げさな記者会見だと今でも感じる。

相手は何の権力も持たない市井の一主婦ではないか。

 
事実、市長は記者会見を開いて「那覇地検に名誉毀損で『ブログ発信者』を刑事告訴した」と発表した。
 
そして現在は筆者の予言通り選挙で敗れ、「二度と立ち上がれない」状況にある。
 
だが、あの記者会見はウソだったのか、つまり刑事告訴はウソだったのか。
 
記者会見で次のように公言したが、これも石垣県民を欺くためのウソだったのか。
 
「弁護士が18日午後3時すぎ、那覇地検に告訴状を提出した」
  
「時間的都合から来週早々に受理するということで検事が預かっている
 
告訴状は今日の夕方届くことになっている」
 
「法廷の場で事実でないこと、身の潔白を示していきたい」と。

ところが、事実は小説より奇なりの例え通り、弁護士三人を立て後援会など多数の応援団に囲まれた「記者会見」の内容が真っ赤なウソだったのだ。

筆者が調査した限りでは3月29日現在、那覇地検に大浜市長(当時)の刑事告訴が受理された事実はない。

ということは大浜市長と3人の弁護士がウソをついて石垣市民を騙したことになる。
 
ただ、ここでもう一つの可能性として、告訴状を提出はしたが「名誉毀損」の訴訟要件や証拠資料に欠け、不受理になったことも考えられる。
 
訴訟要件とは、一にも「ブログ告発」の内容の真偽にかかっているが、「婦女暴行疑惑」が事実であれば当然、名誉毀損の訴訟要件に欠けることになる。 
 
つまり名誉毀損は成立しないことになる。
 
本件は12月の刑事告訴以前にサラさん本人により、「婦女暴行」の容疑で所轄の八重山署に「被害届け」を提出してあり、八重山署の刑事二人が出張でサラさんに事情聴取は済ましている。
 
もし、大浜市長の告訴状が那覇地検に提出されたとしたら、地検は所轄の八重山署に「事件の真偽」を問うことが出来る状況にあった。
 
だとしたら那覇地検が告訴状を見た時点で、既に「事件」の全容は把握しており、名誉毀損としては訴訟要件に欠けるとして「不受理」にしたことも考えられる。

刑事訴訟法上は、警察署は受理を拒否する権限はないが、一方の検察は告訴状を提出しても、立件の目処がたたない限り、「受理」して貰えないのが実情とのことである。
 
いずれにせよ現時点で大浜市長の刑事告訴が那覇地検に受理された事実はない。

そもそも今回の那覇地検への「刑事告訴」は大浜氏自らが積極的に動いたというより、石垣市会議員の「事実無根なら何故告訴しないのか」との追及の結果の「アリバイ作りの告訴」の疑いもあった。刑事告訴はアリバイ作り?婦女暴行疑惑

 
当初、那覇地検への刑事告訴と聞いた時、民事訴訟ではなく刑事告訴に踏み切った理由を、筆者は次のような疑念を持った。
 
同じ名誉毀損でも民事訴訟なら、比較的容易に受理され訴訟は成立するが、刑事告訴の場合は訴訟要件等の審査が厳しく、告訴状を提出してもなかなか受理しない場合が多い。 大浜氏側がそこを狙って、「不受理」を想定した「アリバイ作り」のための刑事告訴ではないかとの疑念である。
 
というのはサラさんに何度も面談し、長時間に渡って告発を聞いた結果、大浜市長が言うような「事実無根」の話とは到底考えられなかったからである。(続く)

 

【お知らせ】


沖縄県民緊急フォーラム:

「このままでは、沖縄が再び日本でなくなる!」
~普天間基地の県外移設を喜ぶ中国人民解放軍~


日時:4月4日(日) 

開場:11:30~   開演:12:30~

場所:県立武道館 (那覇市奥武山町52番 電話:098-858-2700)

アクセス:沖縄都市モノレール 奥武山公園駅から徒歩で約5分 壺川駅3分

主催:沖縄と共に自立国家日本を再建する草の根ネットワーク
:沖縄の自由を守る会有志

【プログラム】
<フォーラム>
12:30~16:00
◎ビデオメッセージ「沖縄への応援」
埼玉県議会議員、JSN顧問 鈴木正人、石平氏

◎特別講演1
日本ウィグル協会代表 イリハム・マハムティー

◎ミニライブ
英霊来世

◎ 緊急レポート
JSN代表 仲村覚

「尖閣諸島の危機」と「普天間基地移設問題」
※プログラムは変更になる可能性があります。

<平和行進>
16:30~18:00

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当初大浜市長が刑事告訴すると聞いた時、それが事実なら大浜市長は「二度と立ち上がれなくなる」と書いた。

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