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橋下知事「国歌斉唱で起立しない教員は免職」(読売新聞 5月17日)
大阪府の橋下徹知事は17日、入学式や卒業式の国歌斉唱時に起立しない府立学校や
公立小中学校の教員を免職する処分基準を定めた条例を9月の定例府議会に提案する考えを示した。
府によると、同様の条例は全国でも例がないという。
知事は報道陣に、「府教育委員会が国歌は立って歌うと決めている以上、
公務員に個人の自由はない。従わない教員は大阪府にはいらない」と指摘し、
「繰り返し違反すれば、免職になるというルールを作り、9月議会をめどに成立を目指したい」と述べた。
学校での国歌斉唱では、府議会会派「大阪維新の会」が府立学校や
公立小中学校の教員に起立を義務付ける条例案を19日開会の5月議会に提出する予定。
大阪府教委によると、政令市の大阪、堺両市を除く府内の公立小中学校教員の処分権は府教委にある。
ただ、府教委はこれまで、起立しなかった教員に対しては、
懲戒処分で最も軽い戒告にとどめていた。
府立高校関係者は「大阪だけ厳しい処分基準を設けるのはおかしい。処分権の乱用だ」と反発している。
君が代で立たない教員辞めさせる 大阪府の橋下知事(共同通信 5月16日)
大阪府の橋下徹知事は16日、入学式や卒業式での君が代斉唱時に
教育委員会などの指導に従わず起立しない教職員について
「辞めさせるルールを考える」と述べ、排除していく考えを明らかにした。強硬な姿勢に教職員側の反発も予想される。
知事は「国旗国歌を否定するなら公務員を辞めればいい。
身分保障に甘えるなんてふざけたことは絶対許さない」とも強調。
府庁で記者団の質問に答えた。
☆
5月15日かでな文化センターで行われた「沖縄県祖国復帰三十九周年記念大会」は、演壇の背後には大きな国旗が掲げら全員起立して国歌斉唱をしたと書いた。
39年前の同じ日には全県民が日の丸を振って祖国復帰を祝賀したわけだから、その三十九周年の記念大会で、国旗を掲げ国歌斉唱をするのは語句当たり前のことである。
ところが沖縄では県民大会と称する集会で、国旗が掲げられたり国歌斉唱が行われることはほとんどない。
同じ祖国復帰の日に労働団体主催で行われた「県民大会」では国旗を掲げて祝賀するどころか、赤旗が林立する会場では赤鉢巻のプロ市民が拳を突き上げて怒のシュプレヒコールが会場に渦巻いていたいう。 復帰前後の沖縄の事情を知らない若い人たちは、あたかも県民が望まない復帰を無理やり強いられたような錯覚に陥ってしまう。
祖国復帰の生き証人としての筆者がここで断言するが、祖国復帰は当時の沖教祖を筆頭に県民一丸となって達成させたものであり、決していやいやながら復帰したわけではない。
復帰の日の那覇市場の平和通りでは日の丸が売り出されたが、即座に売り切れ状態で何回補充してもたりなかったといった報道があったくらいである。
本来なら沖縄県は全国一国歌・国旗が普及する県だったはずだが、日教組を始めとする左翼勢力が沖縄二堰を切ったように流入し、現在では全国でももっとも国歌・国旗に無関心な県に成り下がってしまっている。
何しろ今上陛下が皇太子の頃、沖縄をご訪問された際、火炎瓶を投げた当事者の1人が名護市民に成りすまして名護市会議員に当選するような状況にまで、沖縄の政治状況は劣化しているのである。
さて、冒頭に引用した橋下府知事の英断に話は戻る。
橋下府知事は国歌国旗に反発する公務員対して「国旗国歌を否定するなら公務員を辞めればいい。身分保障に甘えるなんてふざけたことは絶対許さない」と強硬?な発言をしているが、発言内容はいたって当然のこといっているのであり、これが強行発言に聞こえる耳がどうにかしている。
沖縄の場合も国旗国歌に反発する勢力は教職員、官公労など、自分の身分は保証された連中がほとんどである。
彼らの発言によく耳を傾けると彼らが否定するのは国旗国歌そのもではなく、日本という国そのものが嫌いということが良くわかる。
当然の結果として嫌いな日本と同盟国であるアメリカはきらいであり、その一方で日本の仮想敵国中国には好意を示し、日本に悪意を示す韓国とも連帯したがるのである。
大阪府の高校教師の中には、橋下知事が「府教育委員会が国歌は立って歌うと決めている以上、公務員に個人の自由はない・・・繰り返し違反すれば、免職になるというルールを作る」という強硬?発言に対し、「大阪だけ厳しい処分基準を設けるのはおかしい。処分権の乱用だ」と反発しているようだが、そもそも、自分のイデオロギーのために、入学式や卒業式に生徒に起立しないことを強要して、議事進行を妨害するような無礼者な教師達さえいなければ、橋下知事のような強硬?発言出てくるはずはない。彼らは自分達が強硬?発言の原因だということを分かっていない。
自ら撒いた種は自ら刈るべきであり、橋下知事の発言は正論ではあっても強硬発言でもなんでもない。
むしろ全国の都道府県の方こそ橋下知事に見習って国旗国歌に関する基準を設定すべきである。
国から給料をもらっている公務員が国の指示に逆らうというのなら当初から公務員にはなるべきではない。
公務員でありながら国の指示を拒否するなら、クビになるのも当然である。
最後に一つ付言する。
入学式や卒業式といった参加者が集って慶事を祝するおめでたい席を、自分のイデオロギーのため妨害すると言う行為は、公務員云々を問う前に、先ず人間としての礼儀を問われるのではないか。
このような人間失格の教師に教育される生徒たちこそとんだ大迷惑であり、国家の大きな損失でもある。
のらりくらりで、自分の軸足さえ絶えず揺れ続けている仲井真沖縄県知事に橋本知事の勇気を求めるのは無いものねだりであるが、せめて橋本知事の爪の垢でも
飲ませたいものである。
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沖縄戦「集団自決」の謎と真実 |