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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「尖閣は中国の領土」と明記の教科書を採択の竹富町!

2012-03-17 06:37:54 | 県知事選
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中国 尖閣で巡視活動開始と発表

3月16日 13時20分

中国 尖閣で巡視活動開始と発表
 

中国の海洋当局は、中国の調査船が16日午前、尖閣諸島の付近の海域に到着し、巡視活動を開始したと発表しました
中国が巡視活動について、開始後速やかに発表するのは異例のことで、尖閣諸島の領有権を強く主張するねらいがあるとみられます。

中国国家海洋局は、16日、公式のホームページ上で、中国の海洋調査船「海監50」と「海監66」の合わせて2隻が、日本時間の16日午前6時ごろ、尖閣諸島付近の海域に到着し、巡視活動を開始したと発表しました。
この巡視活動について、中国国家海洋局は、定期的な活動であり、法律に基づいて海洋権益を守るもので、尖閣諸島の領有を巡る中国政府の一貫した立場を示すものだとしています。
中国側が尖閣諸島付近の巡視活動を、開始後速やかに発表するのは、異例のことで、尖閣諸島の領有権を強く主張するねらいがあるとみられます。

1隻は日本の領海に入る

2隻の中国政府の船は、16日午前6時ごろ、尖閣諸島の久場島の北東およそ40キロの海域を航行しているのを、海上保安庁の巡視船が発見しました。
2隻は日本の領海のすぐ外側の接続水域を南下しながら航行し、巡視船が無線で警告したところ、「この海域で巡航の任務を行っている。魚釣島などは中国の領土である」と応答があったということです。
その後、このうちの1隻は午前9時半すぎに日本の領海に入って、25分間にわたって航行し、海上保安庁の警告にも応答しなかったということです。
海上保安庁によりますと、中国の船が日本の領海にまで入ってきたのは、ことしになって初めてだということです。
尖閣諸島の周辺では、おととし、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件のあとも、中国政府の船などがたびたび現れています。
先月、日本の排他的経済水域で、海上保安庁の測量船が海洋調査をした際には、中国政府の船が調査の中止を求めてきました。
一方、衝突事件を起こした中国漁船の船長が、検察審査会の議決を受けて強制起訴されたことについて、中国外務省の報道官は15日、「日本は両国の関係を守るという大局に立って、これに反するようなことはすべきではない」と不快感を示していました。
これについて、玄葉外務大臣は、衆議院安全保障委員会で、「中国政府の船が、きょう午前9時38分から10時3分まで、わが国の領海内に侵入したことが確認された。その際、船舶は現場で、尖閣諸島に関する中国独自の主張を行ったほか、巡航任務を行っていると主張していたと承知している」と述べたうえで、16日午後、外務省の佐々江事務次官が、中国の程永華駐日大使を外務省に呼んで、抗議したことを明らかにしました。

                         ☆

テレ朝【動画】中国船2隻が日本の領海侵入 尖閣諸島付近を航行(03/16 14:55)

他国の領土を土足で踏み荒らし、警告を受けると「ここは中国の領土だ」と開き直る。 無法者国家が他国を侵略するときの常套手段である。 もう一つの常套手段は他国の内部に工作員を潜伏させ、その国は「中国の解放軍を心待ちしている」といった「世論」を形成することだ。

今回の八重山教科書問題で、竹富町教委が国である文科省の指導を振り切って、「尖閣諸島は中国の領土である」という中国の主張をそのまま掲載した教科書を、自腹を切ってまで採択した。しかも「竹富町の反乱」は沖縄2紙が全面的視支援したが、これに加えて地元紙の八重山毎日も全面支持しており、さらには県教委も「竹富の反乱」を支持している。

これらの事実を八重山地区の反乱と捉え、とりあえず尖閣近海を領海侵犯し、教科書の記載通りに「尖閣は中国の領土である」と主張したら慶田盛竹富町教育長は何と答えるつもりなのか。子どもたちにはどう説明するのか。

さらに異例尽くめの今回の「中国船の領海侵犯事件」だが、それにも増して驚くのはこれを報じる沖縄タイムスのベタ記事である。

社会面の中段に「中国の公船が一時領海侵犯 尖閣沖」という目立たないベタ記事を押さえ、社会面トップは過激派学生のカリスマといわれた吉本隆明氏の死亡に関する大見出しが躍っているのには驚いた。

吉本氏の死去については一面を含む計3面を使って特集を組む有様である。

主な見出しを拾っただけでもこの通りである。

沖縄問題 心寄せた論客

吉本隆明さん逝く 県内から悼む声

最高のお父さんでした

バカバカしいのでこれ以上は省略するが、大江健三郎氏や故筑紫哲也氏もそうだったが、佐野愼一氏が指摘する「大文字言葉」(「おまけ」2参照)で沖縄に迎合する人物に対しては沖縄紙は押しなべてこのような最大限の賛辞を送るものと、いまさらながら感じ入った今朝の沖縄タイムスである。

 

慶田盛竹富町教育長の文科省に対する反乱を、「八重山地区の反乱」と捉えた中国軍が「領土奪還」のため解放軍を派遣するという話は決して荒唐無稽な話しではない。

沖縄メディアが一昨年、「明治期の琉球処分は、日本帝国主義の琉球侵略の結末であり、無効である」といったキャンペーンを展開したが、実際明治の琉球処分の時、中国(清朝)に援軍を求めた故事を面々と書き綴ったコラムがある。

中国を母国と考える工作員新聞・沖縄タイムスの本音が垣間見える名コラム?をしつこく紹介する。

 <黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった▼実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだった(略)▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。(略)>(2005年5月16日 沖縄タイムス[大弦小弦])

 

 【おまけ】

産経新聞・【産経抄】3月17日

 真夜中の不気味な揺れでたたき起こされた。寝ぼけまなこでテレビのスイッチを入れると、各局とも字幕で震度を伝えてはいたが、NHKは録画撮りのニュース解説を中断せず、某民放はふだん通りに芸能ニュースをやっており、逆にほっとした。

 ▼目がさえてゴソゴソしているうちに吉本隆明さん死去を知った。学生運動華やかなりし頃、一世を風靡(ふうび)した「共同幻想論」から「脱原発」批判まで、大衆から遊離した権威が大嫌いだった彼については書きたいことがヤマほどあるが、きょうはへそ曲がりだった吉本さんに敬意を表して別の話を書く。

 ▼尖閣諸島がいよいよ危なくなってきたのだ。きのう朝、中国の海洋監視船が尖閣諸島沖の領海を侵犯したが、今までとかなり様相が違う。中国の国家海洋局が、「定期的な巡視活動だ」とただちに発表、国営の新華社通信が速報したのが何よりの証拠である。

 ▼中国には、日本や欧米では当たり前の「報道の自由」がない。チベットや台湾など中国の国益に直結するニュースは、共産党が記事や映像を厳しくチェックし、都合の悪い情報は公にされることなくボツにされている。

 ▼そんな閉ざされた情報環境で、新華社が尖閣沖の「巡視活動」を速報した意味はひとつしかない。東日本大震災の復興に手間取り、消費税増税問題で与党内がゴタゴタしている野田政権の隙をつき、本気で尖閣諸島領有の布石を打とうとしているのだ。

 ▼お隣の北朝鮮もまたぞろ長距離弾道ミサイルを発射しようとしている。そんなきな臭い空気の中、民主党の元大臣が成算もなく北の高官に会おうとしているのは、どういう了見か。政府の無策と政治家の無定見は、真夜中の地震より怖い。

【おまけ】2

『沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史』佐野眞一著

「はじめに」より

沖縄についてはこれまで夥しい数の本が書かれてきた。だが私から言わせれば、ほとんどが“被害者意識”に隈取られた“大文字”言葉で書かれており、目の前の現実との激しい落差に強い違和感をおぽえる。
 
沖縄本を覆う違和感とは何か。大江健三郎の『沖縄ノート』に象徴される「本土から沖縄に怒られに行く」「戦争の被害をすべて引き受けた沖縄に謝りに行く」という姿勢である。
 渡嘉敷島の集団自決問題の論争で、大江をエキセントリックに攻撃する漫画家の小林よしのりを擁護する気は毛頭ない。
 だが、
大江は沖縄県民を一点の汚れもない純粋無垢な聖者のように描き、そうした中で自分だけは疚しさをもつ善良な日本人だと宣言し、ひとり悦に入っている、という小林よしのりの大江批判にはそれなりの説得力がある。
 沖縄県民を聖者化することは、彼らを愚弄することとほぼ同義だと私は考えている。そこには、沖縄の歴史を一九四五(昭和二十)年六月二十三日の沖縄戦終結の時点に固定化させ、この島にその後六十年以上の歳月が流れたことをあえて無視しようとする欺瞞と、それにともなう精神の弛緩が垣間見えるからである。
 
大江や、これに同調する筑紫哲也の話題が出るたび、心ある沖縄人たちから「われわれを“褒め殺し”するのも、もういいかげんにしてくれ」という台詞が出る場面に、私は幾度となく遭遇した。
 こうした跪拝意識に“大文字言葉”が加わって、沖縄は米軍に占領された被支配者の島である、といった左翼宣伝ビラでもいまどき書かないようなプロパガンダ本が、うんざりするほど生産されることになった。

“大文字言葉”とは何か。いい機会なので、ここで私がよく便う「大文字」と「小文字」の違いについて、少し噛み砕いて述べておこう。
「So what?」という英語の慣用句がある。私流に訳せば「それでどうしたの?」という意味である。私が言う[大文字」言葉とは、聞いたときにはわかったような気にさせるが、あとから考えると「So what?」という疑問がわく言葉のことである。
 テレビに登場するコメンテーターが口にする一見もっともらしい発言は、だいたい[大文字」言葉だと思って間違いない。私は彼らのおごそかな口調の割には無内容なコメントを聞くたび「雨が降るから天気が悪い。悪いはずだよ、雨が降る」という俗謡を思い出してにが笑いする。
 彼らは同義反復しているだけで、実は何も言っていないのに等しい。何かを言っているように聞こえるのは、彼らの顔や仕草を見て、こちらが情報を補ってやっているからである。
 これに対して「小文字」とは、活字だけで世界がくっきり浮かび上がる言葉のことである。それは小さい声ながら、有無をいわせぬ力で読者をねじふせる。
 物事を「説くにには「大文字」言葉が便利だが、物事を「語る」には「小文字」言葉を身につけなければならない。「語って説かず」。それがノンフィクションの最大の要諦だと、私は常々言ってきた。



 ■■講演会のご案内■■

テーマ   「ウチナー口の起源」 Ⅱ

講師:ドキュメンタリー作家 上原正稔氏

会費: 1000円 (希望者のみ会費制懇親会あり)

とき: 平成24年3月24日 (土) 午後3時~

ところ: 那覇市西2-12-14

     学校法人 ゴレスアカデミー
     日本文化経済学院 3階ホール

連絡先:098-865-3230

 

 

■■講演会のご案内■■

あのベストセラー『国家の品格』『日本人の誇り』の著者


藤原正彦氏 沖縄講演会
 
『21世紀を担う、沖縄の若者達へ』

(←クリックすると拡大
 
藤原正彦氏 沖縄講演会(第2回)

演題「二十一世紀を担う沖縄の若者たちへ」

■日時:平成24年3月17日(土)12時開場・受付  開演13時~15時
 

■場所:かりゆしアーバンリゾート・ナハ(6階ニライカナイの間)

■会費:2,000円 500席 (全席自由席)
 
藤原正彦氏沖縄講演会実行委員会
島袋朝永 090-3793-1770
 
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コメント (7)

尖閣を武力奪還!中国軍が衝撃発言!

2012-03-16 07:13:15 | 県知事選

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八重山教科書問題は竹富町教委が東京書籍版公民教科書を「有償給付」を受けるという屈辱的文科省指導で一応の決着をした。

竹富町教委が「戦争を賛美する」とか「子どもたちを戦場に送る」などの理由で拒否した育鵬社版教科書の「問題点」とは、尖閣諸島は我が国固有の領土であることを明記してあり、併せて中国が同諸島を自国の領土と主張する歴史的法的根拠はないとも明言してある。

一方、竹富教委が「有償給付」に甘んじても採択しようとする東京書籍版には、両論併記という名目で中国の主張をそのまま掲載してある。

彼らが反日左翼極悪複合体といわれ、なおかつ中国の工作員といわれる所以である。

尖閣諸島は八重山地区の石垣市の行政管理地区であるだけに、竹富町の中国工作員と取られても仕方のない理不尽な言動は中国に対する「誤ったメッセージ」となりかねない。

早速中国が、「尖閣は中国の領土」であると東京書籍版教科書に記載の通り動きを示してきた。 少なくとも東京書籍版教科書で教育を受ける竹富町の中学生は、中国の主張を認めるべきなのだろうか。

夕刊フジ・2012.03.15
中国軍幹部が衝撃発言!日本の領土“尖閣”を武力で強奪

中国がまた、沖縄・尖閣諸島に対する野心をあらわにした。中国人民解放軍のシンクタンク、軍事科学院世界軍事研究部元副部長で、中国軍事科学学会常務理事・副秘書長の羅援少将が今月初め、テレビ番組で尖閣諸島の中国領有を主張したうえで、尖閣周辺で「軍事演習を行う必要がある」と断言したのだ。武力による尖閣強奪の示唆。民主党政権に領土を守る覚悟はあるのか。

 衝撃の発言は、6日、深●(=土へんに川)衛星テレビの「軍事情勢生中継室」という番組のインタビューで披露された。

 羅少将はまず、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)が、われらの島礁であるからには主権を行使する」と宣言。さらに、「われらの軍用機、軍艦は適切なタイミングで魚釣島附近へ到着する必要がある」「日本がもし釣魚島に強行上陸をするなら中国は強行軍事手段を採ることができる」と続け、「釣魚島附近で軍事演習を行う必要がある」と語ったのだ

 この発言は、動画投稿サイト「ユーチューブ」などでも確認できる。

 政権交代以来、民主党政権は領土に関して、中国やロシア、韓国に押され続けてきたが、2日、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら名称がなかった39の離島に付けた名称を公表した。やっと、日本の主権を示した。

 これに対し、中国政府は翌3日、尖閣諸島の周辺を含む71の島に命名したことを公表。羅少将の発言は、さらに踏み込んだ強硬措置といえる。

 尖閣周辺での軍事演習にまで言及する中国に、日本はどう対処すべきか。

 沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「北京五輪(08年)以降、中国は『尖閣諸島を手に入れる』という方針に変わった。私は、羅少将と国際会議でやり合ったことがあるが、中国の本音を代弁している」といい、こう続ける。

 「今年、中国と台湾の漁民が大挙して尖閣に上陸する計画がある。『漁民に偽装した軍人を、中国海軍をバックに上陸させる』という情報もある。羅少将の発言は、日本政府がどう反応するか様子を見ているのだろう。野田佳彦首相は毅然として『自国領土を守る』という姿勢を見せなければならない。在日中国大使を呼びつけて断固抗議すべき。そのうえで、海上自衛隊に『万全の備えをしろ』と指示し、米国との連絡を密にすべきだ」

 日本人は現実を直視すべき時代を迎えている。(ジャーナリスト・仲村覚)

              ☆

ご参考

中国総領事館 県庁近くの1万5000㎡購入へ

http://www.youtube.com/watch?v=QemCT7ViIEQ&feature=related

中国総領事館 移転へ広大な土地を取得
http://www.youtube.com/watch?v=fccQ3a9M6P8&feature=related

中国総領事館の移転問題 篠田市長「日中関係の好転待ちたい」.mp4
http://www.youtube.com/watch?v=1iyOUKkM8os&feature=related

                   ☆

一昨年、尖閣沖で起きた中国漁船衝突事件の容疑者の中国人が遅まきながら16日、那覇検察審査会の「起訴議決」に基づき、公務執行妨害、艦船損壊罪、外国人漁業規制法違反で同地裁に強制起訴された。


尖閣沖の中国漁船衝突、中国人船長を強制起訴 

 沖縄県・尖閣諸島沖で2010年9月に起きた中国漁船衝突事件で、検察が2度不起訴(起訴猶予)にした中国人船長(42)について、那覇地裁が指定する検察官役の弁護士は15日、那覇検察審査会の「起訴議決」に基づき、公務執行妨害、艦船損壊罪、外国人漁業規制法違反で同地裁に強制起訴した。
  ただ、船長は既に帰国しており、中国側の協力を得て船長に起訴状が送達される可能性は低く、公訴は棄却され、裁判は開かれない公算が大きい。
 起訴状では、船長は10年9月7日、尖閣諸島・久場島(沖縄県石垣市)付近の日本領海内で違法に操業。さらに検査するため停船を命じた石垣海上保安部所属の巡視船「みずき」「よなくに」に次々と船を衝突させ、海上保安官の職務を妨害し、支柱や船体を破損させた、としている。
  船長は9月8日に公務執行妨害容疑で沖縄県警に逮捕されたが、那覇地検は同25日、「日中関係への配慮」などを理由に処分保留のまま釈放。昨年1月、不起訴とした。しかし、ジャーナリストらの申し立てを受け、那覇検察審査会が同4月、「起訴相当」を議決。地検が再び不起訴としたのに対し、審査会は同7月、起訴を議決した。
 
(2012年3月15日10時59分  読売新聞

              ☆

中国の工作員とも言われる沖縄タイムスが、中国にとって「不都合な事実」である、このニュースをどのように報道するかと今朝16日の沖縄タイムスを開いてみたら・・・。

中国の広報紙丸出しの大見出しが躍っているのには今更ながら呆れ返って絶句した。(怒)

それがこれ。

≪八重山 しらけムードも≫

尖閣強制起訴「パフォーマンス」

「あまり騒ぎすぎて中国に刺激を与えたらかえってマイナスになる」と言う猟師の談話とか、県内に住む中国人で作る沖縄華人総会の東江芝軍会長の「中国と沖縄の「深い関係が、この件悪くならないようにして欲しい」「国同士の問題も平和的解決を願う」というコメントを掲載している。

中国の領土収奪の野心に対し「平和的解決を願う」とは、無条件で領土を差し出せというようなもの。

これでは沖縄タイムスの報道は県民や我が国の方ではなく、中国の顔色を常に伺っている言われても仕方がないし、中国の広報紙といわれても反論できないであろう。

【追記】11:50

黄門様シリーズ

沖縄タイムスの見出しに立腹!

      ☆

 狼魔人様へ

健筆を振るわれ、ご活躍のこと、誠に頼もしく感じおります。
先日は逗留先の宿主に伝言をお願いしましたが、お久しぶりに直接
電子書状を差し上げます。(昨年暮れから長逗留しています。)

私の一日は、狼魔人様の電子日記を拝読することに始まります。
日頃、狼魔人様の通信機器拝借の便宜にあずかり、おかげさまで現代に旅して
何ら不自由はなく、江戸や国元の一同の者らと通信ができますこと、
イッペー ニヘーデービル。(心よりお礼申します)。

さて、竹富町の子供らの稲田の朋美、(うっかり間違いです。稲田朋美さん、衆
議院国会議員) 稲田の種籾の教科書問題も解決見込みのようですが、沖縄地方
いろいろ問題が多発するのは、問題人物が多いと述べたことがありますが、国会
参議院の義家議員「日教組一味問題」、沖縄県の「PTA会費の教師兼業問題」を
取り上げた質疑応答、電子ネット映像で見ていました。

幕閣、内閣の担当平野大臣、あたふたしてもごもご答弁に終始、教育を預る大臣
として実に頼りない答弁でしたな。文教科大臣たる者が他(日教組)の顔色を伺う
立場にあるからでしょうな。

ところで、今朝の狼魔人様の電子日記を拝読しましたが、沖縄県「沖縄タイムス」
瓦版新聞の見出し、

≪八重山 しらけムードも≫
尖閣強制起訴「パフォーマンス」

はて、「しらけムード」、「パフォーマンス」??

「しらけ」は、「しらく」を見よとあり「負け色になる。具合、間が悪くなる。」
の意、用例に「十訓抄」の「実方は白けて逃げにけり。」
あまり、印象のよい言葉ではありませんな。

次に、「ムード」、「パフォーマンス」、昔使った英和辞典ですが、一応意味を
調べてみました。フム、フム、・・・。うーん。
沖縄タイムス」の記者が本当に聞いた読者のコメントなのか信じられませんが、
八重山郡民のみならず、国民をもバカにするふざけた見出しですぞ。(怒)
唖然として開いた口がふさがりませんな。

県民の新聞を標榜する「沖縄タイムス」と聞いて呆れるのコンチキ瓦版ですな。
まるで、中国共産一党独裁国に本店移転し、かの国のためわが国に発信し、報道
しているかのような瓦版新聞のようですな。

ちなみに、石垣市の地元発行新聞の見出しをご紹介しましょう。
あの狼魔人様が仰せの「反日極悪複合体」の仲間と八重の毎日新聞の見出し、
一面左トップ、指定弁護士お二人写真付で「中国人船長を強制起訴 尖閣沖漁船
衝突事件」、続いて「強制起訴は当然 中山石垣市長」とありますぞ。

地元「八重山日報」一面左上面から下の1/3のスペスに掲載されていますな。
見出し「尖閣漁船衝突事件 中国人船長を強制起訴」「公判は『厳しい状況』」
下段の見出し「有罪立証十分できる 艦長強制起訴で指定弁護士」

地元両紙の記事内容は割愛しますが、紙面のどこを読んでも、
「しらけムード」「パフォーマンス」などのふざけた表現はありませんな。

「沖縄タイムス」はとても日本国の新聞とは思えませんな。記者に工作員が
紛れ込んでいるかのような、ふざけた、バカ丸出し「見出し」瓦版ですな。

宿の主が、当時のビデオを見せてくれましたぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=PO3icKluj7o
神戸の海上保安官、職を賭して全国民のため開示してくださったそうですな。
国を思う気持ち、大変ご立派なことです。

「沖縄タイムス」の恥ずべき記者らとは大違いですな。
「沖縄タイムス」の恥ずべき記者、恥を知れ!、事実を伝えよ!、
事実を黙殺するでない!、と怒りを込めて言い置きますぞ。


末尾に、
平成22年10月6日衆議院本会議速記録、稲田朋美衆議院議員の本会議場質問から

・・・・・☆・・・・・

・・・残念なことにこの国では、国民の怒りを共有することができない政治家が、
総理をし、官房長官をし、外務大臣をしているのです。今回の釈放は、中国の
不当な圧力に屈して国内法の適用をねじ曲げた、主権国家の名に値しない恥ずべき
政治判断でした。

 総理は衝突時のビデオを見ていないとおっしやっていますが、信じられません。
総理は、一国の宰相として国家国民を守る責務、そして行政府の長として、
命がけで任務に当たった海上保安庁の職員の安全を守る責務を負っています。
ビデオを見ないで何を判断できたというのでしょうか。・・・・

・・・・・☆・・・・・

長文の拙文となりました。ご審査のうえ、字句、表現の削除、訂正含む掲載の
取扱いをご一任いたします。



 ■■講演会のご案内■■

テーマ   「ウチナー口の起源」 Ⅱ

講師:ドキュメンタリー作家 上原正稔氏

会費: 1000円 (希望者のみ会費制懇親会あり)

とき: 平成24年3月24日 (土) 午後3時~

ところ: 那覇市西2-12-14

     学校法人 ゴレスアカデミー
     日本文化経済学院 3階ホール

連絡先:098-865-3230

 

 

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あのベストセラー『国家の品格』『日本人の誇り』の著者


藤原正彦氏 沖縄講演会
 
『21世紀を担う、沖縄の若者達へ』

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藤原正彦氏 沖縄講演会(第2回)

演題「二十一世紀を担う沖縄の若者たちへ」

■日時:平成24年3月17日(土)12時開場・受付  開演13時~15時
 

■場所:かりゆしアーバンリゾート・ナハ(6階ニライカナイの間)

■会費:2,000円 500席 (全席自由席)
 
藤原正彦氏沖縄講演会実行委員会
島袋朝永 090-3793-1770
 
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10万円の裏給与も、集団脱税の疑い、沖縄県立高裏給与

2012-03-15 06:58:37 | 未分類

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「反戦平和」を叫ぶ個人や団体の犯した犯罪・不祥事に対して、沖縄2紙が免罪符を与え、「不都合な事実」として完全黙殺した例は枚挙に暇がないほどである。 仮に黙殺しないまでもベタ記事のアリバイ報道をしてみたり、逆に犯罪を弁護するような印象操作記事を書いて県民を誤誘導した例を上げろといわれればそれだけで一冊の単行本が出来るほどその数は多い。

今回国会で問題になった県立高校のPTA会費流用による「裏給与」問題も、国会で問題なり、13日には文科大臣が県教委の不作為を知り不快感を表したにも関わらず、沖縄2紙を中心に県内メディアはこの問題の悪質性を一行も報道することはなかった。

この問題は25年間に渡り県立高校教員がPTA会費から裏給与もらっていたという問題の重要性のほかに、その事実を知りながら、これを追求するどころか逆に犯罪の隠蔽に協力するかのような沖縄2紙の報道姿勢こそ、より重大な問題である。

この沖縄2紙の隠蔽体質は、昨年夏以来「発狂報道」で全国民を騒動の渦に巻き込んだ八重山教科書問題と軌を一つにする。  

さらにこの隠蔽体質は、異論を認めない「全体主義の島」を象徴する沖縄紙の持つ「言論封殺」体質である。

そしてこの沖縄紙の言論封殺に対し県民の知る権利を守るためドキュメンタリー作家上原正稔氏が、敢然と戦いを挑んでいることは周知の通りである。

さて、13日の平野文科相の記者会見を完全に黙殺した沖縄メディアだったが、辛うじてNHKがこれを報じた。

文科相が無届け報酬遺憾示す NHK

平野文部科学大臣は13日、閣議後の記者会見で、沖縄県内の県立高校で早朝の学習指導などを行った教員に対し、県教育委員会に届け出をせず、保護者から集めたPTA会費から報酬が支払われていたことについて、事実関係を調査しているとした上で、「事実なら遺憾だ」と述べました。
県教育委員会によりますと、県内の一部の県立高校で、早朝の学習指導や遅刻した生徒の指導をした教員に対して、教育委員会に届け出ずにPTA会費から一定額の報酬が支払われていました。
これについて、平野文部科学大臣は、13日の閣議後の記者会見で、「事実関係、どういう状況か調査依頼をしている。もし教育委員会に届け出ずにやっているという事実が出てくるならば、極めて遺憾だ」と述べました。
ただ、「教育委員会に届けていて許可を得れば、法的には問題が無い」と述べ、届け出があれば、問題が無いという考えを示しました。

03月13日 19時41分

            ☆

県内の重要ニュースを報道しない地元紙に代わって、沖縄タイムス社屋内に沖縄支局を構えるあの朝日新聞でさえ、この通り報じている。

PTA会費から教員に手当 沖縄県立高、講習など従事 朝日新聞

沖縄県の県立那覇西高校(生徒数1053人)で、PTA会費の一部を、早朝講座や夏季講習などに従事した教員が「手当」として受け取っていたことがわかった。公費以外に収入を得る兼業に該当する可能性があるが、県教委から兼業許可は出ていなかった。文部科学省は、地方公務員法の職務専念義務違反の疑いもあるとして、県教委に調査を指示した。

 9日の参議院決算委員会で義家弘介議員(自民)が質問した。平野博文文科相は13日、「県教委に届け出ずにやっているならば、極めて遺憾に思う。調査依頼をしている」と語った。

 那覇西高や同校のPTA関係者によると、PTA会費は生徒1人あたり年間7万数千円。うち3万円ほどが進路指導費として、早朝講座や夏季講習、遅刻指導や模試監督1回あたり千~3千円程度、教員側に支払われていた。年間50万円を超える額を受け取る教員もいるという

            ☆

そしてこの問題の第一報を報じた産経新聞が独自の取材により第2報を報じたのがこれ。

本日の沖縄タイムスにはこの期に及んでも、この沖縄の教育界を揺さぶる重大問題について黙殺を決め込むようである。

沖縄タイムスは地方紙としての使命を自ら放棄する宣言したらどうだろうか。

琉球新報はまだ確認していないが双子のような同じ論調を誇る「発狂2紙」のこと、沖縄タイムス同様に完全黙殺は容易に予想できる。

それにしても勤務時間内の無許可「兼職」で「裏給与」がつき10万円とは・・・・呆れ返って言葉を失う。

そしてこれを報道しない沖縄2紙に怒りを覚える。

沖縄県民はそろそろ、「発狂2紙」により知る権利を奪われている事実に目覚め不買運動を起こしても良い時機ではないのか。

沖縄県立高 教員の無許可「兼職」横行 謝礼月10

産経新聞 3月14日(水)7時55分配信

  沖縄県の県立高校で早朝や放課後など通常以外の授業をした教員に、保護者から謝礼が支払われていた問題で、こうした慣行が法令に基づく兼職の許可を受けないまま、県内の多くの学校で横行していたことが13日、関係者への取材で分かった。年間の謝礼額が4千万円に上る高校や、毎月10万円近くを受け取る教員もいたという。文部科学省は、地方公務員法違反にあたる疑いもあるとみて県教育委員会に調査を指示した。
 
 関係者によると、同県では遅くとも昭和50年代から進学指導を希望する保護者の声を受け、「ゼロ校時」と呼ばれる1時限目が始まる前の早朝に行う授業や、夏休みに行う「夏季講座」などが進学校を中心に広がっていったという。
 
 通常授業以外に進学指導をしてもらうため、保護者から教員に謝礼が支払われるようになったといい、保護者が年度初めにPTA会費や「校納金」名目に学校側に数万円を支払い、その中から謝礼を拠出。年間約4千万円もの謝礼が計上された高校もあった。
 
 謝礼は各学校によって違うが、主にゼロ校時は1回3千円。数学や英語などは通年でゼロ校時が行われ、月10万円近くを受け取る教員もいたという。
 
 こうしたケースは地方公務員法で禁じる「兼職」行為にあたるが、教育公務員特例法は、教育に関する事業に限り、都道府県教委の許可を受ければ可能と規定。ところが、同県の大半の教員は兼職許可を受けていなかったという。
 
 ある県立高校の元教員は「数年前に県教委などで問題になったが、やってくれる先生がいなくなるという理由で是正されなかった」と証言した。
 
 文科省の指示を受け、県教委は全60高校の調査を開始。今回問題になった高校を含め、5校で無許可兼職が確認されたという。

            ☆

PTA会費とは子を持つ親なら誰でも関係のある支出項目であるが、特別授業を受けていない親も支払っているはずである。

PTA会費から特別授業の「裏給与」が支払われているとしたら、授業を受けていない親にとっては「やらずぼったくり」に相当する教員の2重の悪行を意味する。

仮にこの「裏給与」を通常の給与のように所得申告もせず脱税行為をしているとしたら、教員という公務員の全県的な集団脱税事件に発展する恐れさえある。

法に無知だったから違法行為をしても許されるというものではないが、「数年前に県教委などで問題になった」との元教員の証言は、無許可兼職を県教委も知っていながら違法行為を行っていたことの証言である。


しかもこの問題は教員のみの問題ではなく県教育庁も絡んでいるのだ。 つまり沖縄2紙を含む「極悪複合体」が地下茎では大きく絡んでいる点では八重山教科書問題と根っこでは同じ問題なのだ。

平野博文文部科学大臣記者会見録(平成24年3月13日)

この問題は教員・高教組・沖教組のみでなく県教委も絡む重大問題であることに違いはない。

だが、しつこく繰り返すが、この全県民に関わる重大問題を沖縄2紙が徹頭徹尾黙殺し、隠蔽工作をしている事実こそ、県民にとってより重大な問題と考える。

 

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講師:ドキュメンタリー作家 上原正稔氏

会費: 1000円 (希望者のみ会費制懇親会あり)

とき: 平成24年3月24日 (土) 午後3時~

ところ: 那覇市西2-12-14

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     日本文化経済学院 3階ホール

連絡先:098-865-3230

 

 

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■日時:平成24年3月17日(土)12時開場・受付  開演13時~15時
 

■場所:かりゆしアーバンリゾート・ナハ(6階ニライカナイの間)

■会費:2,000円 500席 (全席自由席)
 
藤原正彦氏沖縄講演会実行委員会
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上原氏が一喝!昨日の冒頭陳述で

2012-03-14 07:29:49 | ★パンドラの箱訴訟

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 昨日13日「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回口頭弁論が那覇地裁で行われた。



徳永弁護士と原告の上原氏の2人で出廷し、通常なら代理人の意見書、提出証拠、当事者の陳述書などは書類の交換のみで終了するとの事だが、今回も原告の上原氏が提出済みの陳述書を敢て法廷で読み上げた。

昨年2月の第1回口頭弁論でも上原氏陳述書の提出だけでは飽き足らず被告弁護団に向かって陳述書を読み上げたのだが、この陳述がいかにも異色のドキュメンタリー作家上原氏の面目躍如で、型破りの陳述であった。

裁判とは法廷を舞台に原告と被告が丁々発止と渡り合うもの。 原告が被告を語気鋭く糾弾するのはテレビドラマの法廷場面などおなじみだが、上原氏の場合は攻撃する相手の琉球新報が欠席して目の前にいないせいなのか、池宮城主任弁護士に怒りの矛先を向けた。

上原氏が特に池宮城主任弁護士に批判の矛先を向けるのは池宮城弁護士としては、ある意味、お門違いと言いたくもなるだろうが、これに訳があった。 上原氏は池宮城弁護士の父君の故池宮城秀意氏を生前、個人的に知っておりジャーナリストとして尊敬していたという。

琉球新報社の社長も務めた故池宮城秀意氏の人となりを個人的に知る上原氏なればこその氏独特の代理人批判であった。

次に上原氏が法廷で読み上げた陳述書の全文を引用する。

 「今の新聞人はしっかりしろ」戦時下の新聞記者は語る

2012年3月12日

上原正稔

 2008年の夏のことだが、ぼくは友人であった高嶺朝一新社長に例の四人組の理不尽なリンチ事件については一切触れず、「ニューヨーク・タイムズのような立派な新聞を作ってくれよ」と激励した。戦時中、ニューヨーク・タイムズはアメリカの新聞全てが日本人を「ジャップ」と呼ぶ中で唯一「ジャパニーズ」と呼んだ公正高潔な新聞だった。しかし、高嶺はこれまで指摘したように「パンドラの箱を開ける時」の最終回をボツにするという悲しい暴挙に出たのである。このような行動がいかに愚かであるかをぼくは第9話「生き残った新聞人は証言する」で具体的に示したつもりだった。

 ぼくは第6海兵師団アクション・リポートと第301CIC報告書の中の捕虜となった沖縄の新聞人の尋問調書を取り上げ、かなり詳しく戦時中の新聞社の悲しき実態を伝えた。又吉康和、高嶺朝光、豊平良顕、池宮城秀意ら戦前戦後を通じて沖縄の新聞報道で著名な人々は深く反省し、新しい新聞を作るために「報道の自由」がいかに大切であるかを訴える姿を伝えた。その中で、ぼくは次のように書いた。「今、戦没新聞人の碑に十四人の名が刻まれている。彼らの死を無駄にしないために生き残った『新聞人』は新聞を復活させた。新聞人として最も大切なものを掲げて。それは『報道の自由』だ。」その最後に「アメリカ軍G2戦時記録」で発表した「捕虜の嘆願書」を引用した。

同時に第9話は今、裁判の中で新報が主張する「新しい資料だけ」でなく必要とする様々の資料を使っていることを示している。今、新聞社自身が赤松嘉次さんと梅澤裕さんの汚名を晴らそうとする上原正稔という作家を弾圧している姿を深く憂慮するものである。

 戦後、沖縄の新聞の顔であり、声であった豊平良顕、池宮城秀意のお二人がご存命ならば「今の新聞は大政翼賛の下のぼくらの新聞よりヒドい。赤松さんと梅澤さんに直ちに謝罪して、やり直せ」と一喝することは目に見えている。

                ☆

応援団は、第6回口頭弁論終了後、護国神社の会議室に移動し上原氏と徳永弁護士にようる裁判の経過の説明があり活発な質疑応答があった。

 昨日のエントリーで原告と被告がそれぞれ主張する争点を述べた。

原告の上原氏が「パンドラの箱を開ける時」の第二章「慶良間で何が起きた」を掲載拒否したのは琉球新報の言論封殺であると主張するのに対し、被告の琉球新報は当初の「社の方針に反している」を変更し、「以前と同じ引用があるから」と主張している。 つまり掲載拒否の理由はあくまでも編集権の正当な行使であると、問題の矮小化に必死である。

そし昨日の口頭弁論でわかったことは、被告側は上原氏と執筆依頼の合意が成立したとき、「毎回新しい資料に基づいて原稿を書く」と合意しており、以前に使用した資料を再度引用するのは契約違反と言い出していることである。

勿論上原氏はそんな契約など取り交わしていない。

そもそもノンフィクションで沖縄戦を掘り下げている上原氏の著述の手法は米公文書館より入手の資料や、実際に足で取材した証言などを繰り返し引用し、その積み重ねの中から歴史の真実を解き明かそうとするものであり、創作作家のように自分の想像力で書き上げるものとは似て非なることは言うまでもない。 従って新しい検証の光を当てるため過去に引用した資料を再度引用し再検証することが、上原氏の著述スタイルであるため、琉球新報が主張するように過去に引用した資料を引用せずに沖縄戦を記述すりことに合意するはずはないのである。

琉球新報のでたらめな主張は、例えて言えば過去の判例は一切引用せずに法廷で論戦をせよ、と弁護士に強要するようなものである。

弁護士が自分の論拠を立証するたびに自分で新しい判例を作って引用などしたら弁護士として失格なのは論を待たないのと同じことである。

上原氏は琉球新報の連載に当たって過去の資料を引用すると同時に当然のことながら新発掘の資料も駆使して論述している。資料の使用に関して、上原氏は次のように述べている。

「ここで強調したいのは新資料だけでなく忘れられた資料や既に刊行された文献を使わなければ物事の真相や人間の真実にはたどり着けない、ということだ・・・全13話から成る「パンドラの箱を開ける時」のほかの物語でも新資料を基にした大なり小なり過去に発表したものからも引用して「人間の真実」に迫るというぼくの著述スタイルを貫いているが、第12話までは新報の編集委員からは一切文句は出ていない。これは何を物語るのか。すなわち「慶良間の集団自決」の真相に触れない限り、OKだということであり、新報が「慶良間の集団自決」の真相を覆い隠そうとしていることが証明されるのだ。事実、第13話「そして人生は続く」の最終稿(181回目)で、赤松さんと梅澤さんは集団自決を命じておらず、それは援護法の適用外の住民が援護金を貰うために嘘の報告を出し、そのために赤松さんと梅澤さんをスケープゴートにしたのだ、という旨の原稿を出したら、新報はその最終稿をボツにするという前代未聞の暴挙に出たことで裏付けられる。」

       ☆

地元の有力紙がその新聞に長期連載をしていたドキュメンタリー作家により「言論封殺」で訴えられたという前代未聞の裁判沙汰を沖縄メディアは歩調を合わせるように完全黙殺を続けていると書いた。

昨年の2月に第1回口頭弁論が行われすでに1年以上も経過したにもかかわらず、「パンドラの箱掲載拒否訴訟」について報じる沖縄紙は皆無である。

で、今朝の沖縄タイムスを一瞥したが一面トップには「米軍機、石垣空港使用」の大見出しが躍っているが、「言論封殺訴訟」については1行の記述もないのは予想通りである。

 

【おまけ】

県立西高校でPTA会費の中から「裏給与」が支払われていた件について平野文科相は「教育委員会に届けていれば違法でない」などとトンデモ答弁を国会でしたが、13日の記者会見で、県教育委員会はその届け自体も受けておらず、「今後指導していく」などと相変わらずの法令無視の態度を決め込んでいる。 その点を記者に突っ込まれ、県に対し「届けが出ていたかどうか」の調査を依頼しているとの事。

県教委が急遽、「今後の指導」を行っても、過去25年間の「悪行」は」消え去るものではない。 法的に言えば時効の範囲内であればPTA会員なら県に対し「PTA会費返還」の審査請求を起こすことが出来るとのこと(知人の弁護士談)。

PTA連合会は重大問題の発覚により近々臨時総会を開いて、法的にどのように対処するかの勉強会をすると聞く。

要するに沖縄2が見てみぬ振りしている間に弁解の口実を考える算段をするのだろう。(怒)

本件も沖教組、県教委と極悪複合体の構成員が絡む「不祥事」故、沖縄2紙は出来るだけ黙殺を通すだろうが、全国一学力の低い沖縄で教育の当事者であり、八重山教科書問題では「現場の専門家」を自負していた教員の犯した「悪行」だけに、このまま県民をツンボ桟敷に置いたままにすることは県民が許さないであろう。

平野博文文部科学大臣記者会見録(平成24年3月13日)

全県のPTA会員を巻き込んだ重大問題であるにもかかわらず、県内メディアがこれを黙殺する報道姿勢は、係争中の「言論封殺」訴訟と重ねてみても、異論を許さぬ「全体主義の島沖縄」を象徴して余りある。

沖縄2紙がこのまま県民の「知る権利」を奪い続けるとしたら、県民の怒りのマグマが天誅として沖縄2紙に降りかかり、地元紙は崩壊の道を辿ることになるだろう。

【おまけ】2

石垣市の読者のメールよ抜粋。

・・・・・・・・ついでに、12日、参議院、自民党選出議員の世耕弘成議員の質疑から唖然としたこと、
①3/11の東日本大震災の慰霊祭の式典で、大震災でいち早く駆けつけ、多額の義援金を受けた
台湾国に対し、実に非礼な対応であったこと。
②3/11の東日本大震災の慰霊祭の式典に、天皇、皇后両陛下のご臨席に際し、
入場、退場の際も、会場の出席者に着席のままと案内アナウンスがあり、出席者は
着席を余儀なくされ、国民統合の象徴たる天皇に対する非礼ぶり、国家元首に対する
国際慣行にも反する非礼な政府式典担当者の対応であったこと。
③そして、なんと、あろうことか、兼業許可を受けたかは知らぬが、弁護士兼業の小川法務大臣、
競馬の馬主で、出走馬の調教が気になって、会議前とはいえ、議院内からで携帯端末から
確認していたとのこと。

「アホ劇場」化した民主党の国会答弁、即刻解散せよ!! 総選挙だ。(怒)

 

上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします

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ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

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本日、第6回口頭弁論!琉球新報の言論封殺訴訟

2012-03-13 07:12:34 | ★パンドラの箱訴訟

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上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回公判3月13日(火)の予定です。

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
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本日、パンドラの箱掲載拒否訴訟六回口頭弁論です。

上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第六回の口頭弁論では、いよいよ決定的な証拠の提出をして参ります。

被告側の反論はこれにて完全に破綻することとなります。

口頭弁論と報告会を左記の如く行いますので、参加賜りますようご案内申し上げます。

尚、多くの皆様に裁判の経緯をご報告申し上げる為の「第二回沖縄戦を考える集い」は、講師の日程調整がつかず、

今月に行う事が叶わなくなりました。来月以降の実施とさせて頂き、決定次第、お知らせ申し上げます。ご了承願います。

          記

 第六回口頭弁論

  日時 :明日、三月十三日(火) 午前十時半より

  場所: 那覇地方裁判所

 報告会

  日時: 同日      午前十一時半より

  会場 :沖縄県護国神社社務所内会議室

                ☆

被告・琉球新報側の反論が本日の口頭弁論で完全破綻すると予告しましたが、その概略を説明する。

 上原氏の「パンドラの箱を開ける時」の連載は07年5月26日に始まり、第1章は6月16日に終わった。

当初、提訴されなどとは夢想だにしていなかった被告は、第2章は翌週の6月19日から始まる旨上原氏の掲載予定に合意をしていた。 

そして上原氏は、16日には19日から掲載予定の原稿を担当者の前泊記者に既に提出済みであった。

その時、原稿を読んだ前泊記者は、「よく出来ていて興味深いですね」と、上機嫌で感想を述べた。

前泊記者はその直後、土、日と週末を利用し上京しているが、不可解なことに、東京から帰社するや上原氏に対する態度を豹変させることになる。

土、日を利用して前泊記者は東京で一体誰と会ったのか。

そして何を入れ知恵され、態度を一変させたのか。

東京にて何者かに面談した前泊記者は記者は帰社後、直ちに上原氏を電話で呼びつけ「原稿は社の方針と違う」という一方的理由で掲載拒否を言い渡すことになる。

掲載予定日の前日の6月18日、呼び出された上原氏が琉球新報に行くと、待ち受けていた前泊記者に5階へ連行される。 5階の会議室では、待機していた別の3名の記者に取り囲まれるように着席させられ、およそ1時間に及ぶ「集団リンチ」を受けることになる。

前泊記者は上京前に原稿を読んだときとは別人のような不機嫌な顔で原稿を差し出し「これはストップする」と一方的に宣告した。

理由を問いただすと、「新報の方針に反する」というのである。

後になって上原氏が掲載拒否の理由が「新報の方針に反する」というのは言論封殺である」と訴状に記すと、新報側は前言を翻し原稿の中身が「(96年の)沖縄戦ショウダウンの中身と同じ」と、理由を変更した。

つまり「社の方針で掲載拒否した」のであれば新聞社としては致命的ともいえる言論封殺を自ら認めることになるので、急遽「同じ内容の原稿なので掲載拒否した」と編集上の問題に切り替えたのである。

従って原告の上原氏は現在でも、あくまでも琉球新報社の「言論封殺」で論告を展開しているのに対し、被告の琉球新報は「同じ内容の原稿なので掲載拒否した」と編集・技術上の問題に摩り替え、別の土俵へと逃げ込もうと必死なのが現状である。

■争点

現在のところ原告側は、「掲載拒否は言論封殺である」と主張しこれに対し被告側は「以前と同じ内容の引用なので掲載拒否した」のであり言論封殺ではなく編集上の問題であると真っ向から対立している。

さて、上原氏の原稿が掲載拒否された2007年の沖縄マスコミ界の状況を振り返ってみる。

その年の3月、文科省が高校歴史教科書の「沖縄戦の集団自決は軍の命令」という従来の記述を削除せよと検定意見が出た。

琉球新報を筆頭に沖縄メディアは一斉にこれに反発し「検定意見の撤回を求める」大キャンペーンを張った。 そしてその年の9月には「11万人集会」にマスコミ指導でなだれ込んでいったことは記憶に新しい。

原告側は琉球新報が「社の方針に反する」という理由で掲載拒否した事実を立証すべく、当時琉球新報に掲載された社説。コラム、識者の論等を数多くの証拠物件を既に提出済みではある。

■球新報が社の方針で軍命は無かったという上原正稔氏の「慶良間の集団自決の真実」を掲載しなかった証拠

1、 軍命は無かったと言っている 金城武徳氏の証言は載せない

2、 金城重明氏が、軍命は聞いていない、手榴弾は自分も友人らも貰っていない事を裁判で証言したことを隠蔽

3、 大阪地裁勝訴の報告集会で、安仁屋政昭氏がこの勝利に、琉球新報社、沖縄タイムス社の多大な貢献があったと発言、満場も喝采をうける

4、 大阪高裁承認尋問の模擬裁判の会場の取材に行った世界日報敷田記者は、「貴方の社の方針とこちらは違いますから」と主催者から退場させられたが、琉球新報は取材許可された

5、 沖縄県の41市町村議会で教科書検定の取消と「軍命」の掲載を求める決議が琉球新報・沖縄タイムス社の命令・強制・関与・誘導によって行われた

6、 2007年の高校の歴史教科書問題から2011年の八重山地区教科書採択問題までの琉球新報の報道は、集団自決は軍の強制と強い関与によって引き起こされたという論調と証言のみを掲載。軍命は、無かったという証言や識者の論調は一度も掲載していない。上原正稔氏が集団自決に軍命は無かったことを書いた原稿を掲載しなかったのは、琉球新報社の明らかな方針であり、同じ文章をもちいたからという反論は、後から取り繕った真っ赤な嘘である。

 詳細は省略するが原告側は合計354点に及ぶ膨大な数の証拠物件を提出してあるが、これら354の記事及び社説で、集団自決に軍の強制や強い関与があったとしたのに対し、集団自決には軍命が無かったとする記事や社説は 0 である。これを見ても、掲載拒否は、同じ文章を用いたからではなく、軍命があったとするもの以外は掲載しないという琉球新報社の方針であることは明白である。

 

■決定的証拠

だが、これら膨大な証拠物件が無駄になるほど致命的かつ決定的な証拠物件が、

本日、裁判所に提出される予定である。

被告側は掲載拒否の理由として「同じ引用」を主張しているが、掲載拒否を4ヶ月間続け、水面下では上原氏と新報が出すったもんだの末再開したのだが、実はその再開された連載記事の中には以前と同じ引用文が含まれていたのである。

つまり琉球新報は同じ引用は掲載拒否すると主張しながら、再開された原稿に同じ内容の引用があってもこれは平気で掲載しているのである。

実は上原氏は6月に掲載拒否される以前にも同じ引用を新報に掲載しており、同じ引用を使用することにより問題の焦点を絞っていくのが自分の著述スタイルであると明記しているのだ。

従って掲載拒否される以前の第12話までは新報の編集委員からは一切文句は出ていない。

これは何を物語るのか。

琉球新報の報道姿勢は、「慶良間の集団自決」の真相に触れない限り、OKだということであり、新報が「慶良間の集団自決」の真相を覆い隠そうとしていることが証明されるのだ。

つまり原告琉球新報がどうしても掲載拒否したかったのは「慶良間で何があったか」の部分の「軍命はなかった」と明記した原稿だったのである。

琉球新報にとって引用の重複などは問題ではなく、「慶良間に何があったのか」という原稿そのものを封殺したかったのである。

本日の証拠提出により、被告の反論は木っ端微塵に粉砕されることは明らかである。

これについては第6回口頭弁論の後、改めて詳しく説明の予定である。

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琉球新報の言論封殺訴訟!明日第六回口頭弁論

2012-03-12 06:45:33 | 県知事選

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県立高校のPTA会費よりの「裏給与」問題は、昨日の弁解記事で一件落着したつもりなのか。 沖縄タイムスは以後ごこの問題には触れないつもりなのか。

今朝の沖縄タイムスからこの問題は完全消えた。 だが、発狂新聞の誤誘導に乗ってこの問題をうやむやにしてはいけない。

          ☆

明日は「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第六回口頭弁論がなは地裁で行われる。

昨日のエントリーでこう書いた。

「地元で起きた重大な事件を地元2大紙が黙殺したため、県民はツンボ桟敷に置かれ、やむなく全国紙から情報を得るという不便をかこったことが何度もある」と。

そう、上原正稔さんが琉球新報を提訴したこの裁判こそ、地元の有力紙をその新聞に執筆した作家が「言論封殺」で訴えるという前代未聞裁判であるにもかかわらず、昨年2月の提訴以来、地元2紙は一度もこれを報道することなく完全黙殺を続行中である。 過去5回の口頭弁論では毎回取材記者を派遣しているにもかかわらずである。

従って提訴以来1年以上も経過しているにもかかわらず、この訴訟の存在を知る県民はほとんどいない。

まさに地元メディアによる県民の「知る権利」の剥奪が、目の当たりで公然と行われていることになる。

地元紙の中では八重山日報のみが、1月23日、24日と二日にわたって「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を同紙に掲載し、県民の知る権利を辛うじて守った。

八重山教科書問題で隠蔽工作に走る「発狂3紙」を向こうに回し、八重山地区住民の「知る権利」を守り通したことでも知られている。

同紙の記事はここで読むことが出来る。⇒ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦!  R紙の言論封殺との戦い 江崎 孝

一方、本土メディアでは、「不都合な事実」は報道しない沖縄2紙の代わりに、『週刊新潮』が、櫻井よしこ女史のレポートを掲載している。
 
訴訟の経緯は、当日記の読者のほとんどは既に承知のことと思われるが、復習のため、櫻井女史のHMからそのレポートの全文を紹介する。
 
同時に琉球新報、沖縄タイムスの2紙に対し「県民の知る権利を奪ったクズ新聞、恥を知れ!」と言っておく。

特集 「 『集団自決に軍命はなかった』と口に出せない沖縄『言論封鎖社会』 」

『週刊新潮』 2009年7月16日号
日本ルネッサンス・拡大版 第370回



沖縄で生まれ育った上原正稔氏は、長年、沖縄戦を取材してきた。戦争という極限状況は、個々の人間の真の姿を、否応なく剥き出しにする。醜さとともに、至高の美しさも見せてくれる。その人間模様に魅せられて、上原氏は、ドキュメンタリー作家として戦争下の人間の行動を追ってきた。

沖縄戦の悲惨さが際立つ理由のひとつは、日本軍が、住民を守るどころか足手まといとして突き放し、死に追いやったとされてきたことだ。米軍上陸を目前にした1945年3月、日本軍が住民に命じたとされる集団自決である。
“集団自決の軍命”を最初に報じたのが『鉄の暴風』だ。50年に朝日新聞から、後に沖縄タイムスから出版されている。ノーベル文学賞受賞の大江健三郎氏は同書を基に『沖縄ノート』(岩波書店)を著し、集団自決は軍命だったとした。

沖縄生まれの上原氏は、軍命は当然あったと信じていたが、取材を通して軍命はなかったと突き止め、衝撃を受けた。氏は07年、沖縄の有力紙『琉球新報』での連載、「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」でそのことを取り上げようとした。すると、信じ難いことに「新報の方針に反する」として掲載を拒否され連載は中断されたのだ。

異論を封ずる琉球新報をはじめ、沖縄のメディアの異常さについて、氏は、小さな文芸誌『うらそえ文藝』第14号(09年5月刊)の星雅彦編集長(77)との対談で詳細に語った。続いて両氏は6月9日、記者会見も行った。

沖縄出身の言論人が、公式に記者会見で集団自決軍命説を否定したのは初めてだ。それだけでも報道する価値はある。だが、地元の2大紙、琉球新報と沖縄タイムスは完全に無視した。両氏の記者会見開催までの経緯を辿ると、沖縄のメディアが抱える欠陥とその偏向体質が見えてくる。

7月2日、両氏に那覇市内で会った。上原氏は沖縄の人間にとって、集団自決軍命説は「生まれたてのヒナ鳥が最初に見たものを母親と思い込む刷り込みのようなもの」だと語った。

「私は今66歳、沖縄に生まれ、アメリカ統治下で育ちました。ロングセラーを続ける『鉄の暴風』で刷り込まれた沖縄戦の印象は長年私の中に残っていました。集団自決の軍命は、当たり前のこととして、あったと。何の疑いも抱かなかった。曾野綾子さんが(73年に)『ある神話の背景』を発表して、軍命はなかったことを詳述したときも、そんな話が本当に成り立つわけがないというくらいにしか、読めなかった」

氏の沖縄戦の取材は80年代から始まり、83年には「1フィート運動」を立ち上げた。

「沖縄戦に関するアメリカの映像資料などを収集し、戦争の実態を伝えていく運動です。わずか5ヵ月で1,000万円が集りました。しかし、金目当てで活動に参加する人々の醜さも見た。反戦・平和運動とはこんなものかと嫌気が差しました」

氏は自分を反戦・平和の闘士と誤解してほしくないと強調する。戦争で人間が試され、千差万別の究極の物語が生まれる。その人間の姿に興味があると語る。

沖縄戦の取材を深めた氏は、85年、沖縄タイムスに「沖縄戦日誌」を150回にわたって連載した。

「戦時中のニューヨーク・タイムズの報道に関心をもち、米国の公文書館などで資料を読み漁り、沖縄に紹介したのです。当時、僕はまだ、集団自決は軍命だという前提に立っていました」

変化は突然やってきた。氏自身が渡嘉敷島を訪れたときだ。同島では住民300人以上が赤松嘉次大尉の命令で集団自決をしたとされていた。曾野綾子氏が丹念な取材で軍命説を覆したのも渡嘉敷島でのことだ。

「僕はグレンという米軍人の手記の内容を確認するために渡嘉敷に渡ったのです。そこで当時のことを知る数少ない生き残りの金城武徳さんと大城良平さんらから『軍命なんてなかった』と聞いた。心底、驚いた。

大城良平さんは自分の奥さんが自決しているんです。赤松大尉を問い詰めた大城さんは、住民を死なせるので機関銃を貸してくれと村の指導者が言ってきたが、赤松大尉が断ったことを知ったそうです。僕の先入観は真っ向から否定され、崩れていきました」

「沖縄の人々の責任」

実は上原氏は、このときの取材の成果を96年6月1日から同25日まで琉球新報で報じている。連載、「沖縄戦ショウダウン」には、赤松隊長の副官だった知念朝睦氏の言葉が、次のように引用されている。

「赤松さんは自決命令を出してない。私は副官として隊長の側にいて、隊長をよく知っている。尊敬している。の報道をしている新聞や書物は読む気もしない。赤松さんが気の毒だ」

軍命を否定した上原報道は意外にも、96年当時、なんの非難も受けなかった。
「むしろ、反応は上々でした。担当記者もよく調べたと言ってくれたほどです。けれど、人間は忘れてしまう。その後、大江氏に対する裁判が始まり、教科書の集団自決の記述が問題になり、軍命の有無が殊更話題になりました。そして、私は琉球新報の記者から再び沖縄戦の連載を持ちかけられました」

大江氏の裁判とは、座間味島で集団自決を命じたとされる梅澤裕元少佐らが、『沖縄ノート』の著者の大江氏らを名誉毀損で訴えた裁判のことだ。05年に提訴された同裁判は、大阪高裁が「元戦隊長らが直接住民に命じたかどうか断定できない」とする一方で、名誉毀損は認めない判決を下し、現在、最高裁に上告中だ。

上原氏は先の取材で、島の元住人、比嘉喜順氏から「赤松さんは人間の鑑。我々住民のために、一人で泥を被り、一切弁明することなくこの世を去った。赤松さんのご家族のためにも、本当のことを世間に知らせてください」と頼まれた。事実を知った今、赤松氏や梅澤氏を悪者に仕立て上げた沖縄の人々の責任は重いと、上原氏は感じている。真実を明らかにして、両氏の名誉を回復し、謝罪すべきだとも考えている。そんな思いもあって、上原氏は新たな連載の誘いを受け入れた。

氏は96年の連載で取り上げた集団自決軍命説を否定する記事も再度書くつもりだと、あらかじめ琉球新報側に説明し、連載のタイトルを「パンドラの箱を開ける時」と決めた。連載は07年5月26日に始まり、第1章は6月16日に終わった。第2章は翌週の6月19日から始まるはずだった。

「ところが、6月18日、琉球新報に行くと、担当の若い記者がとても怖い顔で、『上に来い』と。5階に行くと、別の3名の記者がいて、『これ(第2章の記事)はストップする』と言うのです。理由をきくと、『新報の方針に反する』『(96年の)沖縄戦ショウダウンの中身と同じじゃないか』と難癖をつけて掲載を拒むのです」

上原氏は、記者が週末に上京していたことを思い出した。「大江裁判」が継続中であり、記者は否定したが、彼が大江氏に会って相談した可能性もあると推測した。琉球新報との話し合いは1時間を超え、上原氏は4人に吊るし上げられたと感じて言った。

「こんなことでは、連載は続けられない。第2章を載せないのなら、他の章も含めて連載を止めるぞ」

記者が言った。

「ああ構わんよ」

上原氏が振りかえる。

「薄ら笑いを浮かべ、僕を見下すような視線でした。ここまでくれば売り言葉に買い言葉。僕はすぐに記者会見を開くと言った」

だが、翌日、記者が再度、接触してきた。

「上司の当時の編集局長にうまく折り合いをつけるように言われたのでしょう。彼は僕の長年の友人です。彼から、記者会見だけは止めてくれ……と頼まれ、僕は渋々、承諾したのです」

「掲載拒否」

丁度同じ時期、『うらそえ文藝』編集長の星氏も似たような体験をした。

「上原さんの連載中断の約ひと月後、私も琉球新報から原稿掲載を断られました。集団自決軍命説を否定する内容です。文化部の部長から『今回は掲載できない』と言われました。理由は『今の状況にあわない』という、それだけでした」

星氏は沖縄県の文化協会会長、県立芸術大学理事長、国立劇場おきなわの理事をつとめる人物だ。そのような人物が、今、軍命はなかったと公に発言しているのだ。

「私の場合は、なぜ、今まで公に発言しなかったかと、問われるべきかもしれません。なぜなら、もう40年も前、沖縄の本土復帰の前から軍命説に疑問を抱いていたからです。1960年代末に、『沖縄県史第9巻』の執筆を依頼され、沖縄戦の実地調査で『鉄の暴風』に出てくる地域にも足を運びました。そして発見したのは、『鉄の……』の多くの間違いでした。地名、日付。極めつきは集団自決を命じたとされる梅澤隊長が朝鮮人の慰安婦と一緒に死んだと書いていた。周知のように、梅澤さんは今もご健在です。梅澤さんが軍命を下したと証言した宮城初枝さんにも会いました。けれど、様子がおかしい。梅澤さんのことを問うと口を噤むのです。そのときから私は軍命を疑い始めたのです」

星氏は、或る日、『鉄の……』の取材者として活躍した太田良博氏に尋ねた。

「梅澤さんは死んだと書いてあるが、まだ、生きている。おかしいぞ」

「まぁ、そんなところもあるねぇ」と太田氏は苦笑いして、口を噤んだという。

「私は長い間、明確な発言を控えてきました。おだやかな表現で問題提起しただけです。にもかかわらず、琉球新報は掲載拒否です」

一方、連載中断で上原氏の言論を封鎖した琉球新報は上原氏に新しい接触を試みていた。中断から4ヵ月後、先の編集局長直々に、連載再開を依頼したのだ。但し、集団自決は軍命ではないと書かないという条件が、口頭で、伝えられた。

「僕はそこで突っぱねてもよかった。けれど、連載は数年間ということだった。僕の側にも伝えたい物語がたくさんあった。いつか真実を書くチャンスもあると期待した。また、連載再開の道筋をつけた編集局長をこれ以上傷つけたくない思いもあった」

こうして07年10月16日、「パンドラ……」は再開された。だが、連載は数年どころか1年も経たずにまたもや突然、終わった。「もう終わり」と告げられた氏は最終章の執筆に入った。

「僕は、最終回でどうしても集団自決は軍命ではなかったことを伝えたかった。一話完結。それでも編集者は書き換えを要求し、僕は突っぱねた。琉球新報側は社長を含めて協議したそうです。結論は、ボツ。ですから、連載は形としては終わっていない。最終回なら末尾に〈おわり〉と記されますが、いつものように〈火曜―土曜に連載〉となっています」

こうした経緯の末に、両氏は今年6月9日の記者会見に臨んだのだ。

取材対象を黙殺

それにしても、96年に上原氏の「軍命はなかった」という記事を報じた琉球新報が、今なぜ、軍命否定の報道を拒否するのか。上原氏が語る。

「05年夏に始まった大江、岩波裁判、07年に問題となった教科書検定問題で、沖縄タイムスと琉球新報は、一貫して軍命はあったという論調で報じています。それで私の記事を載せるのは具合が悪いと考えたのではないか。彼らの主張の根拠の完全な否定ですから」

これでは琉球新報は、自説を通すためには事実さえも握りつぶす新聞だと言われても弁明できないだろう。

「琉球新報も沖縄タイムスも、黙殺が得意技です。僕らの異論がなかったかのようにしようとしています」

と上原氏。星氏も彼らの陰湿な「黙殺」を感じている。

「私はこの三十数年来、琉球新報で3ヵ月に1回、『美術月報』を執筆してきました。ところが先の論文を巡って対立したあと、暫くたった去年3月、突然、『美術月報』の執筆から外されました。例の論文掲載を拒否した文化部部長が『星さんの文章は難しいから』と言ってきました」

沖縄のメディアの異論の黙殺は、本来なら取材すべき対象にまで及ぶ。大江裁判で原告の梅澤氏側の代理人を務める松本藤一弁護士が語る。

「沖縄タイムスと琉球新報は、大江氏と岩波書店を訴えた我々の裁判に関して、ひたすら我々の主張を否定するかのような報道をしてきました。しかし、提訴以来4年、彼らは一度も我々を取材していません」

松本弁護士は、沖縄のメディアはアメリカの統治下で日本離反政策の報道規制に慣れてしまったために、今も、日本を批判する言論が身についてしまっているのではないかと分析する。

集団自決の真実が余りにも無視され、不条理が横行する背景にメディアの問題があるのは明らかだ。

上原氏が、最後に、非常に言いにくいことだがと前置きして、援護金の問題について語った。

「集団自決の遺族の一部も援護金をもらっています。両親や親族を手にかけて、軍命だと主張し、戦後、億単位のお金を受けとっている。こんな話、恥ずかしくて、世界に通用しないですよ」

氏の言う「億単位」とは、定められた支給額のうち最高額の年額196万6,800円に、戦後の年数を掛け合わせたものであろう。

援護金が遺族の生活の一助となっていることを誰よりも知っていたのが今は亡き赤松氏だった。氏は、すべての不条理に関して一言も弁明せずに亡くなった。梅澤氏も沖縄の人々には心底、同情している。

メディアの役割はこうした事柄を事実に沿って報道することだ。だが、現実には上原氏や星氏は言論の場から排除され、活躍の場を奪われつつある。

一連の経緯について問うと、琉球新報は、上原氏の連載を一方的に中止したことはない、星氏の寄稿の不採用も本人納得のことで、集団自決報道はこれまでの「蓄積」と「裏付け」に基づいていると回答した。

沖縄タイムスは「検討中です」と、わずか一行の回答だった。この種の反省なき言論封鎖が沖縄の未来に影を落とすのだ。

             ☆

【おまけ】

コメント欄で話題になっている公立中学校での「深夜のユタ買い」について、当日記もエントリーしていたので、興味のある型はご参照下さい。

 ⇒学校の怪談ー深夜の儀式

なお、県立高校のPT会費よりの「裏給与」については、八重山山教科書問題で何度か引用させて頂いた「ヒジャイ」さんが怒りのエントリーをされているので、これもご参照下さい。

⇒「ヒジャイ」 PTA会費で高校教員に億単位の「手当」が発覚

          ★

 

■パンドラの箱掲載拒否訴訟六回口頭弁論のご案内

 

 上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第六回のと報告会を下記の如く行いますので、参加賜りますようご案内申し上げます。下記の日程で行われますので、ご参加をお願いいたします。 

 

尚、多くの皆様に裁判の経緯をご報告申し上げる為の「第二回沖縄戦を考える集い」は、講師の日程調整がつかず、今月に行う事が叶わなくなりました。来月以降の実施とさせて頂き、決定次第、お知らせ申し上げます。ご了承願います。

 

          記

 

■第六回口頭弁論

 

  日時 :三月十三日(火) 午前十時半より

 

  場所: 那覇地方裁判所

 

■報告会

 

  日時: 同日      午前十一時半より

 

  会場 :沖縄県護国神社社務所内会議室

 

【注】三善会事務局より、一部の皆様に対して日程を間違って御連絡した可能性がありますので、日程をご確認の上ご参加下さいますようお願いいたします。

 

                 ☆

 

 

琉球新報の言論封殺と捏造報道に敢然と戦いを挑んでいる上原正稔さんをご支援下さい。

 

■カンパ協力のお願い■

 

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回公判3月13日(火)の予定です。

 

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

 

 

 

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上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

--------------------------------------------------------------------------------
ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
--------------------------------------------------------------------------------
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

 

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コメント (4)

PTA会費で「裏給与」 沖縄の県立高校

2012-03-11 07:28:41 | 未分類
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地元で起きた重大な事件を地元2大紙が黙殺したため県民はツンボ桟敷に置かれ、やむなく全国紙から情報を得るという不便をかこったことが何度もある。 

今回、県立高校でPTA会費を23年間渡って「収賄・恫喝」していた事実が国会で問題になったが、これが問題なのは県立高校の「収賄・恫喝」という事案も問題ではあるが、それよりなお深刻な問題は、地元メディアがこの問題の重要性を報道するどころか逆に揉み消すようなベタ記事で県民の目くらましをする報道姿勢のことである。

八重山教科書問題でも県による不当介入が国会で指摘されるまで地元メディアは県の不当介入を批判するどころか逆に県の言動を正当化するような「発狂報道」を続け、その姿勢は現在も変わってはいない。

同じように、県立高校のPTA会費流用事件も、地元2紙の報道は、あくまでも問題の本質を隠蔽し「容疑者」である県立高校や県教育庁を弁護する内容の報道である。 沖縄2紙の報道は、国会中継を見ていない読者にとっては意味不明なアリバイ記事である。

これはは、昨日のエントリーで指摘したとおりである。

八重山日報でも県の不当介入が国会で問題になったときも第一報で報じた産経新聞だが今回も、産経が問題の詳細を報じているので、とりあえず引用する。

PTA会費で教員に「手当」 沖縄の県立高校

2012.3.9 23:12 (1/2ページ)

参院決算委員会で質問に立つ自民党の義家弘介氏=9日午後、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)

 沖縄県内の県立高校で、早朝や放課後などに生徒指導にあたる教員の手当として保護者からのPTA会費をあてていることが分かった。自民党の義家弘介氏が9日の参院決算委員会で取り上げ「公益を害する裏手当だ」と追及。文部科学省は調査する考えを示した。

 義家氏は学校関係者からの情報をもとに質問した。それによると、ある高校では昭和61年からPTA主催の「ゼロ校時」(早朝講座)として、教員が学力向上などを目的に通常の授業以外の指導を実施。早朝講座担当の教員に3000円が手当として支給されている。個別指導や夏季講座など項目ごとに額が定められ、遅刻指導や週末の模試監督にも各1000円が支払われている

 公立学校の教員は職務の性質上、「時間外」の認定が難しく、時間外勤務手当がない。その代わり月給に4%上乗せした「教職調整額」などの手当がある
PTA側は実態が不透明だとして2月に学校側の説明を求めたが、教員側は「生徒が深夜徘徊(はいかい)する」「大学合格者が減る」と手当廃止に反発。「無料の指導」も拒んだという。

 平野博文文部科学相は「(沖縄県)教育委員会が許可すれば可能だ。PTAが集めたお金をどう支出するかに、いかんと言うべきではない」と問題視しない考えを示した。ただ、同省の布村幸彦初等中等教育局長は「教育委員会から事情を聴きたい」と答えた。

 学校関係者は「沖縄県内の高校ではゼロ校時が多く導入され、年間億単位の金額が教職員側へと支払われていると思われる」としている。

 また、義家氏は日本教職員組合(日教組)出身の神本美恵子文科政務官の後援会事務所が日教組本部と同じ建物内にあるのは不適切だと批判した。野田佳彦首相は「本部に事務所があるのとは違う」と述べた。

                ☆

問題は給料の範囲内の時間帯の補習授業にPTA会費から裏給料が払われており、全国学力が低い沖縄でその学力低下の責任者とも言え教員、教育庁が自分らの責任は何の自覚もすることもなく23年間に渡り裏給料を受取っていたということである。

しかも全国平均所得が低い沖縄では平均所得3倍以上も高給を得ている教員が何の精神的痛痒もなく唯々諾々と裏給与を受取っていたというのだ。

さらに問題なのは社会の木鐸として批判すべき立場にあるべき地元紙が、高教組が同じ極悪複合体構成員であるがため批判どころか事実隠蔽の報道で県民を誤誘導しようとしていることである。

同じニュースを沖縄タイムスは次のようなベタ記事で報道している。

県、学校へ申請指導せず 教員の時間外勤務

縄タイムス 社会  2012年3月10日 09時44分 
 県教育庁(大城浩教育長)は9日、県立高校の教員が早朝講座(0校時授業)など時間外に勤務する際、教育公務員特例法で規定する「兼職兼業願い」を出すよう学校側に求めていなかったことを明らかにした。今月末までに全高校へ届け出るよう周知する。同日の参院決算委員会で、義家弘介氏(自民)が早朝講座を担った教員にPTA会費の一部が支払われていたことを問題視したため、同庁が事実関係を確認して発表した。平野博文文科相は同委員会で「教育公務員に対する特例法では、教育委員会が許可すれば支払いは可能」と答えていた。

 同庁は「兼職兼業願い」について、「学校側へ申請するよう指導してなかったのは県の不備」と認めた。

 一方、義家氏が指摘した夏期講座の講座料が支払われている件について同庁は「現在、事実を確認している」と回答した。

              ☆

国会中継を見ていない県民は何のことだか意味がわからないだろうが、念のため琉球新報を見てみたら、申し合わせたような意味不明の見出しのベタ記事。

それどころか、さらに一歩進んで次のような県教育庁の弁護をしているのには、開いた口がふさがらない。

≪教育庁県立学校教育課の平良勉課長は「ある高校によると早朝講座は等はPTAからの依頼で実施しており、手当の金額も含め、PTAで承認されている」と説明。≫

平良課長の言う「ある高校」とはどの高校か知らないが、一部の高校はともかく、ほとんどの高校のPTAは「裏給与」の事実は知らされておらず、多くの読者メールでも「裏給与」の存在は夢にも考えていなかったというのがほとんどである。

私事で恐縮だが、筆者は子沢山の沖縄でも最近では多いといわれる5人の子どもを育て、いずれも県内の高校を卒業させた。

今のように子ども手当てない時代で、5人の子育てには四苦八苦させられたがそれはさて置き、学校・教育関係は女房に全てまかせっきりにしていた。 5人の子どもは中学までは全員同じ中学に通ったが高校は偶然だが5人とも全員県内の別の高校に進学、卒業した経緯がある。

つまり筆者の女房は、偶然ではあるが「県内の五校の高校のPTA会員だった経験の持ち主なのである。

そこで今回の「裏給料」のことを尋ねて見たら、次のような趣旨の返事が返ってきた。

≪手当ての多い先生方のことだから別に講習などの手当てを受けているのはうすうす承知していたが、PTA会費から「裏給与」もらっていたとは夢にも考えていなかったし、早朝の遅刻指導などは先生の善意で行っていると考えており、PTA会費の「裏給与」など持っての他と立腹の様子であった。≫

 念のため付け加えるとPTA会費よりの「裏給与」は、県内一部の学校の出来事ではなく、県内ほとんどの高校では暗黙の了解事項として実行されていたという。

那覇市に支局を持つ産経以外の全国紙が地元紙の嫌がる記事を報道したがらない理由は、そのほとんどが沖縄2大紙の社屋内に店子として事務所を間借りしているからなのか。

■沖縄タイムス内に那覇支局を構える各紙

1)朝日新聞

2)共同通信

■琉球新報社内に那覇支局を構える各紙

3)毎日新聞

4)産経新聞

5)読売新聞

 

どうしても大家さんの顔色を気にするのであろうか。

一部には沖縄2紙とうまくやらないと「村八分」状態になるという話もある。

前田徹前産経新聞那覇支局長は県内2紙の嫌がる「不都合な事実」を報道したため、「村八分」にあい、就任半年足らずで更迭された経緯がある。

以下は前田支局長の記事を扱ったエントリー。

ぶるぶる。

国営スパイ集結所  侵食される守り 沖縄米軍基地(上)

国の安全を北沢防衛相で大丈夫か?侵食される守り 沖縄米軍基地(中)

沖縄に蔓延るチュチェ思想

 続・スパイ活動は平和活動!産経記者が言論封殺の犠牲?!全体主義の恐怖

       ★

 【おまけ】
 
石垣在住読者のコメントです。
 
こんにちは。
東日本大震災の日から早や一年が経ちました。

平成24年第2回石垣市議会3月定例会の中山義隆市長、施政方針演説中、
冒頭の挨拶を狼魔人様、被災地、被災関係者の皆様へお伝えいたします。

【石垣市長挨拶の引用】

昨年3月11日に発生した東日本大震災は、未曾有の被害をもたらし、
東北地方を中心とする多くの方々が犠牲となられました。

 また、この地震と津波により福島第一発電所の事故発生という複合災害を
もたらし、被災地では、今なお多くの皆様が非難生活を余儀なくされ、
苦難の日々を送っておられます。

 ここに改めて、犠牲になられた皆様に哀悼の誠を捧げるとともに、
被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。

・・・・引用終わり・・・・

石垣市は、大震災発生時刻の午後2時46分、34箇所の防災無線を利用して
1分間サイレンを鳴らし、市民に黙祷し哀悼の意を表するよう呼びかけています。

そして、石垣市は大震災の教訓を生かすため、さまざまな防災対策を計画して
いるとの報道があります。



ところで、地元石垣市発行の八重山日報紙上に八重山郷土史研究家の
故牧野清先生は、平成4年当時、八重山日報紙に
「『地震・津波災害に関する研究』~なぜ女の犠牲者が多いのか~」
と題して寄稿されていたようです。その寄稿文が4回にわたって再掲載され、
本日、その4回目の最終回が掲載されています。

故牧野先生は、「八重山の明和大津波」を上梓、昭和43年7月10日に初版本を発行、
その後、昭和56年11月1日、改訂増補「八重山の明和大津波」再版発行しています。

「明和大津波」は、今から241年前、明和8年(1771年)、旧暦3月11日(新暦4月24日)
八重山群島、石垣島の東南東海域で起きた琉球列島で起きた最大の地震でした。

宮古島群島含む八重山各地に被害が及ぶも、特に石垣島の被害は大きく、死者は
ぼぼ1万名、八重山群島人口の32パーセント余を失ったと記録されています。

その後、故牧野先生は、明和大津波の最高到達地点と思われる石垣島宮良牧中の
高台に明和大津波遭難の碑を建立、毎年慰霊祭を挙行、今日も継続されています。


牧野清先生、生前の寄稿文中、-むすび-の後半部分から

 環太平洋地震帯の中の島で、津波の進入に対し非常に弱い自然条件下に
住んでいる我々としては、それにりの普段の対応策を考えておかなくては
いけないと著者は考える。
 その今すぐにでも着手可能なことは、海岸低地、河川流域など必要な地点に
防潮林を造成することである。これは行政の施策に待つべきものであり、年々
持続して積み重ねるべきである。
 いつ発生するかわからない地震、そして津波、その予防、完全防御は
もとより不可能であるけれども、せめて出きるだけの、そして可能な限りの
手は打っておくべきである。これは現代に生きる我々の後世に対する責任では
ないだろうか。敢えて重ねてこれを強調したい。

同じく、-追記-
近年西表島の近海で度々群発地震が発生しており、津波の心配はないといわれて
いるが、常に用心の必要があると思う。近接する地域では通報、避難所、そこへ
の道路の整備などが急務である。然しこんな切迫した時に痛切に感じることは、
我々は津波の防衛については全く無力だということである。今我々に出来ること
は何か?私は既に述べてきた通り、少しでも波に対して流速を緩和し、少しでも
人命、住家、工作物、農作物への被害を少なくするための、海岸、河川低地に
強力な防潮林の育成こそ必要ではないかと思う。然しこれは一朝一夕にしては
出来ない。県や市、町などが関心をもち、今後毎年度の事業の一つとして
積み重ねていくことが必要だと考える。
「十年兵を養うは一日の防衛のためである。」という趣旨の古語があるが、
津波の防衛もやはり同じであると思われる。(おわり)

・・・・引用おわり・・・・

故牧野清先生、過去の歴史、自然事象から学び、自然災害に対する先見性と
啓蒙活動には、本日の東日本大震災の1年目に当たり、改めて敬服いたします。

結びに、平成6年11月24日、小生が、牧野先生から「謹呈」の直筆封書にて
直接いただきました書、PDFファイル(B4版をA4に縮小)にて添付いたします。

先生の人生が凝縮された至言の句、誠実、勤勉、感謝、の気持ちが込められた
小生の大切な宝物の一つです。


【追記】
この災害を「利用する」かのような左偏向頭脳化石症の者らの主張に理解できま
せん。彼らは「バカ」か「アホ」てす。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030800503
講演タイトルに「セシウムさいた」=批判相次ぎ削除-埼玉県教組
 埼玉県教職員組合などが開催する講演会のチラシに
「さいたさいたセシウムがさいた」とのタイトルが記載され、
同組合などへ「不謹慎だ」などの批判が相次いでいることが8日、分かった。
同組合はタイトル部分を削除するという。
 同組合によると、講演会はさいたま市内で10日に開催される
「2012国際女性デー埼玉集会」の中で行われる。
タイトルは、講師の米国人詩人アーサー・ビナードさん(44)が1月に発案。
「花が咲いて楽しく迎える春を、原発事故が台無しにした、ということを伝えたかった」
と話していたという。(2012/03/08-13:20)


石垣島より




・・・・・・・【追記】本日の感想です。・・・・・・・



・・・・・*昨日の【追記(秘)】参考情報の補記、括弧内・・・・・・

県国際交流・人材育成財団に関して、
以下の読者コメントで思い出したことがあります。

> 学生は沖縄の有識者の子弟では?。
> そして将来この学生達もまた、沖縄の有識者となって活躍するのでしょうか?

前大浜市長が、県立八重山病院長時代、
元内原市長の五選の落選時選挙の立候補の場所は、
県立八重山病院の病室から?
(当時の新聞報道によります。)

当時、元内原市長は病床にあったことから、
大浜病院長に白羽の矢、立候補を勧められていたと思われますが、
準備不足の時期尚早、あるいは本人の迷いもあってか、次回送りとなった。
(当時の新聞報道と小生の推測)

その当時、県国際交流・人材育成財団の理事長は、
たしか、与那国町出身の自治労組長の「吉元正矩」、(だったと思います。)
その後、吉元理事長は副知事へ、県国際交流・人材育成財団の理事長は
(県教育長から天下った)「津留健二」氏に交替、
そして、大浜病院長の立候補表明前に娘は、県国際交流・人材育成の派遣学生に
選抜され、北欧方面の国に留学しています。
(留学先記憶は定かでなく、当時、たしか琉球新報報道記事で知りました。)
(その後に大浜県立病院長の立候補表明があったように記憶しています。
新聞報道があり、どなたの手配か知りませんが立候補を条件とするような手際の
よさが記憶に残っています。)

そして、現在、あの沖縄タイムス(琉球新報)の記者?、写真部記者?
を続けていると思われます。
(小生が個人的に、お嬢さん本人から聞いた情報による推測です。)

長男は、大田知事、吉元副知事時代に県庁に採用されています。
(新聞の採用欄で見ました。)

また、二男は前大浜市長在任中に、石垣市役所に採用されていますね。

(当時、地元で問題視され新聞報道もありました。それで小学校時代の教師が、
小学校時代とっても良い子でしたよ、と丁寧な褒め言葉の投稿あり。
教師の人物評価とは、小学校に留まる見本を知り、唖然としました。
つまり、この教師の教え子で小学校時代評価「1」の子は、この教師、この子
「1」の子だったのに、この子が世間で偉くなるなんて不思議だね、世の中、
おかしいんじゃないの、と自己中心的に、いつまでも「1」のまんまで
評価され続けるのかな、と小生は、(一般読者はどうかしれませんが)教師のバカぶりに
呆れて新聞投稿を読んだものです。)

教師らの子弟も同様、縁故関係による選抜、採用があっても不思議ではない、
沖縄県の行政、教育界と思われます。

(*ちょっと言い過ぎかもしれません。しかし、少なくともここ八重山は、
役所公務員と教師職は一番の職場であり、安定職ですね。そして、夫婦公務員、
夫婦教師、公務員の子は公務員、議員の子が公務員、教師の子は教師も多い、
何らかの縁故関係による採用も多いようですね。前市長時代に、自ら地位的に
不遇なことに不服なようでしたが、子を教師にする際、選挙戦当時ですから、
何らかの「取引」があったのか、退職後ずいぶん大人しくなった(小生と距離を
置いた)が、中山市長になって、また、振り子のようになっている。顔色を伺う
教師らに教わる子は不幸の始まりです。独立自尊の自立、気概ある教師から学ぶ
「教育改革」あるのみです。沖縄では日暮れて道遠しでしょうが、
しかし「千里の道も一歩から」、日めくりカレンダー3月5日「時は偉大なる主で
多くのことを正しく裁く」コルネーユ1606~1684、フランスの劇作家、です。)

「蛙の子は蛙」ならぬ「教師の子は教師」(が多いよう)です。


            ★
 

■パンドラの箱掲載拒否訴訟六回口頭弁論のご案内

 

 上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第六回のと報告会を下記の如く行いますので、参加賜りますようご案内申し上げます。下記の日程で行われますので、ご参加をお願いいたします。 

 

尚、多くの皆様に裁判の経緯をご報告申し上げる為の「第二回沖縄戦を考える集い」は、講師の日程調整がつかず、今月に行う事が叶わなくなりました。来月以降の実施とさせて頂き、決定次第、お知らせ申し上げます。ご了承願います。

 

          記

 

■第六回口頭弁論

 

  日時 :三月十三日(火) 午前十時半より

 

  場所: 那覇地方裁判所

 

■報告会

 

  日時: 同日      午前十一時半より

 

  会場 :沖縄県護国神社社務所内会議室

 

【注】三善会事務局より、一部の皆様に対して日程を間違って御連絡した可能性がありますので、日程をご確認の上ご参加下さいますようお願いいたします。

 

                 ☆

 

 

琉球新報の言論封殺と捏造報道に敢然と戦いを挑んでいる上原正稔さんをご支援下さい。

 

■カンパ協力のお願い■

 

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回公判3月13日(火)の予定です。

 

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

 

 

 

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上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

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【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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コメント (5)

国会で問題化!沖教組・高教組の収賄・恫喝事件!

2012-03-10 07:52:39 | 未分類
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沖縄の県立高校の教員が23年間の間、「収賄・恫喝」を「行っていたことが国会で問題となった。

本来なら一面、社会面のトップで報じるべき重大事案を今朝の沖縄タイムスはベタ記事で読者の目を欺こうとしている。

沖縄2紙は、一つ穴の狢である沖教組・高教組の行った「悪事」には徹底的甘い・・・という極めてわかり易い今朝の沖縄タイムス記事である。

沖縄の教育界どころか、沖縄そのものを駄目にしてきたのは、沖縄に「巣食う極悪複合体(反日左翼複合体)の策謀であると再三述べてきた。 昨年の夏以来八重山地区どころか全国を大騒動に巻き込んだ八重山教科書問題も極悪複合体の策謀であることは既に全国民の目に晒された恥ずべき事実である。

昨年の8月、八重山採択地区協議会の採択業務に県が不当介入し、協議予定日に延期させたりした事実が国会で、問題になり、筆者も国会中継を見ていたが、地元2紙はこれを黙殺し、第一報を報じたのは全国紙の産経であった。

昨日も国会で沖縄で現在起きている「とんでもない事件」について義家参院議員が政府を激しく追及したが、今朝の沖縄タイムスはこれを完全黙殺・・・・と思ったら、見落としがちな場所に、昨日の国会答弁で追い詰められた平野文科相が「教育公務員に対する特例法では、教育委員会が許可すれば支払いは可能」と答弁したことを掲載し、得意の印象操作をしている。

だが、平野文科相のこの答弁自体が大問題であり、県の教育委員会が認めれば「賄賂や恐喝」が合法とされるというトンデモ答弁である。

これが是とされるのであれば、沖縄県教育委員会はヒトラーも驚く独裁の巣窟ということになる。

そして記事は「県教育庁(大城浩教育長)の見解として、県立高校が早期講座(0校時授業)など時間外に勤務する際、教育公務員特例法で規定する「兼職兼業願い」を出すよう学校側に求めていないことを明らかにした、と報じている。

何のことはない。折角平野大臣が「助け舟」を出したというのに、県教育庁はそのトンデモ答弁のの法的手続きさえ怠っていたというのではないか。

八重山教科書問題でもそうだったが、沖縄県教育庁に取っては、コンプライアンスは死語であるという証明ではないか。

やはり沖縄県教育庁・県教委は極悪複合体の巣窟であった。

やれやれ。

とりあえず読者の○○○さんのコメントを紹介。

自民党の義家"ヤンキー先生"弘介参議院議員の質疑で日教組の闇がまた一つ明らかにされました。
特に沖縄県のある高校では23年前から裏手当がPTA会費から払われてたそうです。
教員は一般の地方公務員とは違って給料が高いにも関わらずです。
23年度の総額は\13,422,000だそうです。
証拠書類を提出しようとしたらミンス痘の理事はそれを拒んだそうです。

ちょっと前置きは長いですが、25:10秒頃からです。ちなみに前半は豚内閣と日教組候補とのズブズブの関係です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17197512

発狂新聞は取り上げるのかなー?≫

 ⇒【必見動画】
03.09 参議院決算委員会 義家弘介議員(自民)日教組と民主党

あきれて言葉を失う

沖縄といえば全国学力が低いことと、県民所得が低いことで夙に知られた県である。

その沖縄で県民の平均所得(200万)の3倍以上の高給取り(教員645万)の教員が、学力低下の責任を感じるどころか(教員645万+住宅手当て+扶養手当などなど)保護者から徴収してPTA会費から教員に裏手当てとして支払われていたというのだ。(怒り)

義家弘介議員によると「保護者から徴収したPTA会費が早朝講座・夏期講習をやったら幾らという教員への賄賂として1ヶ月あたり3万上乗せされており、これが23年間も続いている」という....、しかもこれらはすべて勤務時間内での出来事である。

 

今朝の沖縄タイムスの意味不明なベタ記事を読んで沖教組・高教組が23年間も犯してきた「収賄・恫喝」などの問題の重大さを理解できる読者が果たして何人いるだろうか。

八重山教科書問題では、」物事を針小棒大に取り上げ、発狂記事を書いて県民をかく乱させたが、今回は「容疑者」が極悪複合体の中核をなす沖教組・高教組の「犯行」とあって、出来るだけ意味不明な記事な記事で読者を煙に巻くつもりなのであろう。

ここでも「反戦平和は免罪符」が生きていることになる。

 

【おまけ】

県教育委員会(教育庁)が極悪複合体の構成員であると何度も指摘してきたが、2007年の「11万人集会」の当時、校長会を開き生徒の動員を命令した仲村守和元教育長は、その後も「悪事」を重ねているようだが「反戦平和」免罪符が、効力を発揮しているようである。

仲村元教育長に関する読者の情報です。

 ≪2月18日のエントリーのおまけ記事で久々に仲村守和氏の名を目にし

思い出した事があったので調べてみました。

2009/08/19 タイムスの記事より
       

不適切経理で謝罪 人材育成財団/海外派遣費など2000万円超

 県国際交流・人材育成財団(仲村守和理事長)は18日、
国庫補助の人材育成海外派遣事業(海外大学院への派遣)と同時通訳者養成事業で
不適切な経費処理があり、2003年度から07年度までの5年間で、総額2173万円に
上ったことを明らかにした。派遣者への授業料、生活費の過払いなどがあった。
職員の私的流用などの不正はなかったという。

 2事業は国庫補助で実施されており、03年度から5年間の事業総額は約3億9000万円。
今年1月に会計検査院が検査し、7月に約2173万円の不適切な経費が判明した。
同財団は国に返還する方針。

 仲村理事長は「補助金の交付申請や算定を適切に行うことへの認識が不十分だった。
組織としてのチェック機能が十分でなく、前例踏襲で処理されたことが原因」と説明。
「研修の充実を目的に生活費や授業料の支援に充てたが、多額の返還金が生じたことは誠に遺憾。

 養成事業では、助成期間よりも早期に帰国した派遣者らに対し、生活費など約610万円が
過払いされていた。派遣者が個人的に通った語学学校などへの授業料支給も約180万円あった。
海外派遣事業では、上限150万円を超える学費などの支給が約330万円あった。

 派遣者自身に過払い分返還を求めるかは、来年3月の理事会で決定する方針。



この内容はタイムスの過去記事には残されていませんが、

文部科学省のホームページで調べてみるとありました。こちらが文部省のホームページでした。

http://report.jbaudit.go.jp/org/h20/2008-h20-0163-0.htm



二重に申請を行って補助金の交付を受けたりしていたなど

悪質だと思うのですが、仲村氏は現在も理事長のようです。

この記事には関心をもってタイムスはチェックしていたのですが

3月に掲載はなかったと思います。

方針決定が半年後だったこともありすっかり忘れていました。


先日、財団に電話しましたところ

返答には時間がかかると言われたので、2010年3月の理事会で

決定された内容のみ知りたいので時間はかからないと

話し、連絡待ちに。

しばらくして回答がありましたが

財団の運営資金より返還済みで、

学生からの徴収は一切ないそうです。

生活費や個人的に通った語学学校などへの授業料に使っといて。

そもそも、財団の運営資金って。。。

学生は沖縄の有識者の子弟では?。

そして将来この学生達もまた、沖縄の有識者となって活躍するのでしょうか。≫


 上記コメントにある2月18日の【おまけ】1です。

県教委が沖縄の教育をダメにした「極悪複合体」の一味であることは4年前の「11万人集会」を思い起こせば、納得できる。

「教科書検定意見撤回を要請する県民大会」と名付けた同集会の動員のため、当時の仲村守和県教育長は校長会の席で同集会への参加を「指導」し、当時行われていた高校野球大会も急遽中止して球児たちの集会への参加を「指導」していた。

当時から県教委は「極悪複合体」の構成員であることを平気で白状していたことになる。

またこの異常とも思える県教育長の「政治集会」への動員「指導」を、マスコミは批判するどころか、自慢げに報じるほどの恥知らずであった。

教科書県民大会 断固譲れない検定意見撤回 琉球新報社説2007年9月8日

大城県教育長は、極悪複合体の一員であるマスコミの監視の目だけが気になるのであり、適法か否かについてそれほど気にしていないのには驚きである。

大城・狩俣両氏が、時々寝言を言うのは、「極悪複合体」の悪夢にうなされているのだろう。

       ★

 

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尚、多くの皆様に裁判の経緯をご報告申し上げる為の「第二回沖縄戦を考える集い」は、講師の日程調整がつかず、今月に行う事が叶わなくなりました。来月以降の実施とさせて頂き、決定次第、お知らせ申し上げます。ご了承願います。

 

          記

 

■第六回口頭弁論

 

  日時 :三月十三日(火) 午前十時半より

 

  場所: 那覇地方裁判所

 

■報告会

 

  日時: 同日      午前十一時半より

 

  会場 :沖縄県護国神社社務所内会議室

 

【注】三善会事務局より、一部の皆様に対して日程を間違って御連絡した可能性がありますので、日程をご確認の上ご参加下さいますようお願いいたします。

 

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これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
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コメント (12)

百年前の怨念!「人類館事件」の大ウソ

2012-03-09 07:19:03 | 県知事選
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 百年前の怨念 沖縄差別の歴史だって

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日露戦争の2年前、今から百年以上前のこと、大阪で行われた博覧会の出し物に「沖縄人差別があった」と現在も声高に叫ぶ勢力がいる。

沖縄タイムス、琉球新報を始めとする反左翼複合体の面々である。

沖縄差別の歴史を風刺/「人類館」30年ぶり東京公演【12月17日】

30年ぶりの東京公演となった演劇「人類館」の舞台=16日、早稲田大学大隈記念講堂大講堂

演劇集団「創造」/早稲田大学で


 【東京】演劇集団「創造」による「人類館」(作・知念正真、演出・幸喜良秀)が16日夜、早稲田大学大隈記念講堂大講堂であった。同演劇集団の東京初演(1978年)からちょうど30年ぶり、一夜限りの公演に、学内外から1000人が詰め掛け、沖縄が差別を受け続けた歴史を風刺した劇に見入った。

 一九〇三年に大阪天王寺で開催された五回内国勧業博覧会で沖縄、アイヌ、朝鮮、インドなどの人々が民族衣装姿で見せ物として陳列された、いわゆる「人類館事件」を題材にした喜劇。

 三人の役者が場面ごとに役を変え、沖縄戦で日本軍の迫害を受け、「集団自決(強制集団死)」に追い込まれたり戦後の米軍占領下で抑圧されたりした沖縄の人々への差別の歴史、人間の中に潜む差別の意識を一つ一つ巧みに演じきった。

 演劇は明治時代の琉球藩設置から現在に至るまで、沖縄がたどった「近代」をテーマに東京国立近代美術館で開催中の「沖縄・プリズム1872―2008」展(二十一日まで)の関連イベントとして、同美術館と同大学が主催した。
 
 
ラジオ、テレビもなく、現在とは比べられないほど情報が極端に少なかった100年以上前のこととはいえ、明治政府が実際にこの『人類館』が行ったような差別政策を取っていたとしたら、沖縄人として不愉快に感じる「事件」である。
 
では明治政府が実際に沖縄人にたいしてこのような差別政策を取っていたのか。
 
明治政府がこのような差別政策を沖縄に対して行ったことはなかった。
 
この「人類館事件」が沖縄県民の間に知られるようになるのは、米軍占領下で「祖国復帰運動」が盛んだった頃ではなく、
 
復帰後沖縄左翼が「反日」に運動を変換し始めた頃である。
 
日本の左翼が沖縄に根付き始めた頃の1976年、沖縄生まれの知念正真氏が書いた戯曲「人類館」を契機に沖縄人の間にもこの「人類館事件」知られるようになる。
 
「人類館事件」の概略はタイムス記事にあるが、念のため同じ日に報じられ琉球新報記事も参考のため、引用しておく。
 
琉球新報

差別突く舞台、泣き笑い 創造「人類館」30年ぶり東京公演

 2008年12月17日

30年ぶりに東京で上演された演劇集団「創造」による戯曲「人類館」=16日夜、早稲田大学大隈記念講堂

 【東京】東京国立近代美術館で開催中の「沖縄・プリズム 1872―2008」展の関連イベントとして、演劇集団「創造」による演劇「人類館」(作・知念正真、演出・幸喜良秀)が16日夜、早稲田大学大隈記念講堂で上演された。東京での上演は30年ぶりで、一夜一幕限りの公演に約1000人が詰め掛けた。沖縄がたどったさまざまな差別の歴史を描いた作品に観客は引き込まれ、笑い、涙し、最後は惜しみない拍手を送った。
 「人類館」は、1903年に大阪天王寺で開催された内国勧業博覧会で沖縄やアイヌ、朝鮮などの人々が民族衣装で見せ物にされた、いわゆる「人類館事件」を題材にした戯曲。沖縄から連れて来られた男女と、2人に日本人への同化を強いる調教師の3人を軸に描かれている。
 戦争、米軍統治下、本土復帰など沖縄の歴史を織り交ぜ、それに合わせて3人の役柄も変化する。笑いを取り入れながらも人種や言語、性などあらゆる差別の本質を突いている。1978年に岸田戯曲賞を受賞した。

 
                   ◇
 
復帰4年後に沖縄人によって作られた戯曲「人類館」は、作者の日本に対する怨念が凝縮された作品であるが、
 
ここで気をつけなければならないのは「人類館事件」という歴史的事実と、沖縄紙が騒ぐ戯曲「人類館」には二つの大きな違いがあるということ。
 
いや、もっと直裁にいえば、戯曲「人類館」も沖縄紙も、「人類館事件」の不都合な事実には、決して触れてはいないということである。
 
「人類館」という人間を見世物扱いした事件があったことは、歴史的事実だが沖縄二紙が叫ぶように沖縄人は日本に差別された哀れな「被差別人」であったのか。
 
戯曲「人類館」、そして沖縄紙は「人類館事件」に関して、意識的に二つの事実を隠蔽している。
 
差別を声高に叫ぶ人間が、本人は意識していなくとも、実は差別主義者である場合が多い。
 
「差別された」と叫ぶ人間が実は差別主義であるといいわば差別は己を映す合わせ鏡のようなものである。
 
沖縄で差別を叫ぶ人間は、その一方で離島出身者を差別したり本島内でも北部出身者をヤンバラーと差別したり、台湾人やフィリピン人をタイワナー、フィリピナーなどと差別的意味合いを込めて呼ぶ。
 
最近では見られないが、米軍占領時代は、奄美大島出身者をオオシマーと侮蔑の意味を込めて呼んでいた。
 
差別は離島や北部、南部に止まらず、沖縄の都市地域にもあった。
 
那覇出身の民俗学者・伊波普猷は琉球王府のある首里(現在は那覇の一部)にあった県立一中(現在の首里高校)に進学のため寮生活をしたが 、
 
そのとき衣服や言葉使いが「首里風」出なかったため差別を受け苦労したとその著書で書いている。
 
 
戯曲「人類館」は、最近、沖縄出身の声優・津嘉山正種等にも取り上げられ、NHKや沖縄テレビでも取り上げられたが、
 
戯曲「人類館」や沖縄紙が隠蔽する事実、つまり沖縄人の持つ「差別性」については触れていない。
 
 


沖縄テレビ⇒
第13回ドキュメンタリー大賞ノミネート作品『よみがえる人類館』

 

さて、結論を延ばしてきたが、地元紙が隠蔽する事実をは「人類館事件」で、当時の沖縄県民が怒ったのは、単に差別されたからではない。

沖縄県人が「人類館」で、台湾の生蕃と北海のアイヌと同列に展示されたことが沖縄県人の侮辱だというのである。

当時の『琉球新報』(4月11日)では「我を生蕃アイヌ視したるものなり」という理由から、激しい抗議キャンペーンが展開されたのである。特に、沖縄県出身の言論人太田朝敷が

学術の美名を藉りて以て、利を貪らんとするの所為と云ふの外なきなり。我輩は日本帝国に斯る冷酷なる貪欲の国民あるを恥つるなり。彼等が他府県に於ける異様な風俗を展陳せずして、特に台湾の生蕃、北海のアイヌ等と共に本県人を撰みたるは、是れ我を生蕃アイヌ視したるものなり。我に対するの侮辱、豈これより大なるものあらんや(ウィキペディア)

このように悲憤慷慨して、沖縄県全体に非難の声が広がり、県出身者の展覧を止めさせた。

当時の沖縄の代表的知識人であり、琉球新報社長も勤めた太田朝敷の論説が、

「いふーなむん(異風な者)」に対しては、このように差別的要素を含んでいたのだ。

まさに沖縄人にとって「差別」とは己が持つ差別性を映しだす鏡であったのだ。

もう一つ、戯曲「人類館」と沖縄紙が隠蔽する事実は、

「人類館」が、博覧会場の中にあったように報道され、そのように思っている人が多いが、実際はそうではなく、

博覧会に便乗して会場外で開かれていたイベントの「場外パビリオン」で行われていた。(『沖縄文学選』)

あたかも当時の明治政府が沖縄差別政策を行うため、自ら「人類館」を設営したかのように報じられているが実際はそうではなかったのだ。

「人類館」が、政府行事への便乗商売をした業者の商行為だったことは「利を貪らんとするの所為と云ふの外なきなり」という怒りの言葉でも伺える。

今年に入ってから急に「人類館」の話題が沖縄のマスコミを賑わすようになったが、いずれの論調も「日本が沖縄に行った差別政策」であるという反日の怨念に満ちている。
 
沖縄タイムスの記事などは
 
沖縄戦で日本軍の迫害を受け、「集団自決(強制集団死)」に追い込まれたり
 
と、100年以上も前に、便乗商売をもくろんだ一業者の行いを、強引に「悪逆非道の日本」、さらには「集団自決」にまでも結び付けている。
 
沖縄タイムスよ、いくらなんでも少し強引過ぎはしないか。
 
それとも誇大妄想の病にでも陥ったのか。
 
いやいや、来るべき「集団自決訴訟」の最高裁判決に備え、「悪逆非道の日本軍」の印象操作に「人類館」を利用しようと言うのだろう。
 
さもなくば、100年前の一業者が行った便乗商法が
 
「集団自決」に結びつくはずもない。


タイムスはしつこく、コラムでも「人類館」を取り上げている。

沖縄タイムス 

2008年12月17日 ひと


[魚眼レンズ]前嵩西一馬さん

ラジオで「人類館」紹介

 このほどNHK「ラジオ深夜便こころの時代」で、演劇「人類館」を紹介した早稲田大学琉球・沖縄研究所客員研究員の前嵩西一馬さん。「初体験でアナウンサーに遠慮した部分もあったが、いい勉強になった」と感想を話す。

 一九〇三年、大阪の勧業博覧会会場周辺で、琉球人が見せ物として展示された事件を取り上げた同劇。十六日には大隈講堂で劇団「創造」が上演を行い、再び注目が集まる。

 「社会の周辺の人々を考える際、同劇の現代性は重要。決して昔話ではない」と説明。

 「巷に溢れるお気楽な笑いではなく『人類館』ならではの錯綜した笑いの面白さを知ってほしい」と指摘し来場を呼びかけている。
 
関連ブログ:
 
 
いつの時代にも便乗商法を目論む業者はいるもの。
 
政府主催の博覧会会場周辺で一業者が行った商売を、あたかも明治政府自体が「沖縄差別の政策」を行ったかのように捻じ曲がった報道を現在も続ける沖縄2紙の本意は何か。
 
彼ら極悪複合体の真意は沖縄の日本政府に対する憎悪を掻き立て、明治政府が断行した「琉球処分(廃藩置県)が間違いであった」という歴史観を浸透させることにある。
 
         ★
 
 

■パンドラの箱掲載拒否訴訟六回口頭弁論のご案内

 

 上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第六回のと報告会を下記の如く行いますので、参加賜りますようご案内申し上げます。下記の日程で行われますので、ご参加をお願いいたします。 

 

尚、多くの皆様に裁判の経緯をご報告申し上げる為の「第二回沖縄戦を考える集い」は、講師の日程調整がつかず、今月に行う事が叶わなくなりました。来月以降の実施とさせて頂き、決定次第、お知らせ申し上げます。ご了承願います。

 

          記

 

■第六回口頭弁論

 

  日時 :三月十三日(火) 午前十時半より

 

  場所: 那覇地方裁判所

 

■報告会

 

  日時: 同日      午前十一時半より

 

  会場 :沖縄県護国神社社務所内会議室

 

【注】三善会事務局より、一部の皆様に対して日程を間違って御連絡した可能性がありますので、日程をご確認の上ご参加下さいますようお願いいたします。

 

                 ☆

 

 

琉球新報の言論封殺と捏造報道に敢然と戦いを挑んでいる上原正稔さんをご支援下さい。

 

■カンパ協力のお願い■

 

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回公判3月13日(火)の予定です。

 

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

 

 

 

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上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

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【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
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コメント (14)

住民虐殺!沖縄とカンボジアが合同展示会!

2012-03-08 07:59:59 | 県知事選

 

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よくもまぁ、次から次へと「反日ネタ」が出てくるものだ。
 
第32軍の司令官壕の説明文から「慰安婦」「住民虐殺」などの文言を削除した件について、仲井真県知事が県議会で「削除するのは常識の問題」と一蹴して以来、静かになっていた「住民虐殺」ネタが、住民虐殺の「本場?」とも言えるカンボジアの「虐殺博物館」に飛び火した。
 
カンボジアと沖縄が「住民虐殺」で合同企画展を開くというのだ。 
 
反日左翼複合体は愈々国境を越え「反日」の輪を広げつつあるようである。
 
本日の沖縄タイムスは沖縄の司令官壕の説明板から削除された「住民虐殺」の展示が遠く海を渡って、「残虐非道の日本軍」は、カンボジアの「虐殺博物館」で住民虐殺の帝王ポルポトと肩を並べて殿堂入りしたという。
 
日本国民として、反日左翼複合体のしつこさには、開いた口がふさがらない。
 
 ■沖縄タイムス 3月8日

カンボジア・沖縄が合同平和展 「虐殺博物館」で開幕

(共同通信) 2012年3月7日(水)18:59

 カンボジア・沖縄が合同平和展
7日、プノンペンのトゥールスレン虐殺博物館での合同企画展開幕式典で、あいさつする沖縄県平和祈念資料館の呉屋禮子館長(共同)

 
【プノンペン共同】カンボジアのポル・ポト政権時代に政治犯収容所だった首都プノンペンのトゥールスレン虐殺博物館で7日、沖縄県平和祈念資料館(同県糸満市)との協力の成果などを展示し、平和の尊さを訴える合同企画展が開幕した。「2つの平和祈念資料館の『平和創造展』」と題された企画展では、収容され強制的に供述させられた
36人分の自白調書のレプリカが初公開されたほか、20万人以上の犠牲者を出した沖縄戦の説明、沖縄とカンボジアの子どもたちによる平和メッセージの絵も展示された。企画展は6月7日まで3ヶ月の予定。 開幕式典で平和祈念資料館の呉屋禮子館長は、企画展を通じて「平和博物館の存在意義を知らせるとともに、平和を創造することの大切さを世界へ発信したい」とあいさつした。
 
          ☆
 
虐殺博物館のコラボの話は、八重山教科書問題で大騒動の真っ最中だった半年前に遡る。
 
その記事がこれ。
 
 カンボジアの博物館員、南風原で講話 沖縄タイムス2011年10月29日

博物館職員の講話に熱心に聞き入る児童=南風原町・翔南小学校

[画像を拡大]

 

 【南風原】県平和祈念資料館の研修事業で来沖しているカンボジアのトゥール・スレン虐殺博物館員4人は24日、南風原町の翔南小学校5、6年生約170人に平和講話をした。館員らはポル・ポト時代の虐殺やカンボジアの風土・文化を紹介。同小の児童たちは独自に調べた沖縄の戦後や原爆について発表し、互いに平和を願う気持ちを交錯させた。

 同館はポル・ポト時代に実際に虐殺に使用された施設を博物館にした。講演では館員のハン・ニサイさん(26)がポル・ポト時代を振り返り、1975年から79年までに約300万人の住民が犠牲になったことや重労働を強要されたことを報告。拷問の器具やその様子を写真や絵で説明した。

 同小の二人が平和学習の成果を発表。津嘉山瑠南さん(6年)は1969年に米軍知花弾薬庫から毒ガスが漏れた事故や70年のコザ暴動など、沖縄の激動の戦後史を報告。大城桜さん(同)は今年8月に町の平和学習事業で広島や長崎を訪れた経験を述べ「戦争という争いで解決するのでなく、話し合いで解決をするべきだ」と訴えた。

 4人の児童が感想を発表、比嘉琉渡さん(5年)は「まだ不発弾や地雷が残り、関係ない人がけがをしていることを知った」と話し、船越涼香さん(6年)は「沖縄戦でたくさんの人が犠牲になった。カンボジアのことを調べてこれからの勉強につなげたい」と決意表明した。

 ケ・ソパンナカ館長は「沖縄とカンボジアは似た経験をしていて、すごくみなさんの思いやりを感じた。平和な世界をつくっていきましょう」と呼び掛けた。

              ☆
 
パオルポとの何であるかをよく理解も出来ない子どもたちに「沖縄とカンボジアは似た経験をしていて、」などと印象操作をし、「残虐非道の日本軍」はポルポトに負けない「住民虐殺」を行ったとでもいいたいのだろうか。
 
子どものうちから残虐と憎悪を植えつけて、一体どうするつもりなのか。
 
さらに一年遡ると、カンボジア「住民虐殺」展がなぜか石垣市で行われていたことがわかる。
 
「全体主義の島」と呼ばれる沖縄でも特に石垣市は、長年の極左市長の独裁政権の残滓(「ゾンビの会」など)多く見られる石垣市は、やはtり外来異種が増殖する地域なのでこのような「反日企画」がやりやすいのだろうか。
 
 
■八重山毎日 2010年10月21日
 
 

きょうから平和祈念館
平和の尊さ訴え、カンボジア博物館

 カンボジアのポル・ポト政権下で起きた住民虐殺などをテーマにした写真展「カンボジアの歴史と文化展」が21日に八重山平和祈念館で始まるのを前に、国立トゥール・スレン虐殺博物館の職員3人が20日、石垣入りし、展示の準備作業を行った。

 同博物館のスタッフは2009年から3年間、JICA(国際協力機構)の事業で、平和に関する博物館の管理や運営について研修。今回石垣入りした3人は今月12日から来月5日まで県内に滞在し、県平和祈念資料館を拠点に資料の展示や館外での移動展、平和学習のノウハウを学んでいる。

 今回の展示では、3人が同資料館の職員から助言を受けながらパネルの配置を考え、来館者が見やすいように工夫。住民虐殺や世界遺産のアンコール・ワットなどをパネル約50枚で説明している。29日まで。
 カンボジアでは学校で平和学習を行う仕組みが整っていないため、3人は沖縄で行われている平和学習についても研修。21日には八重山農林高校で平和に関する講話を行うことにもなっている。

 チェイ・ソフィルン副館長は「カンボジアでは学校のカリキュラムに平和学習が組み込まれていない。沖縄戦のことを後世にどのように伝えているのか学びたい」と話した。

 ポル・ポト政権下の住民虐殺は75―79年に起こり、犠牲者は170―300万人と推定されている。同博物館はポル・ポト政権当時、虐殺が行われていた収容所「S21」の建物を使用している。

            ☆

 

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琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回公判は年が明けて3月13日(火)(午前10時30分)の予定です。

 

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

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コメント (9)

大田昌秀の大嘘、「人類館事件」

2012-03-07 07:30:19 | 県知事選

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この数日初夏のような天気だが、朝から頭が重くすっきりしない。私事で恐縮だが、風邪をこじらして2週目に入った。 季節の変わり目は体調を崩しやすいので、読者の皆様、くれぐれも風邪ぐらいなどとばかにしないようにご自愛下さい。

風邪を引き始めた3月1日頃、当日記へのアクセス検索キーワードに「人類館」という当日記では最近話題にしていない言葉が上位ランキング入りし不審に思っていた。

が、読者より次のようなメールを頂き納得した。

念のため冒頭に断っておくが、「人類館事件」とは反日左翼のドンといわれる大田昌秀元県知事が捏造したデタラメである。

それにしても次から次へと反日を目論む「事件」が出てくるのには、少々疲れ気味ではある。やれやれ。

           ☆

本日もNHKが日本を貶める番組を放送「人類館・人間動物園」

2012年3月1日 18:30〜18:45 NHKラジオにて「人類館・人間動物園」について

沖縄のフォークシンガー佐渡山豊が出演、解説者は田中カズオ。女性アナウンサーは確かアリエ?だったか。

今年は、沖縄が本土復帰(正式には祖国復帰)したてから40年の節目のとしということで、薩摩侵攻から400年、人類館から約100年、今も米軍施設の75%を抱えて差別を受けているという内容で語っていました。

何時までNHKこのような反日放送をするのか!!抗議する必要があります。

以下は佐渡山のプロパガンダソングの内容

2008年7月訂正個所 「人類館─封印された扉─」

http://w1.nirai.ne.jp/shiruko/okinawa/rekishi/jinruikan.html

 

人類館事件

1903(明治36)年の3月~7月までの間、政府主催の第5回勧業博覧会が、大阪の天王寺今宮で開かれました。

その際、博覧会会場郊外で、場外余興としての見世物小屋が立ち並びました。 (様々な資料が発見され、現在では「人類館」は「博覧会とは別物」ではなく、一見無関係に見える場外の見世物小屋も場外余興として「博覧会」を構成していたとされています)その中のひとつに「学術人類館」と称する茅葺小屋があり、学術研究資料の名目で朝鮮人・北海道アイヌ人・台湾高山族・インドキリン族・ジャワ人・トルコ人・アフリカ人・沖縄人が「見世物」として展示されました。

この見世物小屋に連れてこられたのは、人形ではなく、本物の人間でした。

「琉球の貴婦人」と銘打たれ、沖縄人として連れて来られたのはふたりの遊女。(じゅり)

この「学術人類館」に対して、当然のことのように沖縄から激しい非難と抗議が巻き起こりました。

その後、興行主が連れて来たふたりを沖縄に帰したので、事件は一応、収まります。

これが「人類館事件」です。(この「人類館事件」を題材に、1976年、知念正真という方が「新沖縄文学」第33号に「人類館」というタイトルで戯曲を発表されています)

明治維新後、沖縄は「日本」の一部として組み込まれることにはなったのですが、差別がかなりありました。

店先に「リュウキュウジン オコトワリ」の看板を掲げられたりされたこともあったそうです。

この事件は沖縄側に沖縄差別のしこりとして長く残ることになりました。

しかし!! 実は問題はこれだけじゃないんですよね。実は。

沖縄側は声高に「沖縄差別だ!」「差別反対!」と叫んでいたのですが……。

その頃の新聞記事をちらりっと卒論製作中に読んだことがありますが、そのあとがまずいのです。

「沖縄を差別するな!」「差別はいけない!」

ここまではいいのです。ここまでは……。しかしそれに続く言葉が、

「アイヌや他の人種と一緒にするな!」ですから……。

おいおい、おたくら、主張の方向性が違うよ。あんたらも差別生んでどうするよっという内容でした。

差別反対っと叫びながら、一方で一緒に見世物とされていた他の連中とは別なんだ、彼らとは違う、私たちは日本人だ! と言い切る。

人とは、他者に対し優越意識をもちたいと思ってしまう動物なのだと哀しくなったのを覚えています。

被害者意識丸出して、でも自分たちも加害者になっていることを気づいていない。

沖縄人の悪い部分です。

________________________________________

【動画】佐渡山豊 人類館事件の歌 大分県宇佐市津房小学校にて

 

http://www.youtube.com/watch?v=UpnLjQGCPxw

 

佐渡山豊 人類館事件の歌

http://www.youtube.com/watch?v=8PnbTgdLsxA

 

________________________________________

2008年12月16日4時6分 NHKラジオ 「深夜便」

「人権演劇人類館の訴えるもの」part1 聞き手 村島あきよしデレクター

http://www.youtube.com/watch?v=qsL4qy16boI

 

「人権演劇人類館の訴えるもの」part2

http://www.youtube.com/watch?v=-84EuGFgqE4&feature=related

 

「人権演劇人類館の訴えるもの」part3

http://www.youtube.com/watch?v=K1qjbaGhO_I&feature=related

 

「人権演劇人類館の訴えるもの」part4

http://www.youtube.com/watch?v=Ce4ChPcE1QA&feature=related

 

「人権演劇人類館の訴えるもの」part5

http://www.youtube.com/watch?v=9h0jE_ZuyE4&feature=related

          ☆

 

「人類館事件」のいかがわしさについては、過去に何度か取り上げた。

その中から2010年2月のエントリーを一部編集して以下に引用する

2010-02-08 00:56:01 | 沖縄
 

「人類館」、恨み辛みの歴史観

 

今年(2010年)が薩摩の琉球侵攻400年に当たるということで、沖縄タイムスが毎週月曜日に長期連載の特集記事を現在も継続中だが、ちなみに今週の月曜日(23日)の特集の見出しはこれ。

強いられた日本語転換

言語風俗の日本化

前回も書いたが特集に一貫して流れる論調は「平和な琉球王国が武力で日本に侵略された、無理やり日本化された」という侵略と差別の歴史観である。

その象徴として沖縄紙が頻繁に取り上げるのが「人類館」である。

琉球新報コラムが又しても恨み節のコラムを書いた。

金口木舌 2009年11月23日
 今から106年前の1903年、生きた人間を標本のように展示する見せ物小屋が、大阪の博覧会会場周辺に出現した。アイヌや台湾の先住民らと共に琉球人の女性が陳列・展示された
▼人類館事件と呼ばれるこの出来事を題材にした朗読劇「人類館」(作・知念正真(せいしん))が先週末、国立劇場おきなわで上演された。一人三役をこなす俳優津嘉山正種(つかやままさね)さんの迫真の演技に引き込まれた

▼人類館事件は、「琉球処分」に反対した琉球士族らが琉球王国の存続を求めた救国運動を担い、志半ばで命を落とした後に発生した。「処分」によって琉球を領土に取り込んだ明治政府は、琉球独自の風俗習慣、文化を否定し、日本への同化を強要した
▼琉球をさげすむ風潮は当時の日本の論調にも表れている。演劇・花柳界新聞「かなよみ」は、日本に従わない琉球を飼い主の手を噛(か)む「愚犬」と表現。王国指導者を東京の焼き芋屋で働かせれば「少しく日本の風儀を染(そめ)、東京子の潔(いさぎよ)き魂(たまし)ひを飲込(のみこみ)て漸々(ぜんぜん)開花の気味に渉(わた)らん」(1879年4月17日付、琉球新報新聞博物館所蔵)と書いた

▼さて朗読劇「人類館」は方言札、沖縄戦、米国による異民族支配などを盛り込み、沖縄の近現代史を貫く差別の構造を風刺する。登場人物の滑稽(こっけい)さが笑いを誘う
▼この芝居は最後に振り出しに戻ってしまう。歴史は繰り返されるのだろうか。

「ニタカマンタ」という沖縄の方言が、「似たもの同志」を表すと知るものは、最近では沖縄人でも少ない。

狼魔人流・沖縄語講座 「ニタカマンタ」は「割れ鍋に綴じ蓋」

「類は友を呼ぶ」というように同種類のものが群れるのは人間の性(さが)だが、動物一般にこの本能はあり、それが種の絶滅を防いでいるともいえる。

同じ人間でありながら見た目や、言語、生活習慣の違いで同じ種である人間同士が差別しあうのは、人間が心の奥底に持つ業のようなものである。

人間の歴史をひも解くと、ある意味差別の歴史だといえなくもない。 

人間は学習による知恵により、この人間が持つ業を遅々ではあるが克服してきた。

日本でも明治期まで、士農工商と職業、出自による差別はあったが、それはまだしも、人間以下のエタ、と称する差別制度があったことは島崎藤村の『破戒』にも描かれている。

まったくいわれのない日本古来の差別の風習に、明治政府は先ず身分制度を廃し四民平等とし、

エタ、の差別呼称を禁じ、「」として差別の解消をはかった。

ところが明治政府の差別解消策は「」という新しい被差別民を作ったに過ぎなかった。

差別が真剣に取りざたされるようになるのは、皮肉にもマッカーサーが与えた新憲法に人権が重要な権利としてうたわれてからである。

これまで差別されたいわゆる「民」たちが、差別反対運動を起こし、それなりの成果をあげた。

その一方、一部の運動が行き過ぎて国民の中に差別意識が薄くなって来たにも関わらず、

ことさらに「差別だ!」と声高に叫び、「逆差別」の「既得権」享受し、

意図せず使った言葉の言葉尻を捉えて「言葉狩り」をする過激な「被差別者」の団体があることは周知の通り。

日露戦争の2年前、今から百年以上前のこと、大阪で行われた博覧会の出し物に「沖縄人差別があった」と現在も声高に叫ぶ勢力がいる。

差別を声高に叫ぶ人間が、実は差別主義者である場合が多い。
 
「差別された」と叫ぶ人間が実は「差別主義」という矛盾。
 
差別とはいわば己を映す合わせ鏡のようなものである。
 
沖縄で差別を叫ぶ人間は、その一方で離島出身者を差別したり本島内でも北部出身者をヤンバラーと差別したり、台湾人やフィリピン人をタイワナー、フィリピナーと差別的意味合いを込めて呼ぶ。
 
最近では見られないが、米軍占領時代は、奄美大島出身者をオオシマーと侮蔑の意味を込めて呼んでいた。
 
差別は離島や北部、南部に止まらず、沖縄の都市地域にもあった。
 
那覇出身の民俗学者・伊波普猷は琉球王府のある首里(現在は那覇の一部)にあった県立一中(現在の首里高校)に進学のため寮生活をしたが 、
 
そのとき衣服や言葉使いが「首里風」でなかったため差別を受け苦労したとその著書で書いている。
 
■「人類館」にまつわる沖縄紙のウソ

沖縄差別の歴史を風刺/「人類館」30年ぶり東京公演【12月17日】
 【東京】演劇集団「創造」による「人類館」(作・知念正真、演出・幸喜良秀)が16日夜、早稲田大学大隈記念講堂大講堂であった。同演劇集団の東京初演(1978年)からちょうど30年ぶり、一夜限りの公演に、学内外から1000人が詰め掛け、沖縄が差別を受け続けた歴史を風刺した劇に見入った。
 一九〇三年に大阪天王寺で開催された第五回内国勧業博覧会で沖縄、アイヌ、朝鮮、インドなどの人々が民族衣装姿で見せ物として陳列された、いわゆる「人類館事件」を題材にした喜劇。
 三人の役者が場面ごとに役を変え、沖縄戦で日本軍の迫害を受け、「集団自決(強制集団死)」に追い込まれたり、戦後の米軍占領下で抑圧されたりした沖縄の人々への差別の歴史、人間の中に潜む差別の意識を一つ一つ巧みに演じきった。(略)

ラジオ、テレビもなく現在とは比べられないほど情報が少なかった100年以上前のこととはいえ、明治政府が実際にこの『人類館』が行ったような差別政策を取っていたとしたら、沖縄人として不愉快に感じる出来事である。
 
だが、明治政府は実際に沖縄人にこのような差別政策を取っていたのか。
 
否である。
 
この「人類館事件」が沖縄県民の間に知られるようになるのは、米軍占領下で「祖国復帰運動」が盛んだった頃ではなく、
 
復帰後沖縄左翼が「反日」に運動を変換し始めた頃である。
 
日本の左翼が沖縄に根付き始めた頃の1976年、沖縄生まれの知念正真氏が書いた戯曲「人類館」を契機に沖縄人の間にもこの「人類館事件」知られるようになる。
 
復帰4年後に沖縄人によって作られた戯曲「人類館」は、作者の日本に対する怨念が凝縮された作品であるが、
 
ここで注意すべきは「人類館事件」という歴史的事実と、沖縄紙が騒ぐ戯曲「人類館」には二つの大きな違いがある。
 
いや、もっと直裁にいえば、戯曲「人類館」も沖縄紙も「人類館事件」の「不都合な事実」には、決して触れてはいないということである。
 
沖縄紙は戯曲「人類館」に関して意識的に二つの事実を隠蔽している。
 
「人類館事件」で、当時の沖縄県民が怒ったのは、単に差別されたからではなく、

「人類館」にて、台湾の生蕃と北海のアイヌと同列に展示されたことが沖縄県人を侮辱したというのである。

当時の『琉球新報』(4月11日)では「我を生蕃アイヌ視したるものなり」という理由から、激しい抗議キャンペーンが展開されたのである。特に、沖縄県出身の言論人太田朝敷が

学術の美名を藉りて以て、利を貪らんとするの所為と云ふの外なきなり。我輩は日本帝国に斯る冷酷なる貪欲の国民あるを恥つるなり。彼等が他府県に於ける異様な風俗を展陳せずして、特に台湾の生蕃、北海のアイヌ等と共に本県人を撰みたるは、是れ我を生蕃アイヌ視したるものなり。我に対するの侮辱、豈これより大なるものあらんや(ウィキペディア)

このように悲憤慷慨して、沖縄県全体に非難の声が広がり、県出身者の展覧を止めさせた。

当時の沖縄の代表的知識人であり、琉球新報社長も勤めた太田朝敷の論説が、このように差別的要素を含んでいたのだ。

まさに沖縄人にとって「差別」とは己が持つ差別性を映しだす鏡であったのだ。

もう一つ、戯曲「人類館」と沖縄紙が隠蔽する事実は、「人類館」が、博覧会場の中に設置されたように報道されているが、実際はそうではなく、博覧会に便乗して会場外で開かれていたイベントの「場外パビリオン」で行われていた。(『沖縄文学選』)

あたかも当時の明治政府が沖縄差別政策を行うため、自ら「人類館」を設営したかのように報じられているが実際はそうではなかったのだ。

「人類館」が、政府行事への便乗商売をした業者の商行為だったことは「利を貪らんとするの所為と云ふの外なきなり」という怒りのこっとばでも伺える。

今年に入ってから急に「人類館」の話題が沖縄のマスコミを賑わすようになったが、いずれの論調も「日本が沖縄に行った差別政策」であるという反日の怨念に満ちており、
 
沖縄タイムスの記事などは
 
沖縄戦で日本軍の迫害を受け、「集団自決(強制集団死)」に追い込まれたり
 
と、100年以上も前に、便乗商売をもくろんだ一業者の行いを、強引に「悪逆非道の日本」、さらには「集団自決」にまでも結び付けている。
 
沖縄タイムスよ、いくらなんでも少し強引過ぎはしないか。
 
それとも誇大妄想の病にでも陥ったのか。
 
いやいや、来るべき「集団自決訴訟」の最高裁判決に備え、「悪逆非道の日本軍」の印象操作に「人類館」を利用しようと言うのだろう。
 
さもなくば、100年前の一業者が行った便乗商法が、明治政府の沖縄差別政策に繋がり、
 
遂には「集団自決」に結びつくはずもない。
 

琉球新報の言論封殺と捏造報道に敢然と戦いを挑んでいる上原正稔さんをご支援下さい。

 

■カンパ協力のお願い■

 

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第5回公判は年が明けて1月24日(火)の予定です。

 

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

 

 

 

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上原正稔を支援する三善会にご協力をお願いします。

 

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ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
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ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
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【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

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コメント (9)

言論封殺訴訟!第六回口頭弁論

2012-03-06 07:04:02 | ★パンドラの箱訴訟

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上原さんが「パンドラの箱を開ける時」を含む沖縄戦記を琉球新報に連載しているとき、琉球新報側の担当記者は前泊博盛 ・現沖国大教授だった。

「パンドラの箱を開ける時」の原稿を受取った琉球新報は、「社の方針と合わない」という理由で掲載拒否することになるわけだが、その時掲載拒否の中心的役割を果たしたのが当時担当記者だった前泊博盛 氏であった。

言論の自由を標榜する新聞の担当記者が言論封殺の中心的役割を果たしたのなら、通常、新聞の恥として、懲戒免職ものだろうが、前泊氏の場合、逆に「言論封殺」の実績を買われ、論説委員に出世を果たしている。 結局その勢いを駆って沖縄国際大学教授に就任するのだから「反日左翼複合体」の連携プレーにはいまさらながら驚かされる。

仄聞するところ沖国大での前泊教授の授業は、「琉球新報の社説さえ読んでおればよい」といった趣旨の授業の繰り返しと聞くが、前泊教授の「専門分野」が「体験的言論封殺論」であることを知る学生はほとんどいないという。

■惠隆之介氏の戦い

「『批判』は大学人として不適切」と公言してはばからない沖縄国際大学で現在言論封殺の戦いを継続中の惠隆之介拓大客員教授については、過去にエントリーしたがとりあえず次の動画を見ていただきたい。

 ⇒【動画】 【惠之介】沖縄教育界の現状と問題点[桜H24/2/29]

動画説明文】戦後沖縄の実状を明らかになさっているジャーナリストの惠之介氏をお迎えし、沖縄の真の歴史を講師として学生達に教えてこられた沖縄国際大学の教壇を、理不尽な理由から追われる事態となられた現状についてお伺いするとともに、真実を知って日本人としての誇りを取り戻した若い世代や父兄達にも見られた反応や、異なる言論の封殺を恥ともしない同調圧力の不条理などについても、お話しいただきます。

現在、学生たちが騒ぎ出したので学校側は「(昨年末の)授業継続合意は事務的ミス」だっと言い逃れを試みている様子である。

百歩譲って「事務的ミス」だったとしても、一度も面談や電話さえすることなく、一通の解雇通知で本年度授業の資料等を準備し待機中の人間の首をいとも簡単に切り捨てるのが沖国大の常套手段なのだろうか。

惠氏も授業開始の数分前は「反戦平和」のお題目を唱えて、それから授業に取り掛かるべきだったのだろうか。

 参考エントリー:

沖国大の言論封殺!惠隆之介氏突然の解雇

沖国大、言論封殺問題!

 惠隆之介の戦いを支援する!

 左翼の巣窟で講演会!惠隆之介氏が

 

【おまけ】

⇒【動画】【八木秀次】八重山教科書採択問題の最新情報[桜H24/2/27]

 

 

              ☆

■パンドラの箱掲載拒否訴訟六回口頭弁論のご案内

 

 上原正稔氏の戦いをご支持御支援賜ります皆様、第六回のと報告会を下記の如く行いますので、参加賜りますようご案内申し上げます。下記の日程で行われますので、ご参加をお願いいたします。 

 

尚、多くの皆様に裁判の経緯をご報告申し上げる為の「第二回沖縄戦を考える集い」は、講師の日程調整がつかず、今月に行う事が叶わなくなりました。来月以降の実施とさせて頂き、決定次第、お知らせ申し上げます。ご了承願います。

 

          記

 

■第六回口頭弁論

 

  日時 :三月十三日(火) 午前十時半より

 

  場所: 那覇地方裁判所

 

■報告会

 

  日時: 同日      午前十一時半より

 

  会場 :沖縄県護国神社社務所内会議室

 

【注】三善会事務局より、一部の皆様に対して日程を間違って御連絡した可能性がありますので、日程をご確認の上ご参加下さいますようお願いいたします。

 

                 ☆

 

 

琉球新報の言論封殺と捏造報道に敢然と戦いを挑んでいる上原正稔さんをご支援下さい。

 

■カンパ協力のお願い■

 

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第6回公判3月13日(火)の予定です。

 

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は現在闘争資金に不足をきたしています。

 

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費・滞在費等の出費を無視できません。

 

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいる上原さんの訴訟にカンパ協力をお願いしております。

 

三善会は上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。

 

支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

 

 

 

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迷走する原告、八重山教科書裁判

2012-03-05 07:17:02 | 八重山教科書採択問題

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野生の動植物の外来種が沖縄の生態系を乱しているといわれて久しい。

石垣市で次々と続発する反日的騒動を見ていると、石垣住民の名を騙ってはいるものの、そのほとんどが住民本来の生態系を乱す外来異種の「騒動屋」が仕掛けた反日劇だという公算が大きい。

八重山教科書問題も当初は火付け役を演じていた石垣市出身の左翼弁護士が提訴寸前に敵前逃亡してしまい、結局代理人を引き受けたのは事情を良く飲み込めているは思えない外来種の原告代理人が登場し、被告を追加したり外したりで、支離滅裂な迷走劇を晒している。

代理人を含む原告そのものが「外来種」だという噂もあるくらいだし、応援団の幹部のほとんどが外来種だともいわれている。

そもそもこの裁判、最初から議論するには無理筋であり、原告側が提訴することだけに意味があるというので、代理人が裁判長に頼んで何とか議論の土俵に上げてもらったという体裁だった・・・が、さてさて。

東京書籍給付求める 石垣・与那国生徒と保護者2012年3月3日

八重山教科書採択問題で、石垣市と与那国町の教育委員会が採択した育鵬社版公民教科書を使用する可能性がある両市町の中学2年の生徒3人と保護者4人が、両市町を相手に、東京書籍版公民教科書の無償給付を受ける地位の確認を求める仮処分申し立ての審尋手続きが2日、那覇地裁(酒井良介裁判長)であった。両市町は申し出の却下を求めた。保護者らは新学期前に裁判所の判断を得るため、2月13日に申し立てていた。裁判所は3月の最終週に決定する。
 保護者側代理人の井口博弁護士によると、裁判所は2011年8月に育鵬社版の教科書を選定した八重山地区採択協議会の規約内容に関心を示したという。同年9月に竹富町も含めた3市町教委の教育委員で東京書籍版を採択した全員協議会の裁決方法にも質問が及んだという。保護者らは9月の全員協議会の有効性を主張している。
 同問題では、石垣市と与那国町の生徒と保護者4組が、東京書籍の無償給付の地位確認訴訟を両市町に対して起こしている。両市町は請求の棄却、却下を求めている。原告側は県も被告としていたが、取り下げる予定。
 仮処分を申し立てた生徒と保護者は係争中の原告らとは別だが、いずれ同様の訴訟を提起する予定。

               

審尋(しんじん)とは、原告、被告が法廷で渡り合う口頭弁論とは別に、裁判長と原告、被告が同じテーブルについて話し合うこと意味し、今回のように「予期せぬ出来事」が続発するとき裁判長がそれぞれの真意を問い質すという意味で行われるという。審尋の場合、傍聴はできない。

八重山教科書訴訟で原告は、石垣、与那国両市町を相手に、審尋手続きによる東京書籍版公民教科書の無償給付を受ける地位の確認を求める仮処分申し立てを2日に行ったとのこと。

3月21日予定の第二回口頭弁論を待っていたのでは4月の新学期に無償給付は間に合わないと考えたのだろうが、いずれにしてもこの仮処分が却下されるのは目に見えており、「東京書籍版の有償給付」には何の役にも立たないマスコミ相手のパフォーマンスだと言われている。

だが、そのマスコミさえ最近では取り上げなくなってしまい、一時はあれほど狂いっぱなしだった沖縄タイムスなどは、八重山教科書問題そのものが、HPの特集のカテゴリーからも削除という寂しさである。

>原告側は県も被告としていたが、取り下げる予定。

琉球新報はサラッと取り上げているが、原告側の準備不足を知る上で重要な変更である。

第一回口頭弁論の始まる前には県は被告ではなかったが、裁判開始直前になって急遽、県を被告に座らせた。

ところが一ヶ月も経たない内に今度は折角被告にしたして県を今度は被告席から外すという。

一ヶ月もたたないうちに県を被告したり外したり、・・・法廷侮辱罪にも問われかねない原告側の迷走ぶりである。(涙)

県を被告から外す理由について、原告側弁護士は、「採択権があるのは教育委員会なので対象を絞った」など(八重山毎日)と意味不明なコメントを発している。 

何を今頃・・・・、そんなことは最初からわかっていたことだろうが。(怒)

この弁護士、提訴して初めて「地教行法」など関連法規に目を通したのかと疑念を持つくらいの迷走劇である。

今回の裁判は、最初は「ゾンビの会」代表の仲山忠亮氏の実弟で八重山出身の左翼弁護士である仲山忠克氏が弁護を引き受けるものと思われていたが、提訴寸前になって井口博弁護士に変わった経緯がある。

そもそもこの裁判、当初から訴状に記載の基本的事項である原告や被告が目まぐるしく入れ替わり、井口弁護士は事情を飲み込めないままに弁護を引き受けたのではないかという噂あった。 これはどうやら現実のようである。

この裁判の雰囲気が異様であったという印象を、2月25日のエントリー「被告席の暗闘!県と石垣市  」で次のように記しておいた。

■「石垣市vs沖縄県」、被告席の暗闘!

八重山教科書問題は、「有志の寄贈」という子供たちにとっては惨めな結果で決着は付いたが、母親らが提訴した教科書訴訟の第一回口頭弁論を傍聴して感じた違和感を述べてみたい。

当日まで筆者が得た情報では原告は母親ら四名で複数だが、被告は石垣市教委の単独ということであった。

通常、原告が複数でも思いは同じなので代理人は共通で、各原告がそれぞれ代理人を持つということはない。 同じように被告が複数の場合でも、代理人は共通(用)であるのが普通である。

従って原告・被告それぞれに複数の代理人がいる場合は、法廷ではお互いに並んで着席し相談し合いながら議論するのが通常である。

ところが今回の教科書裁判で向かって右側に着席した被告代理人の弁護士3人が、2人対1人と間を置いて着席し終始相談どころか、お互いに目を合わすことさえない様子に見えた。

後で分かったことだが、当日は急遽被告に県が加えられ、被告席では石垣市と沖縄県それぞれの代理人が呉越同舟を演じていたことになる。

原告は竹富町の立場を代弁するような訴訟であるから、本来なら県は原告席に座るはずなのに、お互い真っ向から意見が対立する石垣市と同じ被告席に座らされた結果が当初の異様な雰囲気だったのだろう。

これだけを見ても今回の訴訟がお門違いの無理筋を何とか土俵に乗っけたというのが第一回口頭弁論の印象である。

本来法廷では反対意見で真っ向から対立するはずの石垣市が、法廷に必要な情報の開示を県と竹富町に求めたとこと拒否されたという。

八重山日報の記者が事実確認の取材をしたら県は前言を翻し開示するとの事。

同じ被告席にありながら石垣市と県との暗闘も今後注目していくべきである。

民事訴訟とは、通常裁判長を真ん中に挟んで、左右に原告・被告の代理人の弁護士が対峙し、丁々発止と渡り合うもの。

ところが今回の教科書訴訟が異常なのは、左右の原告・被告の代理人の対決の他にもう一つ、被告席の石垣市の代理人と件の代理人がお互いに敵意むき出しで「呉越同舟」を演じているということである。 その相互の確執を象徴するのが上記記事である。

繰り返す。 

県は竹富町側(母親ら)と同じ原告席に居るべきであった。

            ☆

やはり県は、被告席からは外されたが、かといって原告席に座るのは躊躇しているのだろう。(笑)

こんなに最初から結果の見える裁判も前代未聞である。

 

 

【おまけ】

【黄門様の伝言】石垣島より

黄門様、にぎやかな黒島の「牛まつり」見物を終えて、
先月28日、中山石垣市長の就任2周年パーテイーに出席、
爽やかな笑顔の日焼けした若い中山市長に会えてよかった、と述べておられます。

竹富町の公民教科書問題も町民の現物寄贈という妙な解決法を思いついた者が
いたようで、竹富町教育委員五人組らが良い案だ、感謝する、と膝を叩いて大喜びとの
文屋の瓦版(新聞報道)に、怪訝な面持ちでありましたが、6名の「普通の親子」
と強調するところが「異常な親」に思えたのだそうですが、いずれにしても、
6名の「普通の親子」が、規則を守ったのは「竹富町教育委員会」を不服
として、奉行所(裁判所)に訴状を出したおかげで、「コンプライアンス(法令遵守)」
の意、おって奉行所から回答があることを知り、安堵しているようです。

それで、そろそろ帰り支度の準備のようですが、此度のメア領事暴行事件のこと、
文屋の瓦版(新聞報道)に、外交上の一大事が、なぜ今日まで無視されてきたのか、
歴史を学んだ者には知らぬはずがない、狼魔人様が仰るように戦さが始まっても
おかしくないところ、この暴行する者ら、わが国を危うくする者らに違いはなく、
厳しく懲らしめる必要がある、しかも、暴行した者らがなぜ怒るのか、その訳が
さっぱり理解できぬ、との仰せです。

その関心もあって、いま出立を躊躇しているようです。

出立前には、狼魔人様へ地域実情の視察報告も兼ねて、お礼のごあさつ状を
差出したいとのこと、あらかじめ伝言をお伝え申し上げます。


・・・・☆☆・・・・

以下、石垣島読者より

「メア領事暴行事件」、当時の抗議行動、前大浜長照市長自ら実力抗議行動に参加した
ように記憶していますが、・・・。直接参加していたかの記憶は定かではありません。
少なくとも積極的に拒否発言、抗議発言を繰り返し、過激活動家らを支援していました。

また、自衛隊へりが石垣空港を利用したときも、前大浜石垣市長プロ市民ら活動家らと
一緒に拳を振り上げ、直接に抗議行動に参加していたように記憶しています。

自衛隊の石垣島の命がけの不発弾処理活動など知らぬ「恥知らず者ら」が、思いつつ
報道番組の映像を見ていました。

「全市民の代表者たる市長がとるべき行動ではない。」
前大浜市長の行動、市民の代表者として、やりすぎて過激である、と思ったものです。

そして市議会でのあの発言です。

「自衛隊は人殺しの訓練を受けている国家の暴力組織」発言に繋がり、
自身の「婦女暴行疑惑事件」もあって、あえなく五選目の選挙で自滅落選した。

調子に乗りすぎた、調子に乗せられたか、いずれにせよ、八重山日報の報道に
今はヤンバルの自然の中で「穏やかな診療所」の医師を勤めているようです。

「過ぎたるは猶及ばざる如し『論語、先進』」。
大浜前市長、たしか愛読書の一つに「論語」を挙げていました。

奇しくも石垣市長選挙落選時の選挙対策本部長は、「ゾンビの会長」の仲山忠亨会長、
「平和憲法を守る八重山連絡協議会」の仲山忠亨会長、でした。
仲山忠亨会長は、前市長の初当選後、石垣市教育長に就任したと記憶しています。

この地域で図に乗っている者らが、棲んでいることは間違いないのです。
いずれも左偏頭脳化石思考症の者らか、得たいの知れぬ移住者ら、
本人が知らぬうち前面に出された者らもいることでしょう。

新聞紙上に登場する人物写真を見れば、「9条平和教」の信者、教徒ら、
一部の活動家らだということが判ります。狼魔人様が仰るとおりです。

もちろん地域に隠れ住む者もいるでしょう。昔は「地下活動」といったそうです。
マジメな者を選んで、本人が知らぬうちに運動家、「同志」に仕立てたようです。
根がマジメ性格なので、気がつかないうちに、はまり込むようです。
いつぞやのオオム教のようで怖いですね。騙されやすい「マジメ」な者には、
皆で声かけ運動をしましょう。(ほんとに真面目な人には、ごめんなさい。)
「騙されやすいマジメな人」のことですから、誤解しないでください。

赤の蛸、訂正、赤の他国に我が国、地方を売り渡す論理の者ら、良識どころか、
常識も知らぬと仲井真知事に喝破されています。

沖縄の県新聞二社と地元八重山毎日の新聞紙上の(元)大学教授、芥川賞作家、
新聞記者、作家、元校長、元教師などの肩書きの書き物は、狐に騙されないよう
眉につばして読むことをお勧めします。

論理の矛盾、破綻、反論に答えられない無理筋な論理が見つかります。
繰り返しますが、沖縄の新聞報道、決して素直に読んではいけない、
逆立ちした論理構図も巧妙に表現できる言葉を操る魔術師の嘘があったりします。
偏向思考の者らの書き物には、特に「気をつけて読む」ことです。


石垣島より

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恥知らずな面々、「ゾンビの会」等

2012-03-04 07:13:01 | 県知事選

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 言うまでもないことだが駐沖米総領事だったケビン・メア氏は、当時米国の外交官であった。

一国を代表する外交官に暴力行為に及んだら、最悪の場合、戦争だって起こりうる。

米国民を代表する外交官が外国で暴力行為や侮辱行為を受けると米国民への侮辱と受け取られ、重大な外交問題に発展し、場合によっては戦争状態になることさえあり得る。

メア氏は沖縄在任中は、喫茶店で懇談中にコーヒーかけられたり、それに対し諌めるかと思いきや、もっと熱いコーヒーをかければ良かったなど沖縄の識者にはやし立てられたり、総領事館には火炎瓶を投げられたこともあった。 

だが、そのたびごとに「こんなことをするのは一部の人達で、ほとんどの沖縄県人は自分に友好的」という趣旨の発言をし、問題を大きくすることを避けてきた。

発狂新聞の悪意に満ちた集団バッシングで外交官の立場は失ったが、民間にありながらも依然として日米同盟の重要さを訴え日米友好が第一と考えるメア氏が日米同盟を阻害する要因の排除に本腰を入れ始めた。

発狂新聞のメアバッシングはそれだけでも名誉毀損による提訴の可能性を含んでいるが、とりあえず行ったのはペンギン市長に率いられてた暴徒に4時間に渡り監禁暴行を受けた石垣港の出来事に対して被害届を出したようである。

先ずメア氏が沖縄在任中身をもって体験した「反日左翼複合体」への反撃である。

「運動に対する圧力」 平和憲法守る八重山連絡協 メア氏の被害届 抗議

 
抗議声明を発表した平和憲法を守る八重山連絡協議会=2日午後、八重山地区労働組合協議会事務所 抗議声明を発表した平和憲法を守る八重山連絡協議会=2日午後、八重山地区労働組合協議会事務所

 八重山地区労働組合協議会やいしがき女性9条の会など7団体で組織する「平和憲法を守る八重山連絡協議会」(仲山忠亨会長は2日八重山地区労働組合協議会事務所で会見を開き、2009年4月に在日米軍佐世保基地所属の掃海艇2隻が石垣港へ寄港した際、石垣市議ら3人に暴行を受けたとして、当時駐沖縄米総領事だったケビン・メア氏らが被害届を出していたことに対し、抗議声明を発表した。

 09年4月に掃海艇2隻が石垣港へ寄港した際、反対する市民の間を歩いて外に出ようとした当時駐沖縄米総領事だったメア氏らを押したとして、沖縄県警は1日までに、暴行の疑いで市議ら3人を書類送検した。
 メア氏らが被害届を出したことに対して、声明では「友好を謳いながら、地域住民の意思を踏みにじり、さらに我が身を恥じることなく、犯罪者扱いするという、身勝手な米軍の本質が被害届提出に表れている」と指摘。「私たちの平和憲法の理念『基本的人権の尊重』『平和主義』を掲げ、住民に対してあらぬ疑いをかける米軍・関係者の姿勢」に抗議し、日米地位協定の抜本的改定も強く求めている

           ☆

八重山地区労働組合協議会やいしがき女性9条の会など7団体で組織する「平和憲法を守る八重山連絡協議会」(仲山忠亨会長)が、抗議の記者会見を開くというから、盗人猛々しいとはとはこのことである。

大浜前市長に率いられた16年間の極左独裁政権下では、反戦平和さえ叫んでおればどんな無法行為でも許されると妄信した結果が一国の外交官に対する乱暴狼藉であり、被害届を出した現在でもその持つ意味の重大さに気が付かず恥晒しの記者会見など開くのである。

「ゾンビの会長」の仲山忠亨会長ら中心の会見の写真を見ると、抗議しているメンバーのほとんどが八重山教科書問題でも乱暴狼藉を働いていたメンバーと重なることに気が付くだろう。

そう、八重山地区の反日左翼運動は一部のノイジーマイノリティに外部からの移住者が加わった一握りの活動家グループに限定されることにも気が付くだろう。

八重山地区労働組合協議会やいしがき女性9条の会など7団体で組織する「平和憲法を守る八重山連絡協議会」(仲山忠亨会長)の言い草が振るっている。

あれだけの乱暴狼藉を働いていておきながら「住民に対してあらぬ疑いをかける米軍・関係者の姿勢」などと嘯くとは・・・。

元々彼らは民主主義の何たるか、そして法治国家の何たるかは理解できないのであろう。 彼らが理想とする中国が一党独裁の人治国家であることを考えれば、彼らの言い草も納得である。

 

自分の屋敷の塀に「出て行け!」などの張り紙、横断幕などを勝手に張り付け、それを家主が撤去したら抗議する・・・。

「反戦平和」を叫べば何をやっても許されるという無法者集団がここにもいる。

本日(4日)の沖縄タイムスのベタ記事である。

辺野古のリボン

米兵全て撤去 市民ら取り付け

【名護】名護市辺野古で、米軍キャンプ、シュワーブと砂浜の協会にある金網フェンスに市民団体などが取り付けた横断幕やリボンを、米兵8人が3日、全て撤去した。辺野古に座り込みを続けるメンバーによると、米兵は2日午後は20分間、3日は、午前9時半ごろから約2時間かけて、基地返還や移設反対を訴える横断幕などを撤去したという。フェンスは米軍の管理。横断幕やリボンは辺野古を訪れた人が持参したり、全国から届けられたものが結び付けられていた。座り込みをしていた女性(48)「リボンは強引な基地の押し付けに対して、あきらめない意思を示したもの。米兵は命令ではずしているかも知れないが、そっとしておいて欲しかった。残念」と話した

米軍の所有物に勝手に取り付けたので「そっとしておいて欲しかった」などと妙に大人しい発言にしているが、その一方では「沖縄から出て行け」など暴言を吐く同じ面々である。 米軍は撤去作業料でもテント村に請求したらどうだろうか。

そのテント村自体が辺野古区民の過半数の撤去要求の署名を突きつけられている。

辺野古移設の一番の当事者である辺野古区民は移設容認であることを日本国民は知るべきである。

 

【おまけ】

尖閣諸島の領有権に関し、中国の主張をそのまま記述をしている公民教科書を支持し、「日本の領土である」と明記している教科書に猛反対するグループが、誤ったメッセージを送り続けているため、中国が動きだした。

中国、尖閣諸島の正式名発表 日本政府に対抗

 

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コメント (10)

妄言!ひめゆり学徒は日本軍の「性奴隷」だった!

2012-03-03 07:53:28 | 県知事選

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第32軍司令部壕の説明文から「慰安婦」「住民虐殺」などの文言を削除したことについて、最近の仲井真知事の発言は従来とは何か一味違った切れ味がある。

これまでのように沖縄2紙の顔色を気にしながら曖昧な発言を繰り返すのではなく、自信を通り越して余裕さえ感じる。

それも極悪複合体が、しつこく同じ質問を繰り返せば繰り返すほど自信の度合いが強くなっていると感じる。

 1日の県議会で、仲井真知事は「(慰安婦が存在したという)証言が確証を得られないと言って入る中で、書くべきかどうかというのは常識でわかるものではないか。したがってこれは書かない」と文言復活を強く否定した

前日は記者団の質問に対し、文言削除は「良識の問題」としていたのを、県議会では「常識の問題」と一歩踏み込んだ発言をした。 

共産党の前田政明氏が「知事の良識は、県民の願いを踏みにじる判断だ」と食い下がると、仲井真知事は「ご冗談を」と一蹴したという。

ということは、しつこく文言復活を迫る前田氏や沖縄2紙は県民の「良識」どころか人間としての「常識」さえ欠落した連中と県知事が公言したことになる。

お見事である。

彼らの「非常識」を認めて文言復活を認めでもしようものなら、彼らの「非常識」の輪は一気に拡大し、今度は「ひめゆりの搭」の説明文に「ひめゆり学徒は日本軍将校の慰安婦だった」などの文言を書くように迫るようになるだろう。

なにしろ反日左翼複合体には日本国民としての良識はおろか人間としての最低の常識さえ持ち合わせいないのだ。

「ひめゆり学徒は日本軍将校の慰安婦だった」と公言してはばからない人物がいる。

高嶋伸欣琉球大学名誉教授のことである。

八重山教科書問題で「識者の見解」などとデタラメな情報を垂れ流し、反日活動の必ず顔を出してくるこの人物の言動を辿れば、極悪複合体が反日という共通目的のため地下茎で強く絡み合っていることがわかる。

彼らは日本を貶め、沖縄を貶めるためには手段を選ばず、あらゆる反日活動の場面には登場する。

先日予告した「ひめゆり学徒は日本軍の慰安婦だった」に関連する雑誌『WILL』の対談の関連部分を再度引用する。

小林
先日、「報道2001」に出ていた高嶋伸欣琉球大学教授は「ひめゆり部 隊が慰安婦になっていたことがある」と発言したことがあるんですよ。全くの嘘 話なのに、ひめゆり部隊の語り部さんたちは抗議の声を上げないんです。結局、 反戦平和側の人間だから、仲間割れすれば右派・保守派を利すると考えたんでし ょう。これには腹が立ちました。「ひめゆり部隊」の名誉をしっかり守れ、と言いたい。

上坂 
私がこんな説教がましいことを言うのも、この歳になったからであって、 当時の空気を知る世代がいなくなれば、言ったもん勝ちになって、嘘の証言が事 実として通ってしまう。だから私は生きているうちに声を大にして言っておきた いのよ。
高嶋伸欣氏が東京の高校教師をしていた頃、とんでもないでたらめな本を出版している。 ひめゆり学徒を慰安婦と貶めた著書 『教育勅語と学校教育-思想統制に果した役割- 』(岩波書店 、 1990年11月20日)。その後高嶋氏は琉球大学の教授となり沖縄紙で「識者の意見」などと称して沖縄県民を貶めてきたことは周知の通りである。
 
高嶋氏のトンデモ本をこれを断罪する上杉千年氏の著書『検証「従軍慰安婦」』(全貌社1996年9月)から該当部分を引用する。
 
高嶋氏は、沖縄県民を『皇国民』に仕立て無意味な戦争に駆り立てた「皇民化教育」の象徴として「天皇・日の丸・君が代」への徹底的攻撃が学校を中心に実施されてきた。
 
しかし、反日左翼複合体にとっては、こうした運動だけでは「皇民化教育」の実態を暴露するのは不十分と考えた。
 
そこで、『皇民化教育』に踊らされる県民の愚劣な実態を捏造し公表する以外にないと判断した。
 
そのためには、沖縄で最も聖なる存在である『ひめゆり学徒』に代表される殉国の乙女とその引率教師を汚し辱めることこそ効果的として、"ひめゆり学徒にも従軍慰安婦がいた”という妄言の論文の公表となってくる。
 
■「ひめゆりの乙女」おも汚す究極の「反戦平和」
 
沖縄の反戦平和論の支柱をなしているのが「皇民化教育」批判であるである。 そこで、『皇民化教育』の実態を暴露するために『ひめゆり学徒隊』の「忌まわしいい事実」を捏造し公表するという究極の反戦平和論が進行したのである。 

それは、筑波大学付属高校社会科教諭高嶋伸欣著『教育勅語と学校教育』(平成2・11・20、岩波ブックレット)によってである。
 
それには、平成55年の社会科地理研究大会が那覇市開催された折に、記念講演をした「地元の歴史学者」が、次のように発言したと紹介している。
 
≪足手まといの「ひめゆり学徒隊」
沖縄戦といえば先ず最初に連想される「ひめゆり部隊」についても、美化されすぎているとし、「実は正規の看護婦からみれば、足手まといになったような状態もかなりあったようです」と述べた。(2頁)
 
従軍慰安婦もいた『ひめゆり学徒隊』
 
中には、これもいいたくないことですけど、真実を語るべきだ思いますのでいいますが、彼女たちは単に野戦看護婦であっただけでなく。ときには高級将校の慰安婦の役割まで押し付けられた子どもたちもいたのです。・・・」と。 私たちは衝撃を受け息を飲んだ。たしかに当時の日本軍の性格からすれば、ありうることと思えた。≫(2~3頁」
 
≪さらに「ひめゆり同窓会」(沖縄県立女子師範・沖縄県立第一高女の同窓会で結成)の関係者や沖縄の研究者たちをたづねてまわった。「残念だがそれが事実です」という回答が数人からあった。 ただし、「ひめゆり部隊」の少女の中に該当者がいたとしても一人か二人だろう。 むしろそれ以外の若い女性が大部分のはずだとのことだった。≫(4~5頁)
 
高嶋氏は、沖縄の乙女たちが従軍慰安婦を志願した理由は講演後に質問した所、講師は次のように回答したという。
 
≪身も心も”お国”(天皇)のために捧げることこそ最高の美徳だと徹底して“教育”洗脳されていた所で、その天皇の軍隊”皇軍”の将校の求めだったのだから、女でもお役に立てるのだと思いこそすれ、疑問を感じる余裕などなかったのだ。≫
 
≪求めている側の日本軍の将校の地位が高ければ高いほど名誉なことだとして、地元の側でも指導者層が進んで身内の子女から生かせたくらいだ≫(3~4頁)」
 
以上が「沖縄戦の悲劇と公民か教育」(2~70頁)の要旨である。
 
この論旨よりして「ひめゆり学徒隊」に従軍慰安婦がいたのだから、その他の学徒隊、即ち、県立の第2高女、(白梅学徒隊)・第三高女(名護蘭学徒隊)・首里高女(瑞宣学徒隊)私立の」積徳高女(積徳学徒隊)でも、「指導者層」である引率教師により、「名誉なこととして」「すすんで」提供されてということになり、すべての学徒隊の教師と生徒の名誉は汚されたことになる。

 ■”根も葉もない話し”と訴える「ひめゆり関係者」

高嶋氏のあまりにもデタラメナ記述に怒り心頭の上杉千年氏は早速反論のための調査を開始する。

高嶋氏は、沖縄国体に向けて「沖縄戦・国土が戦場になったとき」(昭和52年・青木書店)で、「将校用慰安婦と皇民化教育」と題して執筆したが、「そのような事実はないという反論が沖縄の人々から提起」(10頁)されなかったとしている。

しかし、それは「同書」では、「沖縄住民に将校用の慰安婦の提出を求め、それに対して多くの若い女性たちが応じていた」という漠然とした表記であったからであろう。

それに対して、今回の論文は、極めて具体的である。 そこで「ひめゆり学徒隊」の関係者に意見を伺った所、次の回答を得た。

≪生徒の遺族・金城和彦国士舘大学教授より

金城氏は2人の令妹を「ひめゆり学徒隊」に捧げた方で、「嗚呼・沖縄戦の学徒隊」(昭和53年,原書房)等の著者でである。 また、ご尊父和信氏は「ひめゆりの塔」等を建設された方である。 
「ひめゆり部隊」の女学生は、軍属として野戦病院壕で負傷兵の看護(第一線で)に命の限りを尽くしたのが実相で、慰安婦になったのがいたというのは、絶対にありえないことで、それは為にする左翼の常套手段で、散華した乙女たちの御霊に対ししても絶対許してはならない暴言である。

引率教師の未亡人・玉代勢秀子女史より

玉代勢女史の夫君玉代勢秀文沖縄師範学校女子部助教授は、「ひめゆり学徒隊」の引率教師として散華されている。そして女史は、夫君の音信30通を「ひめゆり教師の手紙」(昭和63年、二戸来社刊)として敢行されている。その返信は、「根も葉もないこんな恐ろしいことをでっち上げる人間もいたものですね。聖なるひめゆり学徒、戦火を潜り抜けた生存者に対して残念極まりない思いです。生き残りの親しい友人に聞いていましたがそのようなことは絶対ないということでした」

ひめゆり同窓会長・嶺井百合子女史より

私は「ひめゆり同窓会」会長に書面を事前に送付し4月15日(平成4年)に電話をした。その要旨を示してみよう。

問:「ひめゆり隊」にも従軍慰安婦がいたという話は本当でしょうか・

答:「そいうことは、ありうることではありません。

問:「貴方のご年齢は・・・。そうすると「ひめゆり隊員」ではなかったのですね。」

答:「ひめゆり」のことは良く知っています。絶対にそのようなことはありません。

問:「金城国士舘大学教授も強く否定してみえますが、そうですね。」

答:「金城さんの仰る通りです。」≫

        ☆

故上杉千年氏の「検証『従軍慰安婦』(全貌社)の引用で、高嶋伸欣琉球大学教授の「ひめゆり学徒日本軍の慰安婦」説がいかにデタラメであるかは自明であるが、ひめゆり学徒の高齢化で生存者がほとんどいなくなったのを見越して、高嶋教授がテレビなどで発言しているとしたら人間の屑として唾棄すべきである。

上記インタビューに応じていた嶺井女史も既に逝去されている。

嶺井百合子さん死去/ひめゆり同窓会前会長(1999.10.18)

この高嶋という人物、沖縄左翼の代弁者として沖縄紙に頻繁に登場するが、学者というより極左活動家と言う方が相応しいと何度も指摘してきた。

だがここで疑問に思うのはいくら活動家とはいえ、全く根も葉もないことを言いふらすはずもない。

どからか流れ出た伝聞情報にちがいない。

その伝聞の情報源は本人の著書ではこう説明されている。

昭和55年の社会科地理研究大会が那覇市開催された折に、記念講演をした地元の歴史学者」、「ひめゆり学徒には日本軍の慰安婦もいた」発言したと紹介している。

ここでは「地元の歴史学者」とだけ記しているが、こんな重要問題を自著やテレビで公開に名前を伏せているのはいかにも不自然である。

この件について現在沖国大と「言論封殺」の戦いを続行中の、惠隆之介氏が一体どこの歴史学者がそんなことを言いふらしているのかと高嶋氏に直接問いただしたところ、その歴史学者とは安仁屋政昭沖国大教授のことだと明言したという。

では全くの嘘話なのに、ひめゆり部隊の語り部たちが抗議の声を上げないのか。

何故これほど明らかなデタラメが活字になったりテレビで公開されていつというのに沖縄メディアが沈黙しているのか。

「反戦平和は免罪符」という法則が働いて、高嶋教授や安仁屋教授の主張がどんなに嘘八百でも、小林氏の指摘するように、同じ反戦平和側の人間だから、仲間割れすれば右派・保守派を利すると考えるのだろう。

何という恥知らずな輩だ。

極左学者、沖縄メディア、反戦語り部たちが同じ反日左翼複合体の構成員である。

その意味では八重山問題も第32軍壕説明板問題も「ひめ百合学徒慰安婦説」も地下茎ではしっかり結びついているということが出来る。

ひめゆり学徒を冒涜し沖縄を貶め、日本国の解体を企む反日左翼複合体を沖縄から放逐すべきと考える人、

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