むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

越後の銘酒「麒麟山」で焼肉

2025年02月06日 | グルメ
仏壇に上げてあったワンカップが黄色くなってきたので、料理酒に使うことにしました。
少しもったいないですが、賞味期限を遥かに過ぎているのでしかたありません。
醤油を足して肉をつけて焼いてみました。
ジュウジュウ
出来たーっ
やわらかくて、美味しくいただけました。
さすが、麒麟山!

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なぜ働いていると本が読めなくなるのか

2025年02月05日 | ニュース・記事
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本が話題になっているらしい。自分では、そうではなかったので、読んでいないが、そう感じている人が多いことも事実なのだろう。
自分の場合は、本は読めるが、映画やドラマを観られなくなった。まとまった時間があったとしても見る気になれないのだ。
本も、15分以上集中して読むことができず、何冊かを同時に読んでいてキリがよいところで別の本に変えて読み進めていく癖がついたようだ。
本は数分の隙間時間を活用して読めるので仕事をしていても読書の習慣は途絶えなかったが、読み方はずいぶんと変わったと思う。
この原因は、仕事をしていると、その仕事に集中するわけではなく、絶え間なく周りを気にしながら仕事をしているからだろう。電話が鳴るかもしれないし、同僚や上司から話しかけられるかもしれない。いち早く反応するために、目の前の仕事に全神経を集中させるわけにはいかないのだ。
また、仕事のスケジュールは、自分の場合、15分刻みくらいで立てていて、1時間に4種類の仕事をこなせるようにしていた。
こうした習慣により、30分以上、一つのことに集中する感覚がなくなってしまったようだ。
仕事をやめて、1年近くになるが、まだ、この感覚は抜けきっていない。
できれば、1時間程度は一つのことに集中することができるようになりたいものである。
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『江の島ねこもり食堂』名取佐和子 (ポプラ文庫)

2025年02月04日 | 読書
江の島は猫の島。そこに〈半分停〉という食堂がありました。その女主人は、代々、ねこもりサンと呼ばれて、野良猫たちの世話をする役割があったのです。
本書は五つの短篇で構成された連作短編集ですが、最初の話で、いきなり、ねこもり一家が夜逃げしてしまいます。
二話目で時代はさかのぼり1915年となり、その後、1話ごとに世代が進んでいく構成となっています。
なんとなく切ない話が多いですが、時代時代に翻弄されながら猫を見守り、猫に見守られねこもりさんたちは江の島で生きているのでした。
そして、100年後、奇跡の復活を果たすねこもりさん。
小さな自営業も、ここまでつながれば、お話になるのです。

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立春だ! 初春を作ろう。

2025年02月03日 | プラモデル
立春に駆逐艦「初春」のプラモデルを作ろうと企画したのが、2022年。それから3年目にやっとやる気になりました。
途中まで出来ました。
まだ、折れやすい細かい部品を取り付けていません。
魚雷満載のダメダメデザインが魅力です。
武器をたくさん積み過ぎて、舵を切ると38度も傾斜したというのですから、使い物になりませんね。
38度と言えば、スキー場では上級者向け”壁”と言われるレベルです。
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マリーアントワネットは、一夜にして白髪になったか?

2025年02月02日 | ニュース・記事
アニメ映画『ベルサイユのばら』が公開されて、あかねちゃんがいっしょに観に行くとうるさいのです。
マリー・アントワネットが死刑判決を受け、ショックで一夜にして白髪になったことは有名ですが、この話は、当のフランスでは知られていません。どうも、ベルサイユのばらの池田理代子の創作らしいというテレビ番組を見たことがあります。
科学的にも、一晩で白髪になることは考えられないそうです。

しかし、この前、ビクトル・ユゴーの『死刑囚最後の日』を読んでいたら、次のような記述がありました。

“ああ、私は首が落ちる前に頭の毛が白くなってしまうことだろう!“

もしかしたら、これが元ネタかもしれないと思うのでした。
コメント (4)
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『「砂漠の狐」ロンメル』大木 毅(角川新書)

2025年02月01日 | 読書
昭和のミリタリー小僧の間で、もっとも有名な将軍と言えば、砂漠のキツネことロンメル将軍だと思います。第二次世界大戦中、北アフリカ戦線で少数戦力のドイツアフリカ軍団を率い、イギリス軍を蹴散らした将軍です。そして、ヒトラーの暗殺を計画した一人として自殺を強要され最期を迎えました。
しかし、彼の生涯は、誇張された英雄譚や、逆に貶めるような書物も多く、現実の姿をつかみにくいことも確かでした。日本でのロンメル研究も古いものの流用や誇張が多く、遅れており、自衛隊のドイツ語の堪能な古参が引退するとともに、その傾向が強くなっていきました。
本書では、できるだけ真実に沿ってロンメルの生涯をつかもうと、嘘は嘘、真実は真実、不明なものは不明とハッキリと明記し、その実像にせまります。
ロンメルは、陸軍のエリートコースを歩めず、アウトサイダーとして歩を進めることになります。第一次世界大戦中から、才能を発揮し大きな戦果を上げ、その後、ヒトラーのお気に入りとなり出世コースに乗りました。
フランスでは、88mm対空砲の水平射撃でフランス重戦車を撃破し、味方のピンチを救います。そして、北アフリカ戦線で壊滅の危機に瀕したイタリア軍を救うことになるのです。
最初は防衛を目的に送り込まれたロンメルでしたが、直ちに攻撃に移り奇襲となったためイギリス軍を大きく後退させることに成功しました。
その後、一進一退がつづきますが、ついにトブルクの要塞を陥落させ、砂漠のキツネの異名でイギリス軍から恐れられることになったのでした。
本書による総合的な評価は、戦術レベルでは天賦の才があるが、参謀としての教育を受けていないため作戦レベルでは兵站軽視(あるいは無視)の動きが多くあり、最前線で指揮を取るため、しばしば行方不明になるなど問題がありとなります。
一見、猪突猛進型に見えますが、迂回攻撃など臨機応変な動きを見せ、退却戦も見事にこなしています。アフリカ軍団の敗戦は、イタリア海軍の軍事物資の輸送が滞ったためとロンメルは言っていますが、実際は8割以上が陸揚げされていました。ただ、その物資が全線まで届かなかっただけで、トラック不足だったということで兵站軽視の姿勢が明らかとなります。
ロンメルの魅力は、騎士道精神で戦い、非人道的な命令は例えヒトラーからのものであっても従わなかったフェアな将軍だったということだろうと結ばれていました。
北アフリカ戦線を題材にしたプラモデルも作りました。


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きさらぎ駅~ホラードラマ~

2025年01月31日 | DVD/映画
amazonプライムで、なぜか良く出てくるので、『きさらぎ駅』というドラマを見ました。1時間20分くらいの短いものです。
低予算のホラードラマと言う感じで、後ろから「わっ」と脅かすような演出なので、いまいち怖くなかったですが、オチがそれなりによく佳作だと思いました。
しかし、田舎の無人駅って、引き付けられるものがあって、このブログでもたまに取り上げています。
そういえば、谷山浩子の歌に「骨の駅」という素敵な曲がありました。
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悪役令嬢ものが流行っているらしい。

2025年01月30日 | 創作 文芸/イラスト・漫画
アニメのラインナップを見ていると、悪役令嬢ものが流行っているように見えます。乙女ゲーム(女性向けファンタジー系恋愛趣味レーション)の中に出てくるような悪役令嬢に転生してしまう話です。
乙女ゲームには、ほとんど悪役令嬢は登場しないらしいので、正確には乙女ゲームに登場しそうな悪役令嬢ということになっています。
今期は、「悪役令嬢転生おじさん」が面白くて見ているのですが、主人公の屯田林憲三郎(52歳の公務員)が転生した悪役令嬢の名前が「グレイス」なのでした。
そういえば、「とんがり帽子のメモル」に登場した悪役令嬢の名前もグレイスだったなぁ、と思い出しました。
 40年以上前のアニメなので、知らない人も多いでしょうが、そのころ、同人誌に携わっていて、何か書いていないかなと思って見てみると書いてましたね。
十代のころ、描いたギャグってどこが面白いのかわからない意味不明のものが多いですが、意味が分かりませんね(笑)
そうだ、そうだ、こういう子だったわ。
ワープロも無かった時代のコピー本とは、なつかしい。
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肉の日(29日)にバナナ

2025年01月29日 | グルメ
肉の日なので、肉料理を食べます。
せきとり(新潟市を中心にして展開している鳥専門店)監修のからあげを作りました。
そのまま、揚げてしまいます。
お店に出てくるような仕上がりになりました。さすが、せきとり監修。
油がもったいないので、ジャガイモとバナナも揚げちゃいましょう。
ポテトチップスの厚揚げ。
やわらかくておいしい。
バナナも揚げます。
これは新食感。
それほど甘くもなく、鼻に抜ける爽やかな風味は癖になりそう。

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『国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源』ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン

2025年01月28日 | 読書
「メキシコとアメリカの国境が街中を2分する都市ノガレス」「韓国と北朝鮮」「ボツワナとジンバブエ」など、地理的、民俗的、文化的に差がないのに経済状態に大きな差が出ているのはなぜか? という問いから始まり、繫栄している国家と貧しい国家の極端な差はどこからくるか考察します。
この本では、今まで言われてきた地理(気候・風土)、知識、文化の違いなど、すべてを否定し、政治・経済制度1本に絞って古今東西の事例をあげ解説しています。
それによると、財産権を守る法律等を厳守させることができる中央集権、多元的な包括的(いろいろな分野、立場の人たちの意見が通る)で、創造的破壊(昔からの産業の破壊、既得権益の放棄等)を許容できる政治体制 、財産権を守り誰でも参入できる包括的な経済体制をしけた国が豊かになるとしています。
反対に収奪的な政治経済の体制からは、イノベーションが起きないため発展が見込めず、貧しいままとなると主張します。
また、収奪的な政治体制からも目を見張るような発展をしている事例(WW2以降のソ連や、現在の中国)などもありますが、既存の技術を取り入れて資本をそこに集中することにより一時的には発展できてもイノベーションが起きないため、頭打ちになると主張しています。
特に注目すべきは、中国に関して、大きな政治改革で包括的な政治体制にならないかぎり発展は限定的になるだろうと大胆な予測をしています。
この本に書いてあることを鵜のみにすると、途上国への無暗な投資は非効率であり、政治体制を見極めながら行うのが良いということになります。『ファクトフルネス』などを読んで途上国への投資は有望だと感じていたので少し考え直してみようかと思いました。

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