むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『ドキュメント 道迷い遭難』羽根田 治(Kindle Editionヤマケイ文庫)

2021年07月31日 | 読書
山登りで道に迷って遭難した事例が7件載っており、本人や周りの人の証言を元に分析しています。
それらから解ってくることは、「おかしいと思ったら引き返せ」「迷ったら沢を下らず尾根に上がれ」などのごく当たり前のことが、解っていても人間には難しいことでした。
また、安全策を知っているために、やってはいけないこととの狭間で、右往左往してしまい登ったり下ったりしているうちに体力を消耗してしまう事例もありました。
また、踏み跡やテープをたどっていき迷ってしまう例もなるほどと納得できました。迷いやすい山では、迷った人の踏み跡をたどってしまったり、登山道とは別の印テープがあったりするのです。

この本の事例は生還した人だけですが、わたしがよく登る低い山でも、痛ましい遭難死亡事故が起きています。その例もこの本に書いてある事例に酷似していると思えました。

山に迷ったら、自分が正常な思考をできないと仮定して、とにかく基本に忠実な行動以外はやらないようにするのがベターだと思いました。


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ここまで酷い名前はない。

2021年07月30日 | 小さな自然
ヘクソカズラが咲いていました。
見かけは可愛いのに名前がひどい。
「屁」でも「糞」でもない「屁糞葛」
そんなに臭い花なのだろうかと、確かめたいけど、勇気がない。

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ヤマユリ花盛り

2021年07月29日 | 小さな自然
香り高いヤマユリです。
1輪咲き、2輪咲き。
3輪咲き。
歳を経るごとに、花の数が増えるという話もありますね。

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綺麗な羽が落ちていました。

2021年07月28日 | 小さな自然
ヤマドリの羽かな?
角田山にも生息しているようです。

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『ぬばたま』あさのあつこ(新潮文庫)

2021年07月27日 | 読書
山の恐怖を描いた連作幻想小説。
作者は山奥の田舎で育ったそうで、山への恐怖があるようです。
また、里山信仰には、霊山としての里山があり、霊魂が帰るところとして裏山があります。
山の中で死んだり、行方不明になった人はたくさんいます。
里と山には、相容れないところがあり、人が住む世界と別の世界が山にはあるのでしょう。
緑豊かな自然と言うけれど、遭難してしまえば緑の世界は恐怖に変わります。
それでも、人は山に呼ばれ、山の中で死ぬのです。

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あぶらげんしん

2021年07月26日 | トマソン&街角芸術
新潟県長岡市栃尾のゆるキャラ。
上杉謙信×栃尾の油揚げの合わせ技だが、名前はほとんど油揚げである。
栃尾は謙信のふるさとだと言うことだ。
栃尾の油揚げは、大きな油揚げを焼いて納豆などをサンドして食べる新潟県内の居酒屋のヒーローだ。
ゆるキャラの中でもかなり緩い方だと思う。
かなり、伊達政宗が入っているように思えますが、こういうところもゆるいです。
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ベニイグチを見つけた。

2021年07月25日 | 小さな自然
ポスターカラーを塗ったような色のキノコを見つけました。
調べてみるとベニイグチのようです。
西日本には普通に生えますが、東日本では珍しいとか。
食毒不明とありますが、ブログでは食べてみた記事があったりします。冒険者ですね~。
イグチの仲間ではヤマドリダケやヤマドリダケモドキがあり、こちらは美味とされています。
大きくなるとパンケーキみたい。
ドクヤマドリと言うドクタケもあるそうなので、食べたい人は要注意ですね。
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角田山(福井ほたるの里コース)2021真夏

2021年07月24日 | アウトドア
この前、猛暑で途中リタイアしたので、今回は朝7時ころから登り始めました。
ヤマユリが咲き誇る道を歩けました。
山の神コーストの分岐点には、椅子が新設されていました。
最後の急登からは、ヤマユリはまだつぼみで、クルマユリが多く咲いていました。
稲島コース9合目の観音堂まで足を延ばしましたが、湿度が高くくぐもっていました。
汗だくで、ズボンまでぐっしょりと濡れていましたが、650mlペットボトル3本を消費して無事に下りられました。

見ごろ:ヤマユリ、クルマユリ、ヒオウギズイセン、ガンクビソウ
終盤:クガイソウ、トラノオ、ウツボグサ
咲初め:ヤマシロギク

モンキアゲハが飛んでいました。

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日本管財から株主優待いただきました。

2021年07月23日 | 投資・節約
青森県の100%リンゴジュースです。
暑い日に炭酸水で割って飲むとおいしく飲めました。

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『悪意の手記』中村文則(新潮文庫)

2021年07月22日 | 読書
今年、2冊目の中村文則作品となりました。
この作家の作品は暗いので、他の人にお勧めするには向いていないと思います。
だけど、自分にとっては中毒性がある暗さです。
芥川賞の『土の中の子供』のところでも書きましたが、死にたいくらいダメ人間の中でも生命力を感じるのが自分にとって魅力となっています。
この作品は、死亡率80%の難病に罹った高校生が、世界を憎んで死んでいく途中で奇跡的に回復して、親友を発作的に殺してしまうところから始まります。罪の意識に苛まれながら生きていく中で、他のダメ人間に出会いながら、殺人の重みを背負っていない・いるの違いでまた苦しむことになります。
かなり読者を選ぶと思いますが、精神的健康に自信がある方は一読してみてはどうでしょう。

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