むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

昭和99年から昭和100年へ

2024年12月31日 | ニュース・記事
昭和99年も間もなく過ぎようとしています。
今年は、定年退職して、ヤングケアラーだったこともあり、生まれて初めての長期休暇を頂いた感じです。
やっと慣れてきたので来年からは、もっと自由に生きたいと思います。

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2024年配当金の結果

2024年12月30日 | 投資・節約
今年の株式等配当金の結果が出ました。

円建資産より  574,238円
ドル建資産より 564,453円(3,763.02×150)
合計     1,138,691円

定年退職時に100万円の目標を達成しました。
ドル高の影響が大きいですが、1ドル120円で計算しても
1,025,800円ですので、辛うじて100万円突破しています。
リスク資産割合は↓の通り。

歳を取ってくると、為替リスクが怖くなるので、少しずつ円建ての資産を増やそうと思います。
RIETは、あまり良い思い出が無いので、少し縮小したいかなぁ。

平均年収1000万円の人が受け取る年金額は300万円程度なのだそうです。
私は65歳から受け取ると200万円くらいなので、配当金を入れると、年収1000万円と同じくらいになります。
老後の夫婦2人の生活費の平均が300万円弱だという試算が一般的ですので、少しの余裕ができるのは、不労所得100万円くらいを目標にすると良い感じになりますね。
貯金があれば、こんな危ない橋を渡る必要はないことは言うまでもありません。

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『冷血』トルーマン カポーティ (新潮文庫)

2024年12月29日 | 読書
作者であるカポーティは、この小説を書き終えたのち、一作も小説を書かずに亡くなっていることを知り、興味を持って読みました。
アメリカ合衆国のほぼ中央のカンザスで起きた、品行方正で周りの人たちからも尊敬され慕われている裕福な農家の家族4人が、縛られたあとに猟銃で打ち殺された事件の真相に迫ります。カポーティは、調査に3年を費やし、さらにまとめるのに3年を経て、この大作を描き上げました。
自ら、ノンフィクションノベルと言うように、ドキュメントタッチに、再現ドラマのようなノベル風の描写を交えているため、迫力を感じるのです。2人の犯人の生い立ちから処刑まで、周りの住人や捜査官などもきめ細かく調べられていて、どれも映画のシーンのように脳裏に浮かびました。
さて、なぜ、これを書き上げた後に、他の作品を書けなくなったのか考察になります。この事件の特徴は、偶然に偶然が重なっていて、フィクションとして書こうとした場合、いくらなんでも、こんな偶然に頼ったストーリーはダメだよと、企画の段階で没になるでしょう。犯人は同じ刑務所に入っていた仲間から、彼が以前雇われていた犠牲者の家族の話を聴き、刑務所を出たらそこを襲って金品を奪うと言っています。会ったこともない遠く離れた農場の家を襲うなど誰が考えるでしょう。捜査は怨恨説が有力で、まったく接点のなく遠く離れたところに住んでいる犯人が怪しまれることもなく遅々として進みませんでした。それが、以前、刑務所で彼に話した囚人が刑務所長にそのことを伝えたことがきっかけで捜査が動き出します。
事実は、小説よりも奇なり。完全なフィクションでは書けない世界観なのです。
これでは、次に小説(フィクション)を書くことを躊躇してもしかたないかなと思いました。また、殺人犯の心の底や、周辺の人たちの心情などをリアルに心の中に描くことも、精神的には大変な作業であり、それに加え、莫大な資料をまとめ上げる労力も並大抵のことではないので、これ以上の作品を書くことは出来ないと思っても無理はないと納得しました。
最後に、横道にそれますが、本作の中で、殺人犯の母親が、自分が非難されて当然だと思っていたのに、周りの人がみんな親切に接してくれる、息子の共犯者も自分に対して思いやりを示してくれたことに涙するシーンに、日本人も見習わなくてはならないアメリカのいい意味での個人主義を見たことを記しておきます。


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2024年に読んだ本ベスト10

2024年12月28日 | 読書
今年読んだ120冊の中から記憶に残ったり感銘を受けた作品を10冊(上・下巻があるものは2巻で1冊とします)ご紹介します。
順番は、関係なくランダムです。
『ふぉん・しいほるとの娘』吉村昭
『大空に生きる』ハンナ・ライチェ
『何もかも憂鬱な夜に』中村文則
『襲来』帚木蓬生
『骸骨ビルの庭』宮本輝
『滔々と紅』志坂圭
『医学生』南木佳士
『イザベラ・バードの日本紀行』イザベラ・バード

『介護士K』久坂部羊
『冷血』カポーティ
今年は、小説が当たりの年でした。
来年は、どんな本に出合えるか楽しみです。
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米国高配当株ETFの結果2024

2024年12月27日 | 投資・節約
昨年に引き続き、大米国高配当株ETF(HDV、SPYD、VYM)の2024年の増配率が出ましたので、表にしてみました。
赤がマイナス、黄色はプラスではあるがインフレ率に負けていることを表しています。 
HDVは、世界一の金持ち証券会社ブラックロックの高配当ETFで、銘柄の選定にも力を入れています。増配率5.69%、3年連続の増配でした。
SPYDは、高配当の中の高配当企業を選定しているパワー型ETFです。増配率1.98%で去年の減配から復活しましたが、インフレ率には及ばなかったようです。
VYMは、ブラックロックに迫る人気の証券会社ヴァンガードの高配当ETFで、安定感が抜群です。今年は増配率が低くインフレ率に負けています。それでも、連続増配14年となり、さすが老舗です。
番外として連続増配ETFのVIGは、今年も安定した増配でした。

では、ここ6年間の勝敗表です。
利回りが高いものほど、成績が悪いのは、仕方のないところでしょう。
配当金を老後の資金とする場合、20代から始められればVIGが鉄板、30代からならVYM、40代からならHDV、50代からならSPYDが主力になるかな。
わたしは、全部持っていますが、HDVとVYMが主力で、SPYDで不足分を補いつつ、コロナショックのときにVIGを記念に買ったくらいです。

近年、ドル高が酷いので、債権とインデックス以外で米国に投資をしていませんが、配当金+為替差益の恩恵を受けています。
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『たった1つの図でわかる!【図解】新・経済学入門』髙橋洋一(あさ出版)

2024年12月26日 | 読書
題名にある図とは、供給曲線と需要曲線のこと。ミクロ経済でもマクロ経済でも為替変動でも金融政策でも、すべてこの図に当てはめると、単純に理解できると言うのです。
ミクロ・マクロ経済くらいは高校の社会科で習うので、簡単すぎるかなと思いましたが、ニュースで取り上げられる為替相場や増税・減税の効果など、わかりやすく解説されていました。キャスターやコメンテーターの発言で、どこを無視して、どこを聴くかが整理されて有意義でした。
著者は、この図に当てはめれば経済の9割は理解できると言います。残りの1割は、各人の技量だと主張していました。
わたしは、残り1割はハッキリと解らないので、気象と同じく、経験則や統計等を元にした勘であると理解しました。経営・経済の専門家で仕事をしている人でも、ほとんどの人が間違えるのは、その1割がカオスの中にあるからでしょう。
とは言え、9割を理解するには、これだけで十分だと言うので、投資などを躊躇している人は、基礎知識として読んでおくのも良いかもしれません。

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「QOLism(キュオリズム)」アプリ

2024年12月25日 | 投資・節約
第一生命の株主優待である「QOLism(キュオリズム)」アプリを使い始め、ハマりつつあります。
歩数を自動測定して、体重などを記録したりすると、ポイントが貯まり、amazonや楽天のポイントと交換ができるようです。
健康づくりをしながら、ポイントをゲットできるのは楽しいですね。
株主優待だから、ポイントの基準も甘く、上限まで貯めるのも難しくなさそうです。
と言うことで、新潟は12月に入ってから、晴れる日がほとんどありませんが、雨雲・雪雲の下、今日もテクテク歩くのでした。
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Merry Christmas & Happy Birthday

2024年12月24日 | 日々の生活
61回目の誕生日を迎えました。還暦で生まれ変わり、1年経ちました。そろそろ立ち上がれるくらいになったかな?

朝からテレビやラジオで「今日はクリスマスイヴ」と言っているアナウンサーが多くいます。正確には「今夜はクリスマスイヴ」ですね。
クリスマスは、正確には12月24日の日没ころから12月25日の日没ころまで続きます。
夜中の12時に切り替わるわけではないのですね。

わたしは12月24日生まれですが、正確に言えば、午後2時5分に生まれているのでクリスマスイヴ生まれではありませんので、あしからず。

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『いじめとひきこもりの人類史』正高信夫(新潮新書)

2024年12月23日 | 読書
餌付けをされたニホンザルでは、個体同士の階級が出来、やがて血縁関係の階級へと発展し、餌を優先的に得られる個体とそうでない個体に別れることが観察されています。しかし、餌付けされていないニホンザルでは、そのようなことが観察されていません。人間に置き換えると狩猟生活の時代は獲物を狩れば平等に配布されるが、農耕時代になると平等ではなくなっていったようです。
集団生活からはじき出された人は、村の外へ生活の場を移していきました。日本では、共同生活をしている里と、はじき出された人が棲む山(山男、山姥)とが成立しますし、ヨーロッパでは、村と森(バンディット)にわかれます。
社会からはじき出された者は、職人・芸術家などとなり、生計を建てることになります。しかし、農耕が発展していくと、山や森などの住処が減っていき、のけ者にされたものの居場所がなくなってきました。行き場のなくなったものたちの場所は、部屋の中だけになってしまい引きこもりが誕生したと言うのが「人類史」の部分となります。
この本の問題点は、そのあとにあるのですが、引きこもりを治療するクスリがあると著者は主張し、その実験結果などを踏まえ、その効果をアピールします。そんなクスリがあるなら結構なことですが、なんとなく胡散臭く感じました。
読み終わって調べてみると、そのデータは著者により捏造されたもので、勤めていた京都大学に2022年1月25日、研究不正があったと認定され、懲戒解雇相当の処分にすると発表され、その後、雲隠れしているようです。
前半は面白かったのですが、後半、おかしなことになっていました。
こういうこともあるのですねぇ。


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クリスマス会と海鮮丼

2024年12月22日 | グルメ
義理母が入居している村上市のグループホームのクリスマス会に行ってきました。なぜか三味線と民謡のクリスマス会でした。
施設の人は、みなさん、芸達者で、歌って踊って盛り上げてくれました。
帰りに瀬波の鮮魚センターで海鮮丼を頂きました。
観光地値段で2000円とちょっとお高め。
鮮魚センターでは、ブリの塩引きが売ってましたが、海水温の上昇で鮭が捕れなくなりブリが上がるようになったとニュースを見るにつけ、これからはブリが塩引きにされる時代になるのかと思いました。
コメント (2)
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