アニメ『鬼滅の刃』の刀鍛治編をより楽しもうと、鍛冶屋の歴史を読んでおこうと思い立ちました。
この本は、ムズカシイ過ぎて半分も理解できませんでしたが、それでも製鉄の魅力について知ることができました。
工学の知識がないので、上げられる数字の多い少ないが感覚的に解らないことが難しく感じる原因だと思います。化学的な記述は、学生の頃、興味を持って学んでいたのですーっと頭に入ってきました。
この本を読むには、工学と化学の知識が必要だと感じました。
それでも、解らないところを流し読みできる読書技術(?)を持っていれば楽しむことができます。
製鉄の面白さは、鉄に含まれる炭素の量で性質が変わることです。溶解温度から硬い柔らかいまで調節することが可能です。
また、錆びる鉄と何百年も錆びない鉄の違いや、それを生み出す人間の工夫の積み重ねが面白い点でした。
鉄の色や、打ったときに出る火花で、鉄の状態を読んだり、送り込む風の強さで酸素の還元を調整したりと、職人が積み上げてきた技術の綿密さを感じることが出来ました。
鬼滅の刃の鎚を振るう鍛冶職人の姿に、また違った魅力が付け足されて、読んで良かったと思います。
新潟県五泉市にある雷山(いかづちやま)に登りました。
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永谷寺の駐車場から林道を行くと登山者用駐車場があります。
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いろいろなコースがあるようですが、なんとなく北尾根コースを選択しました。
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登り口にショウジョウバカマ(花は終わっています)が植えられていて整備が整っているように感じたからです。
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途中にはクマよけの鐘(炊飯器の釜)が取り付けられているところがたくさんありました。
この辺の集落はよくクマの出現で新聞を賑わせています。
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変わった形の木に名前をつけていたりいろいろ登山者サービスがうれしいです。
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がんばっていますね。
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頂上は広くて、日陰も多くゆっくり休めます。
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展望もよくて、山だらけという感じです。
帰りは、オボト石コースから降りました。
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オボト石とは何か?![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/85/b6fd6c4b701062c063b7feb7e2e1f054.jpg)
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まあるい石でした。
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謂れはありましたが、なかなか面白い言い伝えです。
花は、チゴユリ、シャガ、オオサワハコベ、シラネアオイなどが見られました。
イワウチワがたくさんありましたが、花は終わっています。
ウスバシロチョウの食草であるムラサキケマンの花も終盤で、実になっているものも見られました。過去のブログとみると、咲き始めたくらいのタイミングになります。
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ウスバシロチョウは5月の下旬頃から飛び始めますが、今年は早いのでしょうか。昆虫と植物との季節のずれが気になります。
著者の『三陸海岸大津波』を読み終えた2年後に東日本大震災が起こったので、この本を読んだら、第二次関東大震災が起こるような気がして怖くて躊躇していたのですが、我慢しきれず読みました。
評判通り、関東大震災の様子が客観的に余すところなく描かれている印象です。
10万人以上の死者を出した大震災ですが、その大きな原因は火災でした。震災により水道管が寸断され消防機能が完全に麻痺し、東京は火炎地獄となりました。
昼時に起きたため昼食準備の火が出火原因だと言われていますが、実は工場や学校の薬品による火災の割合が一番大きかったようです。
また、多くの者が家財道具を車に乗せたり、大荷物で担いだりして避難したため道路や避難した広場において、それに火が燃え移り延焼が拡大していったという事実があります。
その当時から指摘されていたとおり、大正時代には、江戸時代より都市防火対策が退化していた事実がありました。
さて、令和の都市は、大正時代より、防災対策が進歩しているでしょうか?
もちろん、進歩している面も多々ありますが、ともすると退化してしまっていたり、指摘されていても対策を怠っている部分も多くあるのではないでしょうか。
防火対策としての薬品管理の徹底や、避難時に車を使用せずに徒歩で逃げる準備ができていますか? 避難袋など燃えにくい生地を使っていますか? 髪の毛に火が移らない対策は立ててありますか?
日本人全員に読んでもらいたい良書です。
黄砂も一区切り付き視界も良好となりました。
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3週間ほど山に行けなくて間が開いてしまいました。
イカリソウはほとんど葉だけになり、スミレの類もかなり散ってしまっていました。フデリンドウもほとんど終わっていて、ヒトリシズカも見られませんでした。
この時期は3週間で、山の様子が大きく変化してしまいます。
その中で、イチリンソウはまだ見ごろでした。
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早くもホタルカズラも咲き始めていました。
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新緑が眩しいです。
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ヤマナシの花は満開ですね。
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もう、アマドコロも咲いています。
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頂上では移植されたと思われるシラネアオイが人気を博していました。
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花情報
見ごろ
イチリンソウ、ニリンソウ、ホタルカズラ、キジムシロ、ヤマナシ、八重桜。
ムラサキケマンは盛りすぎ
ギフチョウは、まだ飛んでいますが、翅は色あせボロボロの個体が多いです。
ウスバシロチョウの姿は確認できませんでした。