むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

大木の立ち枯れ

2024年09月30日 | 小さな自然
森の一画を支配していた大木が立ち枯れていました。
今まで支配していた空間にぽっかりと穴が開き青空が見えます。

この辺では一番大きな木だったようです。
縦に裂けるように剥がれた樹皮が周りに散乱していました。
樹木の寿命は意外と短く、30~100年くらいが多いようです。
天然記念物になるような古木になると、何百年、何千年と生きている木もあるようです。
樹木をよく知る人に言わせると、樹木は、ほとんど死体でできているそうです。木質部は生きていないですから、そういう考え方もできますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウラギンシジミ

2024年09月29日 | 小さな自然
翅の裏が銀色だからなのか、一見、地味に見える蝶です。
表は綺麗な色をしているのですが、なかなか羽を開いて止ってくれませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『芸術的創造は脳のどこから産まれるか?』大黒達也 (光文社新書)

2024年09月28日 | 読書
ついに、ここまできたか、脳科学とAI(人工知能)と言った内容です。
人工知能に人間のような創造性を持たせるため、脳の機能を解析していき、体系化する研究が進められています。
記憶の組み合わせから、新しいアイデアが生まれてくるらしい。
その記憶には、潜在記憶と顕在記憶があり、その記憶の仕方は、パソコンファイルのような圧縮にあるのです。
記憶の圧縮とは、統計的に予測可能な記憶を一つのパターンとして記憶してしまうことを言います。例えば「ドレミドレミドレ〇」と音階が来たとして、〇に入ると予測されるのは「ミ」であり、「ドレミ」が一つの潜在記憶となります。
ここで「ドレミドレミドレソファミレ」となれば、ここで脳は緊張し、新しい記憶を作り出していきます。
その深度が深くなればなるほど、高次の潜在記憶となり、それが組み合わせられると、高度なピアニストのテクニックにつながっていくと言うのです。
この予測可能な記憶と、予測困難な現象の間が、創造性が生まれるところとなります。
創造性は、多くの高次の潜在記憶と、顕在記憶が揺らぎを示したときに発揮されるというのです。
面白い理論ではありますが、唯一無二の創造性は、作家の生い立ちからそれまでの多くの経験からなった記憶が元になっていますので、いくらコンピューターの記憶が人間の何億倍もあろうとも、再現できるのか疑問ではあります。
しかしながら、ありきたりな個性(矛盾した言葉ですが)や、創造性程度なら簡単に模倣される時代が来ています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わらアートまつり2024(越後の伝説が蘇る)

2024年09月27日 | トマソン&街角芸術
今年のテーマは、『越後の伝説が蘇る』です。
妖怪好きな自分としては観に行かないわけにいかない。


「大蛇」
 越後には潟が多いので、大蛇伝説は至る所にある印象です。
「猫又」
 長生きしすぎると魔力を持ち、尾が二股に分かれると言われています。

迫力あります。
「風神」
 越後には、シベリアからの季節風により、6つの雪が降ると言います。

「雷神」
 越後は、いちじく、いちご、ブドウなど果物の産地でもあります。
 雷神は、豊富な降水量により育まれたブドウを手にしています。
「霊雁」
 岩室温泉に傷を癒しに来たと言う霊雁。
 岩室温泉の別名にもなっているそうです。

 ということで、今年も迫力があるわらアートが楽しめました。
 上堰潟公園に10月31日まで展示してあるそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

角田山(福井ほたるの里コース)2024秋分

2024年09月26日 | アウトドア
今年も昨年と続き、夏の猛暑のため、前回の登山から2ヶ月以上空いてしまいました。
ツクツクボウシの鳴き声も弱々しく寂しげになり、秋の虫の音に元気が出てきました。
登山道は、脇の草が刈られ歩きやすく整備されていました。
気温は高いですが、風があり、日の光も柔らかく感じられ、登りやすい気候です。
久しぶりなので、いつもより疲れた気がします。
雲が低く、蒸し暑い日です。
新潟平野の稲刈りも終盤を迎えようとしています。
オトギリソウ。
タムラソウ。
シラヤマギク
クリ
カラスアゲハ、モンキアゲハが飛んでいました。
オナガグモを2頭見ましたが、細すぎてピントを合わせることができず写真を撮れなかったのが無念です。
昔、撮った写真↓

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョウチョウの親子?

2024年09月25日 | 小さな自然
仲良く大小のチョウチョウが花に止まっていました。
親子?
いやいや、チョウチョウの子供はイモムシ・ケムシです。
恋人?
いやいや、チョウチョウのオスとメスの体格差は、こんなにありません。

大きい方がヒョウモンチョウ、小さい方がベニシジミで、全然違う種類でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『滔々と紅』志坂圭(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

2024年09月24日 | 読書
本のサナギ賞受賞作。
天保の大飢饉で、全滅寸前の村から、女衒(ぜげん)に買われ、吉原に連れてこられた9歳の少女が、遊郭で生き残り、花魁まで出世します。
しかし、いくら出世しても借金が増えるばかりのシステムが遊郭にはあるのです。
そこで生きている限り、最期は病魔に侵されるか、火事で焼け死ぬか、年老いて無一文同然で遊郭を出ていくか、悲惨な末路を辿ることになるのです。
大金を積んで見受けされるか、足抜け(脱走で重罪)するかの道しかないのでした。
主人公の駒乃が、じゃじゃ馬気質であることと、周りのドタバタ劇やユーモアのある演出、また、遊郭の厳格なルールの裏側などをコミカルの描いているので、テンポよく読めました。
江戸時代末期の今と比べると粗末な生活の中で、生きることに命を燃やすエネルギーを感じられる小説となっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸の墓参り

2024年09月23日 | 日々の生活
大雨をもたらした秋雨前線が通過していくのに合わせるように新潟県村上市まで墓参りに行ってきました。
村上・間島間の鉄道は不通になっており、線路下の土が流されていて、復旧まで1ヶ月弱かかる見込みだそうです。
暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので、気温も30度を切り、過ごしやすい天候でした。
農協の直売所で、おにぎりを買って食べました。
岩船方面の水田では、コシヒカリがまだほとんど残っていました。
新潟市周辺ではほとんど刈り取りが終わっています。
明日から、晴れが続くようで、一気に収穫が進みそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広東麺(調理麵カンヌー)

2024年09月21日 | グルメ
新潟市西区にあるAPITAに支店内で営業している調理麺カンヌーに行ってきました。食べたのは、新しくなった広東麺です。
濃厚でいて雑味無し『鶏白湯トリパイタン』のスープで、いつも辛い麵料理を好んでいるのですが、それでも物足りなさを感じないほど、うま味が出ていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『輪廻の蛇』ロバート・A・ハインライン(グーテンベルク21)

2024年09月20日 | 読書
『夏への扉』や『宇宙の戦士』で有名なSFの巨匠ハインラインの短篇集です。
アメリカ文化が色濃く出ていて、O・ヘンリーをSF風、ファンタジー風にした雰囲気でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする