何度もドラマ化された名作。
自分は、心理描写が多い小説を好まないのですが、これだけ複雑な心理を丁寧に描写されると引き込まれてしまわざるを得ないという感じでした。
一人の人間の中で、矛盾した心理が重なるように動いていく様子がリアルです。
ドラマなどでは、こういう描写は無理だろうと思いながら読みました。
客観的に見れば模範的な家族が、一つの事件をきっかけに、歯車が狂っていきます、主人公の陽子の何事にも負けず明るい性格が、凍り付く瞬間まで描かれています。
清く正しく逞しい心の氷点とは。
複雑に揺れ動く人々の心に救いがあるのか。
いろいろな感じ方があるかと思いますが、わたしは、人の心の不完全さが愛おしくなりました。
気温が高くなる予報でしたが、爽やかな風が強く快適に登れました。
五ヶ峠コースは、角田山の中でもっとも長いですが、もっとも高低差が小さいゆったりまったりコースです。
遊歩道感覚で登れます。
途中で佐渡島を望める展望スポットがあります。
半分くらいのところには、休憩用の東屋があり、キレイに整備されています。
行程の2/3くらいのところで、浦浜コースと合流します。
頂上から、足を伸ばして稲島コース9合目の観音堂へ行って、新潟平野を一望。
田植えが終わって少しずつ緑がかってきました。
帰りは三望平から降りる非公式の豆地蔵コースから降りました。
ベンチがあって、柿の絵が描いてあります。
狭い道を降りていくと、豆地蔵があります。
岩の左側に彫り込んであるのです。
磨かれてピカピカしていました。
途中で林道と合流して、五ヶ峠へ向かっていくと、その林道は立ち入り禁止になっています。
従って、豆地蔵コースから登ることはできません。下り専用のコースになります。
エゴノキ、ガマズミなど満開。
サイハイラン、オドリコソウ、キンポウゲ、ツルニチニチソウなどが咲いていました。
ウスバシロチョウ、カラスアゲハ、コミスジなどが舞ってました。
少し古めの化学の本ですが、シロートには問題ないでしょう。
心は、脳の中で起きる電気信号によって動かされていると聞いたことがあるでしょうか。確かにその通りなのですが、電気信号と伝達物質によって動かされているのがほんとうのところのようです。
神経細胞同士には直接電気信号が伝わらず、ある神経細胞の末端まで流れた電気信号により、そこで物質が放出され、その物質が別の神経細胞に取り込まれることによって情報が伝わっていく仕組みのようです。
従って、その物質をコントロールできれば、心をコントロールすることが出来るのです。
このことによって、精神病を治療したりする薬品がいろいろと開発されました。
また、コーヒーや酒はもとより、糖類や塩分などでも心に影響を与えることができます。
それを利用して、活力を高めたり、リラックスして休日を楽しむことも可能になります。
いろいろな事例を元に、脳内物質について解説されている本でした。
この本によれば、死ぬ直前に9割の人が後悔することは、「もっと冒険すればよかった」だそうです。
だから、自分のやりたいことをやろうという自己啓発本でした。
細かく読めば、「後悔しない人生なんてあるの? あったとして、それって幸せな人生なの?」とか「冒険せずに安全に堅実に生きたから、一生を全うできたんじゃない?」とか、「思い通りに生きたら、それこそ、いきているうちから、後悔の連続だろう」とか、いろいろ突っ込みドコロもあるのだけど、そういう読み方をするより、そのときと場合によって、この本の27の教えを利用していくのがよいのでしょう。
例えば、この人と会うのは今日が最期だと思ってもてなしたり、いろいろ迷ったとき、明日死ぬとしたらどうすると考えたりと、下手をすると気持ちわるがられるかもしれないが、TPOをわきまえれば使える知恵です。
こういうお寺の掲示板に書かれているような文句は、たまに思い出して、参考にする程度が吉で、この本に書いてあるようにわざわざノートに書いたりしてストイックに生きると疲れてしまう未来が待っているような気もします。
それだけ、自分が年を取ってしまったと言うことでしょうか。
自分の場合、死ぬときには後悔しまくりで死んでやろうと思っているので、後悔しないような生き方はできないしする気もないのだな~。
おけさ柿の果樹園の林道の途中に登山口があります。
鳥居をくぐって、10分ぐらい登ります。
新しい鳥居がなじんできました。
神社の裏側に道が続いていて、尾根沿いに登っていきます。
山ツツジが満開で、いやされました。
アマドコロもたくさん咲いていました。
30分くらいで、ほたるの里コースに合流します。
ベンチが3つになってました。
合流地点から30分くらい歩くと、五倫石コースとの合流します。
ベンチがあるので、ここで呼吸を整えて、頂上付近までの急登に備えます。
急登が続きますが、ここでも山ツツジに癒やされます。
ここを登り切ると頂上はすぐです。
観音堂からの眺め。田植えがほとんど終了です。
帰りは五倫石コースから。
途中の休憩スポットが移動していて、こんな感じになってました。
まだ、途中っぽいです。
どうなるか楽しみ。
ヤマツヅジ、タニウツギが満開。
午前中に登ったので、蝶を見ることはできませんでした。