朝4時に新潟市を出発し、約150キロ離れた飯山市へドライブしてきました。
愛車に折り畳み自転車を搭載しての旅です。
第一目標は、映画『阿弥陀堂だより』のロケ地訪問となります。
南木佳士の小説が映画化されたので、その雰囲気を味わいたいと思うのが主です。
飯山市の瑞穂集落の阿弥陀堂を訪問しました。
映画のセットを集落の人が保存しています。
本物ではなく、セットなので、経年劣化がかなり来ています。見たい人は、早めに行った方が良いでしょう。
戸が閉まっていましたが、簡単に開けることができました。
阿弥陀堂からの景観は霧のためよく見えず残念でした。
この集落の見どころの一つが大イチョウです。
巨大な銀杏の木が祀られています。
鳥居の大きさと対比するとわかりやすいと思いますが、山一つが一本の木という感じで、半端ない迫力でした。
ここの棚田は、石積みで、お城のようです。
車を下の駐車場に止めて、それから自転車で登ったのですが、阿弥陀堂まで標高差230mくらいあります。舗装されている道ではありますが、ずっと上り坂です。上まで車でも登れます。
阿弥陀堂だよりの主人公の恩師が暮らしている家となった正受庵。
松江の小泉八雲の家や良寛さんの庵のように、ぐるりと縁側があり、障子をあけると外と同じような、障子を閉めるとやわらかい光が畳に差すようなところに住みたいとかなわぬ夢を見てしまいます。
飯山城跡公園に行きました。
本丸の神社。
この城は、長野県なのに上杉の支配下で越後の最前線だったようです。
豊臣政権で福島に移るまで上杉だったのです。
その城下町が飯山市なのですね。
りっぱな城門が復元されています。すごい迫力。
高橋まゆみ人形館を発見しました。
主にお年寄りと子供の人形をジオラマ風に作る方です。
かなり寂れかけている町ではありますが、お寺が多く、好きな人は歩いて散策するのも楽しいでしょう。
朝4時に出て夕方6時に帰宅、14時間の旅でした。