冒険小説の古典です。
ガンダムやヴァイファムのモトネタになったことでも有名ですね。
子供向けの本なので、仕方がないですが、かなりご都合主義なところがあります。
前に紹介した。吉村昭の「漂流」を読んだあとに読むと、おままごとみたいな漂流でした。
肉食人種らしい感覚が、農耕民族の目から見ると、変にたくましくうつります。
銃でバシバシ獲物を狩って食料を得たり、海賊を皆殺しにして船を奪って帰るなど、日本人の子供にはできそうにないなぁと感じます。
しかし、子供用の読み物としては良くできているので、童心に返って楽しむのも悪くありませんよ。