4冊目の猫弁シリーズになります。
前の3冊は、複雑な事件をうまく綺麗に解決してめでたしめでたしとなった読後感だったのですが、4冊目は、まだ散らかった部分があるような印象を受けました。
アマゾンのレビューを読むと、次の5冊目で完結の予定だったようで、5冊目につながる複線などが回収されていないらしいのです。
なるほど、1~3冊目に活躍したキャラクターが続々と関わってくると思っていましたが、そういうわけだったのですね。
しかしながら、相変わらずスラスラ読めるし、基本的に根っからの悪人が出てこないので、読後感も爽やかです。
内容を忘れないうちに次の巻を読んだ方がよさそうです。