こんにちは
昨日のブログで紹介した富士通の「一芸入社」が
けっこう話題になっていますので続けてみますね
(昨日ブログも参照ください)
志望動機は問わず、エントリシートの記入も自由で
「一芸に秀でた」人物を特別枠で採用していくという
富士通の試みです。
私は『企業版「AO入試選考」のトレンド』ということで
紹介してみました。
「一芸に秀でる」ということは
・他人より抜きん出た
・才能や資質のある
・個性的な人物
ということではないかと思います。
なかなか難しい基準かもしれませんが
何事もチャレンジしてみることは必要かもしれません。
そこからいきますね。
◆変わり者になる勇気
※※※
あざけりと対決するのは、しばしば死に対する以上の勇気を必要とする。嘲笑に直面して名声を失うことを恐れて自ら命を絶った人は、歴史上少なくない。イギリスの変人たちは、百万の群集の敵意と嘲笑にもかかわらず、おのれの選んだ道を守る勇気を示した。
・・・
ニュートンはもとより、酸素を発見したプリーストリー、惑星ウラヌスを発見した天文学者のハーシェル、原子理論の創始者ダルトン、光波理論を作ったヤング、科学および電気に関する多数の発見をしたサー・ハンフリー・ディヴィおよびその助手のマイケル・ファラディ。彼らはみんなどの派かの国教異端者であった。
tarebon補足)
国教異端者とは、英国国教会に象徴される既成の権威よりも、自らの信念に忠実であろうとする生き方。それがすなわち「英国の変人たち」
※※※
トレバー・レゲット「紳士道と武士道」サイマル出版会1973年から
一芸に秀でる個性的な存在になろうとしたら
「変わり者になる勇気」をしっかり持つことが
ポイントになるかと思います。
★★☆tarebonのポイント☆★★
どのような環境でも変わりなく
自分の個性・能力を発揮していけるのだという
「考え方を持続できる力」こそ
本当の勇気なのかもしれません。
変わらぬ信念を貫いてみよう。
就活でPRすべき個性というのは
ただの一芸というよりは
くり返し、くり返し、相手に伝えていこうとする
努力と熱意を持続する信念があるかどうか
という部分が大切ではないかと思います。
◆
産業革命以降の大英帝国発展の基礎にあったのは
「変わり者精神」であったという考え方もあります。
いつの時代も発展期には
こういう精神が一番必要なのかもしれません。
◆
2月の月始めは
個性的な信念の貫きということで!
ではまた