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こんにちは。
そろそろバレンタインデーが近いので、
チョコ売り場にたくさん人が集まっています。
男性は特にもらうことを期待するよりも
バレンタインデーに
自分から女性にチョコを渡すのがいいですよ。
元々はお互いにプレゼント交換するものなのだから!
原点にかえってものごとを考えると
いろいろな問題の突破口が開けます。
そこからいきますね。
◆インターネットよりも洗濯機のほうが凄かった。
※※※
技術のトレンドを理解することは、国内国際双方の経済政策を立案するさい(個人レベルではキャリア選択のさい)たいへん重要になる。
とはいえ、最新のトレンドに目を奪われ、すでにありふれたものになってしまっているものを過小評価してしまうと、ありとあらゆる間違った方向へ導かれかねない。
「望遠鏡を逆さまにして」過去をのぞいて、古いものを過小評価し、新しいものを過大評価してはいけない。
※※※
ハジュン・チャン/田村源二訳
「世界経済を破綻させる23の嘘」徳間書店2010年から
ケンブリッジ大学の経済学者であるハジュン・チャン教授は、たとえば「インターネットが根本的に世界を変えた」とする常識に「洗濯機こそインターネットよりも世界を変えたのだ」という例を引き合いに、ものごとの捉え方について23のユニークな話を書いていました。
「望遠鏡を逆さまにのぞくな」
というフレーズが印象に残ったので紹介してみました。
◆顕微鏡で「発見された」微生物はいつから存在していたか
『望遠鏡を逆さまにのぞく』ということは
『顕微鏡で拡大して見る』ということにもなりますよね。
哲学者のR・シュタイナーが
顕微鏡を使った例え話をしてます。
★★★
顕微鏡が発明されて、人類は始めて微生物を発見することができた。
人類が顕微鏡を発明する前から微生物は存在していたのであるから
『顕微鏡が無ければ微生物も存在していない』
と断定することはおかしなことだ。
★★★
通常の顕微鏡では確認できないウイルス菌は
電子顕微鏡の発明によって発見できました。
ウイルス菌は電子顕微鏡によって
突然この世に発生したものではありませんよね。
数万年前から存在していたのです。
シュタイナーはこのたとえ話で
唯物論の科学者を批判しているのです。
見えない世界は、存在しないのではなく
ただ発見されていないだけだ。
見えないから存在しない
と言い切ることは出来ないはずだ。
ものごとを考える、理解するときのヒントになるかなと思います。
ドイツの哲学者が使った『顕微鏡の例え』と
イギリスの経済学者が使った『望遠鏡の例え』です。
◆バレンタインの就活
企業に応募して、その結果を待って次の行動に移そうとすると
時間のロスが多い。
チョコを渡すのなら、そのあとにお返しがくるか拒否されるか
ただ待っているよりも
お返しされたら次の展開を
拒否されても次の展開を
どちらも次の展開を早めに準備しておこう。
就活の失敗の大半は準備不足から発生していて
準備不足の大半は望遠鏡や顕微鏡の使い方を
逆にしているのと同じです。
企業を見るとき
過大評価や過小評価をしていることはないか。
そして大切なことは
企業というのは前から存在しているのだから
就活のネット検索で
目の前に『突然誕生した』のではありません。
★★☆☆ポイント☆☆★★
先の準備まで怠らず、そして
相手を冷静に観察する。
企業選択は
流行やイメージに惑わされず
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ではまた。