こんにちは
就活生であれば内定後や入社後の企業動向とも結びつけて
関心は深めておいたほうがいいですよね。
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ニューヨークなどの原油市場の価格は28日、ムバラク政権打倒を求めるエジプト情勢の緊迫化を受け、1バレル90米ドルに迫る展開となった。前日比で4%増以上の水準。
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2011.1.29 CNN.co.jpニュースから
世界情勢はビジネスと結びつきます。
企業に影響が出てくる以上、就活にも影響が出てきます。
そこから話を進めますね。
◆ハーバード大学の授業から
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この授業を通して教授が伝えたいのは、私たち一人一人が世界や自国の状況をよく理解し、「より良い世界にするために動き出すこと」こそが私たちに課せられた義務であるということです。
ビジネスの世界と政治とは当然切れない関係であり、世界のどこにいようが人々には世界を良い方向へ動かす使命があるのだ、と。
Make this world a better place folks!
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リチャード・ヴィートー/仲條亮子
『ハーバードの「世界を動かす授業」』
徳間書店2010年から
世界情勢への関心が
ビジネスには不可欠ということですね。
そしてリチャード・ヴィートー教授が
授業の最後を締めくくる言葉
Make this world a better place folks!
というのは就活の志望動機につながる
職業選択のポイントにもなるであろうと思います。
◆職業選択の哲学
21世紀のハーバードの授業で伝えられているメッセージの原型を
20世紀のエドガー・ケイシー・リーディングから見つけました。
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非常に多面的な才能をもっているためにどれを選んだらよいか迷っている十三歳の少年がかって、「僕は大人になって経済的に一番成功するには僕のどの素質に従ったらよいでしょうか」とたずねた。
すると、答えは次のようであった。
「経済面のことは忘れて、むしろ世界を住みよいところにするために一番役に立つ方法は何であるかを考えなさい。」
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ジナ・サーミナラ:多賀瑛訳
『エドガー・ケイシー・レポート「職業選択の哲学」』たま出版から
エドガー・ケイシーは20世紀アメリカの有名な霊能力者。
彼を通じて伝えられたメッセージがリーディングと呼ばれています。
ハーバードのビジネススクールとエドガー・ケイシーが
同じ職業観のメッセージであるのが興味深いところですよね。
◆古代エジプトから現代社会へ
冒頭の21世紀エジプト情勢の話題もケイシー・リーディング的に
興味深いつながりを感じます。
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個人が過去に努力して獲得した人格のバランスは、職業指導を優先的に取り扱ったリーディングにもっとも正確に顕著にあらわれている。
この代表的な例は、ニューヨーク市の一流の美容師の前生の経験に見ることができる。
紀元前一万三千年頃エジプトで神殿内の仕事に活躍していた。ここでダンスや音楽や芸術をつうじて美しい肢体をつくることを学び、また装身用のローションや軟膏や白粉の製法を学んだ。
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前掲書から「職業能力の前生的基礎」より
人は前生(前世)で経験した職業体験が、現在の職業選択にも関連してるのだ、とする説です。(神秘的な話でもあるのですが)
転職ということを考えると、このことは現実的に納得できます。
「前の会社での経験」を「次の会社に生かす」という意味で
2つの人生(会社)を経験することと同じ考え方になりますよね☆
◆職業選択は時代に即して進化するもの
古代エジプトの神殿で学んだ職業が現代になると
ハリウッドスターの美容師になるという具合に
職業というのは
その時代に合わせて進化していくもののようです。
時代の流れを知り、その時代に合わせた職業選択をするのが
我々の運命を生かすことにもつながると思われます。
★★★☆☆tarebonのポイント解説
エジプト情勢は経済に大きな影響を与えます。
それは日本の会社にも影響を与えます。
特に経済変化に注意しておこう。
適性検査の対策で時事問題も勉強するのであれば
この機会にしっかりと国際情勢を学んでおこう。
かならず人生で役に立ちます。
☆☆★★★
古代「あなたはこういう仕事につけばよい」とアドバイスをした
神官や占い師や教師たちは
現代ではキャリアカウンセラーなのかもしれません
そんな想像をしながら更新する節分明けの今日です。
よい週末をお過ごしください