ハッピーバレンタイン
今日は特に銀行の看板が目につきました。
バレンタインから始まる恋が
生涯の恋に発展するかもしれません。
恋は情熱、でもその次に
冷静な観察力で現実の事も考えよう。
情熱と現実のバランス感覚こそ
大人の恋愛なのでしょう。
◆就活の面接アドバイス
分かりやすい面接の例えだな、と関心した話から紹介しますね。
※※※
A
あなたの好きなタレントさんは誰ですか?
B
●●さんです
A
じゃ、あなたは●●さんに対して「昔から好きだ、好きで、好きでたまらない、とにかく付き合ってください」と話したら、それで彼女が振り向いてくれると思います?
B
うーん、愛情の強さには自信あるし、とりあえずそれしか強みがないから。
A
そういうファンはとても多いから、彼女も困ってしまいませんか。人気企業だって●●さんと同じ。「好きだ好きだ」には慣れてるんですよ。
※※※
海老原嗣生「面接の10分前、1日前、1週間前にやること」
プレジデント社2010年より~
注)
原文は●●さんの部分にタレント名が入ってます。
海老原嗣生さんのアドバイスは
・面接は商取引という交渉なので、こちらの希望だけでは成立しない。
・まずこちら側が何ができるか、を伝えよ。
・そして話すことは事例ベースで具体性を持たせよ。
です。
◆お互いに都合があるもの
恋愛も就活も、相手があるものです。
自分の都合と相手の都合を考えよう。
先週JR京浜東北線に乗っていたら
車内の液晶パネル広告に流れていた
「韓国語のワンポイントレッスン」動画が目につきました。
時間
日本語では「じかん」
韓国語では「シガン」
期間
日本語では「きかん」
韓国語では「キガン」
と発音するという事を知りました。
同じ言葉でも発音が微妙に違うのですね。
それぞれ「時間と期間」に都合があるのです。
◆就活内定を焦る「時間と期間」
就活生としては
「早く内定を決めて、自分は安心したい」
採用担当者としては
「早く内定者を決めて、私は安心したい」
両方とも
就活の「時間と期間」を短縮したいと考えてますが
思いは自分の都合です。
たとえば
日本語と韓国語で
「時間と期間」は読み方が微妙に違うように
違うものだ、ということを理解しておくだけで
意思疎通もずいぶん違ってきますよね。
◆自分も相手も、つねに客観的に理解しておこう。
※※※
「いま自分はコンディションが悪い」とか、「今はスタミナがいつものようでない」ということを意識した上で空中戦にのぞめば、あんがいミスを起こさないですむ。
坂井のこの観察は正しいであろう。彼は出撃前に排便しておく必要さえ指摘しているくらい注意力がすぐれていた。
※※※
渡部昇一「宮本武蔵と坂井三郎」(ワック出版『歴史通』2011.3月号より)
大空のサムライで有名な撃墜王の坂井三郎は
他のベテランパイロットを観察して
『自分の体調を過信して出撃した場合』
もっとも未帰還(敵に撃墜される)であることを発見しました。
自分の身体を機械のようにメンテナンスしておくために
冷静な観察力で『自分の思い込み』を排除したということです。
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空中戦のような戦いにおいて
『冷静で客観的な観察力』
が撃墜王のベースにあったということを理解しよう。
自分の思い込みを排除して
客観的に自分や相手を理解するということは
就活でも恋愛でもポイントになるよ。
ハッピーバレンタイン
就活も恋愛も
お互いの『時間と期間』を大切に!
ではまた。