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東京23区職員応募倍率19.5倍◆公務員人気◆なぜ公務員か考えよ

2011-04-22 21:46:14 | 日記
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こんにちは。

大手企業と並んで人気の高い公務員への就職希望者が
増えてます。

統一地方選の後半戦で、区議・区長選挙を目前にした
東京23区の現状からいきましょう。就活ポインター



◆東京23区職員Ⅰ類の申込者数増加

※※※
2011年度の東京23区の職員Ⅰ類(大卒程度)の採用試験への申込者数が前年度比で4%増の計2万721人となった。

2万人を上回るのは初めてで、倍率は19.5倍。


東京都人事委員会事務局によると、都職員の採用試験への申込者数(大卒程度)も7%増の計9468人で、倍率は14.5倍。
※※※
日本経済新聞2011.4.22東京・首都圏経済面から



公務員人気の背景に「給与・待遇の安定」への魅力があることは明らかですが
そのこと事体は応募動機のひとつとして問題はないと思います。


ただし申込者の大半が「同じ動機」であるならば
高倍率を突破する「説得力ある動機」も必要になってきますね。



★★★
公務員面接で必ず聞かれることは

『なぜ民間企業ではなくて公務員を志望するのですか?』

(公務員試験のテキストにも標準解答例が書いてあります)

一番心掛けるポイントは何だろうか、考えてみよう
★★★



◆民間企業と役割分担をする公務員の仕事


公務員志望の学生で実際に多い
志望動機の解答パターンです。


1.『企業は営利追求なのに対して』

2.『地域社会への貢献をできるのは公務員だから』

3.『そこにやりがいを感じている』



さあ面接官の立場で、応募者をやりこめて(!)みよう



~~~
企業活動が無かったら、そもそも地域社会の経済発展なんてないぞ。
誰かがどこかで働かなきゃ、税金を収めることができないじゃないか。


みんなはどこで働くことが多いのだろうか。
一番多いのは会社で働くことじゃないか?

行政であるわれわれは
そういう会社が支える地域社会で

企業では負担が難しい無償サービスを
企業に代わってお手伝いするのだよ。

それが公務員のサービス業としての存在意義なのだ。
~~~


ここでのウィークポイントは
実は1.の提起なんだ。


公務員の志望動機で
企業の営利追求を全否定してはいけない。

なぜなら
公務員は『全体の奉仕者』なのだから!



◆何でもこなす『究極のサービス業』でもある公務員の現場



選挙シーズンになると期日前投票所や当日投票所で
区であれば区役所の職員たちが投票事務作業を行っています。


多くの職員は普段の業務が例えば土木建築であったり
戸籍管理であったり納税であったり
さまざまな行政サービスの仕事をこなしています。



例えば選挙の場合、休日の早朝6:00から深夜22:00くらいまで
投票所での事務作業が続きます。


そのような地道な仕事を黙々とこなす区役所職員の
気力や忍耐力がリアルに実感できるだろうか。


敬意をもって彼らの仕事ぶりを眺めてみよう。
志望動機は、あくまで真摯な動機であることがベストだよ。

★★★

東日本大震災では
市役所の防災無線で最後まで住民に
津波避難を呼びかけていた女性職員が
行方不明になりました。


その重い事実を知っていれば

公務員の仕事に就くということは
『最後まで逃げない覚悟』
を貫くものであるかもしれない。


単純な安定をもって『やりがい』と考えるか?

それとも民間企業以上に『最後まで逃げない覚悟』の
気力・忍耐力を必要とする厳しさに耐えられるか?

★★★

公務員志望の人たちも、応援していますね。


震災後のこれからは企業も公務員も
『志望動機の真摯さ』が今まで以上に
ポイントになると思うよ。



今週もお疲れ様でした。
では来週に☆
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